あらすじ
大正時代…帝都・東京の一角に佇む洋館・黒髭荘。そこは小説家志望の書生・葛木信二郎を除く、すべての住人が妖怪という、奇妙な館だった!妖怪を手駒のように扱い、信二郎と対立する陰陽師・勘解由小路サマラ。再び信二郎の前に現れたサマラだったが、彼女には信二郎の兄・悌一郎と、意外な過去があった…。人と妖怪の間に、愛は成立するのか? 恋心が育むもの、失うものを描き出す大正妖怪浪漫譚、待望の第5集!!
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第二十五幕
冒頭は、悌一郎(真二郎の兄)と勘解由小路サマラ(姉)の過去のお話。
人間との共存の道を選ぶか、使役し(下僕扱いし?)て利用できれば利用し、ダメならば滅する。
ちょっと、「夏目友人帳」の夏目と、祓い屋の考え方の違いの様に感じられた。
サマラは迷いがある様に見えたけど、どうするのかなぁ。
で、後半ではカルマまで迷い始めている様子?
Posted by ブクログ
悌一郎とサマラの過去話。屏風先生とのっぺらさんの話。ヨシヱさんと鬼の話。尋ちゃんとカルマの話。橋姫の話、前編。
のっぺらさんの元気の良さが楽しかった!素直に楽しめる一本。
ヨシヱさんと鬼のエピソードは胸が切なくなりました。今巻の中で一番好きなお話。
カバーした表紙は尋ちゃんのテニスウェア今昔でした。