あらすじ
地球防衛のための援助を得るため、ケイローンの首都惑星シュリシュクに到着した恵一たちを待っていたのは、“魂の試練”だった。同様の要請を携えこの星を訪れている他の28種族との3回の戦いの結果で、支援の優先順位が決まる! 最初の戦いはドローンを相手に戦う団体白兵戦。2回めは、選抜された兵士による機動戦闘艇を使った格闘戦(ドッグファイト)。3回めが、艦隊同士の機動戦であった。果たして恵一たちは、この試練に勝ち残れるか!?
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Posted by ブクログ
リーと和解するシーンがよかった。
成績優秀なら、重用するのは合理的判断だなあ。
粛清者襲来…きっと地球圏に決まってる。そうでなくとも、最前線に行くのは確定。がんばれ~。
Posted by ブクログ
いよいよ地球圏を出て宇宙へ。銀河の一員をめざす! というとってもスペオペ的な展開。
しかし、スペオペといってもスター・ウォーズのように多用な知的生物が評議会を構成しているのではないことがわかる。どちらかといえば、30年代のスペオペのように、異星人も全て人間型で、メンタリティも変わらない世界観。但しそれにはきちんと、納得のいく説明がされている。
この前提で、地球人が宇宙を二分する戦いに参加していく過程を描くというのが6巻以降の物語になるようだ。
まずはそのための「魂の試練」が描かれるのだが、主人公恵一が、文句の着けようがないほど徹底的に勝つ! と宣言するところ、それを全軍一致で実現するところが爽快で楽しい。
これはある意味「無理のない無双」の物語なんだよな~。
Posted by ブクログ
いよいよケイローンの試練が始まる。ケイイチ達は傾向と対策を練り、自分たちの能力を見せつけようとする。
ますますケイイチの能力が神懸かりぎみ。その様子はまさにヤンウェンリー。スペースオペラの軍師はどうしたってそうなる。じゃあラインハルトは?というといないのが残念。そろそろ悪役に魅力のあるキャラが欲しいところ。
Posted by ブクログ
またまたやってくれました有坂教官(中佐のほうがいいか?)
地球の評価は急上昇だけど、粛清者の進行も始まった。
地球ではシェルターの整備も進んでいるけど、なんか地球をそのまま持っていくとかするんじゃないだろうか。
Posted by ブクログ
ケイローンの援軍を受けるために試練に立ち向かう6巻。
機動戦闘艇パイロットのエミリー。彼女がどこまでもアスカ。惣流でも式波でもどっちでもいいけど、とにかくアスカでした。自分の力量だけを信じ、他人との間に壁を作るスタンス。振り回されているウィルとの関係は今後どうなってゆくのか。カップルになるフラグはありそうです。本家の方はなかなか幸せになれなかった人生なので、こちらの方には幸せになってほしいです。ウィルは恵一の後継者のような雰囲気がある。次世代を育成する役割か、恵一の部下として艦隊司令官になるのか。
他の種族との3回の戦いで、試練の結果は決まります。これは援軍を求めている種族が、自分たちは粛清者との戦いで使えるんだ有用ですよ、ということを示すための戦い。恵一はここで完勝を目指します。圧倒的に勝利して、どの種族よりも優先順位を高めようと画策。過去の試練の記録をアーカイブ化して娯楽化している、というケイローンへの反骨心もあって、そう考えます。
恵一にそんな熱情があったのか、と驚いてしまうほどの気合いの入りよう。こういうのは、バーツとかが率先して言い出すものだと思ってました。
その結果というと、やりすぎではないかという心配をしてしまうような完勝。これだと逆に有用さが危険分子のような扱いをされないかな、と思わないでもない。
まあ、そんな内輪揉めする暇もないほど、粛清者の信仰というものは人類種族にとって危険度が高いもの。いつ来るかわからない粛清者に備えている、のではなくて現在進行中な危機の前には、余計なことは考えていられないのでしょう。
完勝で見事にケイローンの援軍を確約した恵一たち。援軍だけでなく、地球の人類社会における立場まで変えてしまうという出来すぎな戦果。なにしろアロイスと同等の地位の種族になりました。
これは一気にランクアップということなんだけど、至高者の存在からすると、ケイローン傘下ということが、どれだけのランクなのかがいまいち分かりづらい。
物語当初は、アロイスが雲上の存在で、その上位にケイローンがして、さらにその上には、となると人類種族のピラミッドがまるで見えてこない。
粛清者も、人類種族の敵ということしかわからない。
なかなか情報が小出しで困ります。
Posted by ブクログ
積み過ぎて次の巻が出てしまったので慌てて読んだ。
安定して面白いことが予想できる本はついつい溜めてしまう…。
活躍!大躍進!でも敵が!?っていう、まあ言ってみれば毎度のパターンですがしかし面白い。
リーがとてもいいやつになっており、もうちょっととんがっててもいいんですよ!と思った。