あらすじ
世界各地で、スペースコロニー建設のための礎となる完全環境都市や、防衛の要である宇宙基地が急ピッチで建造されるなか、教育コロニー・アルケミスに設置された士官学校でも、有坂恵一をはじめとする教官の指導のもと、練習生が厳しい訓練を続けていた。ドローンを相手にした各個人の機動戦闘艇訓練、練習生総当たり戦、教場単位の集団戦闘訓練…そんなさなか、“教導者”は突然、訓練を前倒しにすると発表するが!?
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Posted by ブクログ
ケイイチたちは教官になり、生徒たちの指導か…展開が速い。また、粛清者がやってくるのも、すぐになりそうだ。
アニメ化した戦闘シーンが見たいな。
ヒューイとデューイ…『サイレントメビウス』のオマージュにニヤリ。
Posted by ブクログ
もう少し、各エピソードを深堀りしてもいいんじゃない?とは思うが、話の展開が早く面白い。いろいろと話しを広げ始めてけど、それをどうやって収束させて行くのかも楽しみである。
Posted by ブクログ
文句無く面白い。
訓練のペースが早められた。その裏には粛清者が攻めてくる情報があった。そして発見される偵察機。宇宙戦争が始まる。
どんどん引き込まれていくストーリー展開。今までがプロローグだとするとこの先はどうなっていくのか?サブタイトルが前哨である以上、もっと続きそうではあるが。
Posted by ブクログ
15歳の少年少女たちを指導するケイイチ。
失敗させて学ばせる手法で知識と経験を結びつける。
で、アロイスから提示される新たな情報と
急遽前倒しされる訓練。
そしてついに見つかった敵の斥候。
続きが気になるにゃー。
Posted by ブクログ
ついに来た
主人公たちは教官として後進の育成中。そのな状況下でついに敵がやってきた。壮大なスペースオペラが、今まさにはじまろうとしている。
長い長いプロローグだった。とうとう敵との遭遇。まだ、戦力になるかどうかもわからない中、戦いがはじまる。今回は、前哨編のラストだ。
楽しみだ。文句なしに、続きが楽しみだ。新しいヒーロー、ヒロインも増えたし、昔の撃墜王も無事舞台に帰ってきた。早く続きを読みたい!
Posted by ブクログ
訓練日程がどんどん繰り上げられていると思ったら、最後にタリホーですか。
まだまだ十分といえない状態なんだけどね。
リーが再登場。探査機のインターセプトは彼かな。恵一と再会はあるんだろうか。
Posted by ブクログ
割とサクッと練習生たちの代にスライドしたわー。
けど、士官学校内だけじゃなくて、一般人や軍以外の研究職など、細かなエピソードが積まれていくのがちょっと楽しい。地上と太陽系辺境が同列で扱われているのがいい感じ。
Posted by ブクログ
モラトリアムの終わりを告げる4巻。
最終章のヒトミの震えは地球人類共通のものになってしまうのか。
地球人類の原罪とも言えるような遠い遠い過去の接触で、優先殲滅目標に指定されてしまったことはもうどうしようもないことなので、現状打破するためにアロイスたちの指導のもと努力し続けるしかない。
理不尽だけどもやるしかない。
4巻最終章のモニカの言葉。
「自分の性的魅力を利用しない……これは、別に色仕掛けで男を操ることだけを言うんじゃないわ。女は弱いものだということを前面に押し出して、泣いたり倒れたりして、自分の利益を守ったりしないってのも含むのよ」
いいセリフだと思います。都合よく「〜だからこその弱さ」を言い募る輩は信用できません。老若男女問わず。その時点で強さになるし。
自分がそうされたくないことは、相手にもそうしない。
難しいけど、心がけるしかないです。
Posted by ブクログ
士官学校の一期生たちの訓練がいよいよ本格化し
ぼちぼち個性も出始めてきたところ
粛清者の情報が公開されたことによって、地球でもぼんやりと
来る日の戦いに向けて準備と、気運が高められていった
*
恵一たちの訓練がなくなってしまってやはり微妙に寂しい…
もっと、恵一の艦隊運用とか、ドタバタハプニング続きの実践訓練とか読んでいたかったなぁ
15歳の子どもたちがいっぱしの軍隊口調でやりとりをしているのも
ちょっと違和感だけど
でも昔の子どもはこんな感じだったのかなぁ…とか
いよいよ、地球全体が粛清者を想定に入れた戦闘準備へと移行していって
いやぁ…そろそろなのかぁと思っていたら
なんと!!!
まさに!!!
子どもたちの実戦訓練を見る限り、まだまだ不安…
というか一期生しかいない状態だけど人員的にどうなんだろう
足りるんだろうか
ドローンで補うのかな…
未熟な少年少女や大人を動員するよりは
ドローンのがよほど役には立つだろうけど
地球の防衛軍はほんとに役に立たないんだろうか
色々心配
感応端末使ってみたいなぁ
Posted by ブクログ
宇宙軍として訓練を受けて教官になって子どもたちがやってきて練習生として訓練して…そして敵がやってくる。
すごく展開が早くて急ごしらえ感が強いけど、〈教導者〉による指導ってのはそもそもそういうものなのだろう。
アリサカが「すごいやつ」タイプな主人公なだけに、ウィルの「普通の主人公」感がすごい。あ、いやもちろん秘めた才能は感じさせられますがその辺含めた上で。
自分の中でリーの株が上がった気がする4巻でした。