【感想・ネタバレ】宇宙軍士官学校―前哨―11のレビュー

あらすじ

ついに粛清者は、百発もの恒星反応弾を太陽系外周部空域に転移させてきた。だが同時に、この恒星反応弾による転移攻撃は、ケイローンをはじめとする銀河文明評議会の中堅種族の星系においても、いっせいに開始されていたのだ! かくて頼みのケイローンも、ごくわずかの先遣隊以外には、援軍を送る余裕などまったくなくなった。しかも粛清者は、追い討ちをかけるがごとく、一万隻を超える大艦隊を転移させてきた!

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Posted by ブクログ

11巻にて、ここまで続いてきた恵一無双が敗れます。
ケイローンの試練に完勝したあたりから、恵一率いる地球軍は作戦的には成功を収め続けてきました。それはやはり有坂恵一という個人の力量があったからこそ。

その恵一が戦死した戦場、そして太陽系はどんな結末を迎えるのか。

いや、ここへきて物語の中心人物が退場するとは思いもしなかった。アバターのシステムがあるとはいえ、まさかこのタイミングで。
もっと前段階で戦死して、それを糧に防衛作戦を完璧に行い勝利するという展開もあるのかな、と思っていたのだけど。

地球人類滅亡という物語になるのか?それとも、何か逆転の一手が打たれるのか。
太陽系防衛はどこへ転ぶのか?

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2023年01月25日

Posted by ブクログ

10巻で一区切りと書いてあったが普通に続いてた。
太陽系防衛戦も中盤戦に入る。ひたすら送り込まれる粛清者の軍隊。それに対して地球防衛軍は磨耗していく。
キャラクターやストーリーが魅力的なのは相変わらずで面白い。防衛戦といっても粛清者の軍に対してリアクションしか出来てないので、今後反撃が楽しみ。
銀河英雄伝説のように1巻毎の山場があると分かりやすいし記憶に残る。今回はある程度準備されていたが戦死はアバターがいる為に印象が薄い。地球防衛戦も次の巻くらいで決着して欲しい。

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2016年09月14日

Posted by ブクログ

粛清者の攻撃は続く。予想できない攻撃パターンと新兵器と尽きぬ兵力に押されていく銀河文明評議会側。地球以外の惑星にも攻撃が始まり援軍は少なくなる。そしてそしてついに太陽系防衛艦隊の中枢にも被害が。どうもこの先いい感じではなさそうですが、果たして太陽を守りぬけるのでしょうか。その先に待つものは。

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2016年08月11日

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