あらすじ
21世紀初頭、地球は異星からの客を迎えた。その来訪を機に、人類は自らがひとつの種であることを自覚し、地球統一への道を歩みはじめた。だが、銀河文明の一員となって高度なテクノロジーを無償供与される見返りは、適応能力にすぐれた子供たちを、戦士として提供することだった!? かくて、まず純真な子供たちの教官となる最優秀な人材が選別され、特別士官候補生として巨大ステーション〈アルケミス〉に集められたが……。
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硬派なSF読みたくて手に取った
手に取ってはみたけど、ちょっとイメージとは違った。面白いけど!
時々差し込まれる、ロボネタにくすりとさせられる。
様子見で1巻だけ買ってみて、面白かったので次巻を買おうとしたら、2~12巻買うより合本版の方がオトクだった。
1巻の内容が被ってしまったよ
Posted by ブクログ
地球人が受けてきた恩恵の代償を払うために、銀河文明評議会の兵隊として粛清者との戦いに赴くこととなった若者と子供たちの物語。
異星人の来訪により、マインドリセットを受けた人類は地球がひとつの種であることを自覚し、地球統一の道を歩み始めた。
異星人は銀河文明評議会の一員で、粛清者の攻撃に対抗するために地球人を教育し、戦いに出すことを目論んでいた。ほどなく子供達を育成する宇宙軍士官学校が作られた。教官、有坂の活躍で、地球は銀河文明評議会に認められ、貢献と共に階級を上げていく。
アバター、ロストゲイアー(難民種族)、ゲート、独立艦隊等、SF特有の世界展開で、非常に魅力的なストーリーです。
驚きのストーリーですね
面白いですよ。
10ページ読めばハマります。
面白いのは、インストラクターによるマインドリセットされた地球人が課された訓練の内容。これから先の展開は分かりませんが、次が出るまで何回も何回も読み直してます。
まだ読んでない方、絶対にお薦めです。
Posted by ブクログ
読みやすく、分かりやすく、面白い。かなり気に入った。是非続きも読みたい。
読みやすいとは文章のこと。ライトノベル作家だけあって、小難しくない。
分かりやすいとは、登場人物の気持ちのこと。あとがきで筆者が言っている通り「文章の見通しが良い」。「そこで何が起きたのか」「どうなったのか」「キャラクターの本音はどう考えていたのか」ということが、読者に向けて包み隠さず書かれている。ただし情景描写は及第点。長さ高さや重さ大きさを単位を使わずに主人公の感覚で説明しており、施設についてもざっくりとしたイメージで書かれている。ミリ単位の細かい説明書きがない点はとっつきやすいという意味では良いが、頭に入りにくい。
主人公の謙虚な姿勢も良い。エリートでなく、野心を燃やしているのでもなく、卑屈でもなく、あるがままで泰然としている。うん、ヤン・ウェンリーにタイプが似ているのかな。不安を口にしつつもできることはする、気張らないが手も抜かない。うんうん、いい仕事してるねw
ライトノベルというには地を固めており、ミリタリーSFと呼ぶにはやや軽い。「オーバーロード」という単語から「幼年期の終り」を、年少の少年少女を集めて軍隊として寄宿舎生活を送らせるという点から「エンダーのゲーム」を思い出した。士官としての苦労なら「銀河の荒鷲シーフォート」かなw彼ほどの頑固さはないけどw
ミリタリーSFなら一人はいる中国人が登場しないのがちょっと気になった。アニメネタが入るところは流石ライトノベル作家。ジャパンラブと言われて悪い気はしない。
筆者の他の作品にも手をつける予定。SFは当たり外れが大きいけど、当たった時は大きいから嬉しい!
Posted by ブクログ
急に宇宙もののSFが読みたくなって、本屋の棚に並んでいたのを購入。細かい設定まで語られているのに、ライトノベルとして書かれているので、さらっと読めた。2巻で構成されているが、前半のこの1巻だけでもおもしろい。すでに、後半の2巻は購入してあるので、そのうち続きを読もうと思う。
Posted by ブクログ
ミリタリーSFで久々の快作に出会った。この巻ではまだハードな展開ではないのでミリタリーSFを苦手としている人でも読みやすいと思われる。
Posted by ブクログ
面白い。知略で切り抜ける主人公に好感が持てることもさることながら、SFでも身体感覚をセンサーに置き換える描写など、想像をめぐらせるシーンが多いところがよかった。
全12巻は多いと思っていたが、意外とすぐに読めるかも。
Posted by ブクログ
面白い。
突然異星人がやってきて地球に様々なテクノロジーを提供してくれる。その変化の中で地球人は地球人である自覚を持ち統一されていく。異星人はインストラクターと呼ばれ文明を発展させる役割を担っていた。次に地球人を軍事的にも進化させるため、選抜者による軍事訓練が始まった。
マッチョではなくハードボイルドでもない軽いテイストのSFだが、感覚の訓練など描写が面白く描かれていて読みやすい。シリーズ第1巻なので人物紹介や物語背景など説明が多いが、敵の正体などまだまだ謎が多く次を読みたくなる。
Posted by ブクログ
鷹見一幸の久々の宇宙もの。なかなか楽しい (^^;;;
ファーストコンタクトから、いきなり階段を昇らされた人類…これも面白い。
参謀向きと言われる恵一くん。次は艦長だそうだけど、どうなるかな。そつなくこなしそうではあるが、試練もあるだろうなぁ。
ひとつ気になったのは、フローターコイルって反重力を発生させるけど、慣性はどうなるのだろうか。慣性も何とかできないと、危なっかしくて仕方がないと思うのだが…
Posted by ブクログ
会話文に不満・燃焼不足が残る本。
会話にけれんみが足りないので読んでいて燃えるものがない。
ストーリーや設定の作り込み具合は非常によいのですが。
Posted by ブクログ
哀しき占領地のにおいがする。
登場人物が疑問に思っていますが、異星人の目論みは、地球の文明を引き上げることによって、新たな戦力補充を考えているんでしょうね。
スイス傭兵の例出してますけど、こちらは外部からの圧力で、そうせざるを得ないところに哀しみ覚えます。
圧力が見えないところに、怖さがありますね。
まだ1巻読み終えたところなので、この考えは予想なのですが、そう邪推というかウラを読んでしまうぐらい、異星人の対応が親和的です。
2巻で、予想が覆されるといいのだけど。
Posted by ブクログ
最初の数ページが入り込めなくて難儀しましたが、主人公の性質がわかってくるにつれ楽しく読めました。
しかし謎はまだまだ始まったばかり過ぎてすがすがしいほどなんにもわからない。おおう。どこまでやるんだろうか。まあ2巻を買おうと思います。
Posted by ブクログ
鷹見さんのジュヴナイル宇宙SF小説。
予想より相当ライトだった。
わかりやすい、を通り越して余分に解説があると感じるのがちょっと微妙。
最初だからか、盛り上がりもそこまで無いし。でも、これは舞台設定を説明せざる負えないSFではしょうがないのかも。これから先どう展開していくかに期待。
Posted by ブクログ
高度な技術文化をもった異星人の啓示のようなものに感化され
国境のなくなった地球が舞台
地球軍に所属していた主人公がひょんなことから
異星人の召集によって宇宙に浮かぶ施設で
士官になるべく教育を受けることになった
まだ存在さえ知らない敵との戦いにそなえるために……
*
序盤なのでなんとも
好きな話ではある
主人公は頭脳派の軍人
突出した特徴を持たず、臨機応変な対応を得意とする
ゆえかわからないけど、いまいち個性がなくて
感情移入はしづらい
周囲のキャラクタも割と淡々と描かれていて
ライトノベル寄りではないかも
今後の展開に期待