あらすじ
スペースコロニー〈アルケミス〉内の無重力ドックに、白い巨大な円筒が浮かんでいた。先端部の直径50メートル、全長は300メートル。機動戦闘艇を20機搭載するこの宇宙戦艦は、一見するとガトリングガンの束ねられた砲身のように見える。有坂恵一を艦長とする40名の特別士官候補生は、これからこの艦に搭乗し訓練航海に旅立つのだ。だが、意気揚々と乗り組んだ彼らを待っていたのは、地獄のような試練の数々だった!
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Posted by ブクログ
訓練艦での戦闘描写に釘付け。
しかし本当に訓練なんだろうか?死亡判定されても、記憶を失って12時間後に復帰、っていうのは、出撃前にクローンが用意されていて死亡判定された人は本当に死んでるんだと思うけど…。自分もアロイスの不意打ちを警戒している。
Posted by ブクログ
いよいよ恵一たちが訓練艦に乗り込み実践体験を通じて経験を積む。
教官たちの巧妙な罠を見破っていく過程はミステリに通じるものがあり面白い。戦闘シーンも描写がしっかりと書き込まれておりリアル感がある。敵の正体も出てきてチョットずつ進んでいくのは読んでいて楽しい。
人物も感情移入しやすいキャラが多くいる。まだまだ続くようで嬉しい。
Posted by ブクログ
これはよいもの。はじめの方の練習戦艦アルテミスの案内は頭に入らなかったが、模擬戦闘に入ってからは楽しめた。知識としては知っているものの実践したことはない、そんな状態でぺーぺーの訓練生のみで難易度の高い課題に挑戦する。「幼年期の終わり」や「エンダーのゲーム」などのセルフパロディが楽しい。教訓が机上の空論や空想でなく、現代社会にも適用できそうなのが良い。使えるものはなんでも使う、ルールの厳格なスポーツをやっているわけじゃないのだ。次巻も読む。
Posted by ブクログ
なんでかモテモテなんですね。
訓練第一歩の失敗の仕方がえげつない。
そりゃあ、失敗するだろうと思ってはいたけど、まさかあのタイミングで突きつけられるとはね。
容赦ないわ。
2回目の失敗も、酷いタイミングです。
このタイミングで!?ってなもんです。
メガテンやってるみたい。
そういえば、「ロボ」が真Ⅳの「バロウズ」に思えて仕方ないです。
Posted by ブクログ
ライトノベルとは言い切れないけど、ひっかかることなく読める。ストーリーもおもしろい。宇宙船とかの設定が、説得力がある。異星人やドロイドが出てきて、べたべたな(どろどろな)人間関係が出てこないのが良いのかも知れない。
Posted by ブクログ
容赦ないねぇ>教導者
恵一が資料を積読したときにやばそうな気もしたが、あーゆーことになるとはね。
しかし、艦長の仕事が多すぎないか?権限委譲がうまくできてないだけだろうか…
至高者がなぜ地球人類をリフトアップしたのかについても徐々に明らかになってきてる。教導者たちのことも。
練習戦艦アルケミス。いいなぁ。上下左右がないところがいい。