あらすじ
猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「檜原村に死体を埋めた」と突然告白。供述通り遺体は発見されたが、近傍から死亡時期の異なるもう一つの遺体が見つかったのだ。強盗事件の捜査を手伝った縁で現場に駆り出された追跡捜査係の西川は、取り調べを任される。だが、最初の自白以降、相澤は頑なに口を閉ざしてしまう。同係の沖田も旅先から急遽呼び戻されて捜査に加わるが……。村の奥底に埋もれかけた謎の真相を、彼らは掴むことができるのか。書き下ろし警察小説
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Posted by ブクログ
評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。供述通り遺体は発見されたが、近傍から死亡時期の異なるもう一つの遺体が見つかったのだ。強盗事件の捜査を手伝った縁で現場に駆り出された追跡捜査係の西川は、取り調べを任される。だが、最初の自白以降、相澤は頑なに口を閉ざしてしまう。同係の沖田も旅先から急遽呼び戻されて捜査に加わるが…。村の奥底に埋もれかけた謎の真相を、彼らは掴むことができるのか。書き下ろし警察小説
ここまで人をコントロールできる女性がいるのだろうか?
人の心の中にあるある種の怖い欲望をさらけ出した話だった。実現できないのが人間だろうけど。
Posted by ブクログ
次に直接続くのかな?という展開がちらほら。
一番古い遺体は誰が殺したものか分からないまま、というのは
モヤモヤすると同時にいずれ本シリーズや他のシリーズの中で出てくるのか?という期待につながる。
(本作でスッキリしたいのが本音だけど)
若いころなら納得いかない終わり方、と思っただろうが
この年になると「こういうこともあるか…」と思っちゃう。
響子さんの件も最後にもう一展開あるかと思っていたのだけれど。
Posted by ブクログ
2018/11/29
サイコパスだな。
謎を残したまま終わった。
気になる。
バディものなんだけどひねくれた感情ばかりを言葉にするので飽きる。
あいつには負けたくないとか。
わかったわかったって。
そんなこと言ってても信用してるんやんな。が過剰。
Posted by ブクログ
シリーズ第6作。よく知っている場所が舞台なだけに、イメージダウンにつながらないかと、心配になってしまった。動機をまったく理解できない犯人という場合もあるのですね。
Posted by ブクログ
人を埋めた事だけの告白
それ以上の情報が増えないことに苛々した
しっかり作中に入り込んで翻弄されて楽しめた
犯人は狂った妖艶な女
美しいかは描写されていないが、男性を惹き寄せて従者のように出来てしまう
4人、認めていないがもう1人を殺し
従者となった男性達によって埋めている
女によって墓場とされた山に
同じ場所に埋めるだけでも狂っているのに、最初の殺しは小学生の時
こんな人間いるんだと若干引いてしまった
沖田西川は今作もとても良いコンビ◎
Posted by ブクログ
このシリーズ…てっきり前作の「刑事の絆」で終わったのかと思っていたら、気づくとその後数冊出ていて驚いた(苦笑)。
さて本編……なんだか前半は冗長でなかなか物語にノリ切れなかった。
(ちょっと前まであんなに大好きだった堂場さんの文体…地の文=周囲の描写やちょっとした仕草の描写…が、何故だか最近ちょっぴり鼻につくようになってきていることも関係するかも。)
しかし、三浦美知の存在がクローズアップされ始めたあたりから、一気にグイッっと引き込まれた。やっぱりさすが、堂場さん♪トータルすればかなり面白く読み終えられて、安堵。
恐るべし魔性の女に、主人公二人ですら消耗し打ちひがしれていく様に、自分も背筋がうすら寒くなったかも。
★3つ、7ポイント半。
2020.02.21.古。
※「蒲田の事件」ってのが、シリーズの次作なのだろうな。
そして…その次の作品で、少女時代の三浦美知の事件と再び向き合う…という展開かしら?
「10年の空白」にも遺体は発生していそうな気もするし…
予想としては、、、
衝動的に女の子を殺してしまった美知の手助けをして遺体を埋めたのは、父親以外にありえなさそいだけれど……
さらに、両親の死にさえ何らかの関わりがあっても不思議ではなさそうだけれど…
プロの作家さんが描く絵図がそんな単純なわけはないだろうな(苦笑)。
「」