あらすじ
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!
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匿名
カラー版も読みましたが逆になんだか違和感があって、自分はモノクロ版のほうが見やすかったです。カラー版のほうが見やすい漫画もあるけど画力が神なので普通に読みやすいし、そのまま楽しみたい気持ちもある
匿名
4コマ漫画がある!!知らなかった!嬉しい〜
DEATH NOTEは本当に文句なしの面白さ。ライトもエルもどっちも好き。人も死神もキャラの魅力がすごい。
Posted by ブクログ
噂の「デスノート」を読んだ。死神やら「死のノート」やら、世界観が完全なゴシックファンタジーでありながら、物語の醍醐味は知識・ 情報・策略を駆使した知能戦。一歩間違えば読者から総スカンを食らうところを絶妙のバランスで進行させていくシナリオは見事。 とくに前半は話にぐいぐい引き込まれていき、読むのに疲れながらも先の展開が知りたくて仕方がないという状態になった。 漫画でここまで知的興奮を楽しめたのは 「カイジ」以来だが、 「カイジ」と違って(笑)絵もべらぼうに綺麗なのがいい。
もちろんこういう作品の宿命で、矛盾やおかしなところは盛りだくさん。でも完璧なシナリオを作るのは難しいし、 読者に個人的なりネットでなりいちいち突っ込む楽しみを与えていることを考えれば、まあ許せる範囲だろう。
さて、自分も大方の読者と同じく第2部はイマイチだった。登場人物(脇役)が急増し、 話はスケールが大きくなるというよりも大ざっぱになる一方、 第1部の中心人物だったミサやリュークがトリックスターにすらならないただのマスコットキャラと化す。そしてあの結末・・・。
あの結末についてはいろいろな意見があるだろうが、ほとんどの人の感想は「おお、こうきたか!」というものでなく、「まぁ、 こうするしかないよね」的なものだろう。 最後にニアが名探偵よろしく自分が如何にライトを上回ったかをとうとうと解説をしているころには、もうその内容などどうでもよく、 「はいはい分かりましたよ、結局あなたの勝ちなのね」と冷めながら読んでしまった。その後の展開も読んでる方としては「あらあら」 って感じできわめて淡々。
ほとんどの読者は、Lが好きでもニアやメロは好きじゃなかっただろう。Lに勝ったライトがぽっと出のニアなんかに負ける。 じゃあLはニアり下なのかよ!?そういう読者の声を感じていたから、わざわざ「二人ならLを超えられる」とニアに言わしめたのだろう。 かといってライトが負ける、少なくとも勝てないことは最初から分かっていることなので、やはりこういう結末しかなかったかもしれない。
自分だったらどういう結末にしたかを考えてみると、「ライトは知能戦としてはニアに勝つが、別の軸・・・ たとえば愛の力とか(笑)で誰かに敗れ、最後に自分は神などではなかったことを悟りながら命を落とす。」という結末にしただろうなあ。 なにせ『ベタ』好きですから(笑)。
この作品の評価でよく「ジャンプらしくない」というものを見るが、いやいや展開は十分にジャンプらしい。 こんな複雑な話がなぜ子供に人気なのだろうという声もあるが、なあに、 推理小説ファンはトリックや謎解きを真剣に考える人間ばかりじゃない。作品の知的な雰囲気や「なるほどね~」 という気分を味わえるだけでも楽しいもんだ。
ともあれ、作品としては十分楽しめる佳作なのは間違いない。絵が綺麗なので女性にもお奨めだ。 できればこういうレビューなぞ見ないで(笑)、最後までワクワクドキドキして読むのが一番だろう。
匿名
煽り耐性、たったの5か・・・
時代を作った傑作。
紙版どっかに失くしちゃったから電子版が買えて嬉しい。
ライトの煽り耐性クソ雑魚でわろす。
当時夢中で読んだのを覚えてます。
すごく頭を使い読むのに時間かかる漫画w
月は神の力を持つことである意味闇落ちみたいになってしまうけれど、共感できる部分も多々あるところが惹き込まれる要因の一つでもあると思う
Posted by ブクログ
評価・感想は 全12巻について。
前半の「月とLの息もつかせぬ激闘」「月が考えだした(綱渡り的な)作戦」が見事!
ラストが美しい。新しい宗教の始まりかも。「メシアの死」はすでにある。教えを伝える者がいてそれに結びつく権力があれば、いずれはメジャーな宗教になりそう。
ところで、月は、志の通り世界を変えることができたとして、その後に必ず訪れる自身の死の後については、どう考えていたのだろうか? 完璧主義者だし、考えていなかったはずはないと思うのだが。
後継者くらいしか思いつかないが、月が納得できるような者が現れるような気がしない。変革後の対策なしに月が死んだら、世界はめちゃくちゃに荒れるはず(汗
Posted by ブクログ
連載当時必死で読んだ。文句無しに面白い。
死神というちょっとファンタジーな世界と、
リアルな世界での犯罪とが交錯する。
突飛な設定でありながら
月の取る行動などが非常に緻密であり
リアルに感じられて嘘っぽさがなく、入り込めるところが素晴らしい。
1巻は導入部ということもあって、ただただワクワクして読める。
デス・ノートの基本ルールは簡単で、名前を書かれた者が死ぬ、
のだが、様々な細かいルールを、死神リュークから聞いたり
自分で試行錯誤しながら見つけていき
驚くような使い方をする月の発想が凄い。
悪人とは言え物凄い数の人が殺される話なのだが
本編中で月が言っているとおり、本音は"これ”だ。
法律では裁けない悪というのは世の中にたくさんいる。
それを断罪してくれる”正義の味方”が現れたなら。
自分もキラを崇拝してしまうかもしれない
と思わされる。
先が気になる作品
一話読むと続きが気になって仕方なくなる作品。絵も魅力的で、ストーリーも面白い。ただ、ライトの性格の歪みがこの作品の面白さでもあり、つまらなさでもある。
名作
ある日の授業中に窓の外をのぞいて暇そうにしていた十七歳の青年、夜神月(やがみらいと)は校舎の敷地内に何かが落ちているのを発見した。
放課後の下校時にそれを見つけた月。
黒いノートらしきそれを拾うと表紙にはDEATH NOTE と書かれている。
直訳すると死神のノートとなるそのデスノートには「このノートに名前を書かれた者は死ぬ」や「顔と名前が思い浮かぶ者しか殺せない」などくだらないことが英語で綴られていた。
人間は不幸の手紙から進化していないなとバカにしながらもそれを家に持ち帰ってきた月。
そして数日後高校から帰宅した彼は自分の部屋に奇妙なバケモノがいるのを発見してしまう。
そのバケモノは死神のリュークと名乗ったがその事実に月は驚かない。
なぜなら数日かけてノートを使いそれが本物のデスノートだということを実証したからだった。
街にいる死んでもいいような人間や極悪な凶悪犯罪者の名前を書きまくることでジョークグッズではないと理解したのだった。
そしてノートを使い犯罪者を地球上から消して真面目な人間だけの社会を作り新世界の神になると言いだしたのだ。
そんな彼にリュークはしばらく退屈は訪れないと月を観察することにしたのだった。
アニメ化、実写化などメディアミックス作品としての成功例である本作の最初を改めて読むと、初期の月は頭がいいとはいえごくありふれた青年という感じなのが今後の展開を考えると面白かった。