あらすじ
大正時代。帝都・東京の一画に、何故か人の目に留まることのない洋館・黒髭荘(くろひげそう)があった。そこは、小説家志望の書生・葛木信二郎を除く、すべての住人が妖怪という、不思議な館で…?今まで姿を見せなかった黒髭荘の大家さんに対面する信二郎だけど、大家さんもやっぱり妖怪?そして管理人を務める元気少女(正体は化け狸)の尋(ひろ)ちゃんに、ある日謎めいた手紙が届いたのをきっかけにして、大事件が起き…!?黒髭荘をめぐる様々な謎が明かされる、大正妖怪浪漫・第3集が登場!!
...続きを読む感情タグBEST3
泣いてしまった
一巻からこの三巻まで、どんどんストーリーに深みが増してきました。桜の話は泣けてしまった。それにしても黒髭荘の主の顔にのけぞった。たしかに髭面ではありますが(笑)。
匿名
「まる」の話が寂しくてかわいそう。
信二郎方向から見れば、無事尋ちゃんが戻ってきていつもの明るい黒ひげ荘になって
よかったんだけど、まるにすれば唯一の心の支えを奪われ再会できるも時が流れすぎていた
って気の毒すぎでしょ!
黒髭荘の主と操緒さんがいい
黒髭荘の主がやっと出てきました!色々知恵を持ってそうだけと、見た目が!
尋ちゃんの過去がわかったけど、尋ちゃんに対する愛情の強さ・深さが、信二郎より「まる」の方が上だと感じました。でも50年は長すぎた? 信二郎は尋ちゃんの事、本当にどの程度に思っているのでしょうか?
操緒さんも、最初登場してきた時は「きれいな大人の女性」って感じだったけど、だんだん素が出てきて面白キャラになり、いい感じです。
短話の話が続き、様々な妖が出て来ますが、この時期の日本での急激な開発による自然破壊により、動物たちが住みかを脅かされるという事が、各話の根底にあると思います。
最後に出てきたミイラの話、次巻に続くので気になります。
「まる」がかわいそうでかわいそうで、たとえ現実にはよくあることだとしても、出会うのが早すぎたっていうことだけで終わってほしくなかったです。
話は面白いです。
細かい話ですが、作品中に記載されているのは、狸の尻尾じゃなくて、アライグマの尻尾です。狩猟免許を取得する場合に、イラスト出てますので確認して欲しいです。まあ、お好みで。