あらすじ
大統領を倒し、その野望を食い止めたジョニィ。だが、一瞬の隙を突かれ、何者かに遺体を奪われてしまった! 犯人を追う中、いよいよレースはFinal STAGEに突入する。レース、遺体争奪戦、そして世界の行方は――!?
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Dioとの激しいバトルも、ルーシー・スティールで決着がついたのは意外でした。ルーシーの態度が曖昧だったので謎のままで終わったので、遺体がどうなったか気になります。
Posted by ブクログ
再再読。
読むたびに評価上がるマンガです。
ツェッペリの血統は生き残れないのがこのシリーズとはいえ、ジャイロが死んだのは凄い悲しいね。
Posted by ブクログ
SBR全巻のレビュー。
壮大さが6部に負けずとも劣らずで、すべてがハッピーエンドに終わらないところがやっぱりジョジョらしさだと改めて思い知らされた…
そんなところが好きだ!
ジョニィがジャイロの死体をかついで船に乗った時に、タスクの「ニョホ」がすごいもう…もう…;;
ツェペリ一族が本当に短命すぎて、一部二部三部と合わせて読むのがオススメ。
Posted by ブクログ
パラレルワールドで馬のレースという意欲的な舞台設定、そのパラレルワールド(別次元)という前提がラスボス(大統領)の能力(次元間移動)を成立させている奥深さ、そして益々理解を超えるスタンドの面々には、面白いと感じる以上に、荒木先生の底無しのアイデアに畏敬の念を抱くばかりだ。クライマックスは5部や6部の「宇宙規模的」なスケールに比べると個人的には少し物足りなかったが、オールドファンをニヤリとさせる展開にはまた違った感動があった。
Posted by ブクログ
スティール・ボール・ラン最終巻です。
長かったジョニィ達の戦いが終わりました。
スタンド能力を持たないルーシーの活躍が光っていましたね。
THE WORLD持ちのディエゴは何と言うか…途中までは良かったのに最期の最期で詰めが甘いと言うか小物っぽいなーと思いました。
船出のシーンでさらりと足の不自由なジョニィが歩けるようになっていますが、これは「回転」の恩恵でしょうか?
レース結果は、なんだか意外なようなそうでもないような…。
当初有力候補だった人はみんなリタイアしてしまい、後半のストーリーにはほとんど関わらなかったポコロコが優勝。妥当…うん、妥当ですね。
ジョニィは失格になってしまったとはいえ、彼は「立ち上がる」ことができたのですから、これでいいんだと思います。
私の考える少年漫画的な大団円、―たとえばジョニィがディエゴを倒して優勝し、ジャイロの助けた少年が幸福な人生を送る― とはまた違う結末を迎えたスティール・ボール・ランですが、おのおのがベストを尽くし「これでいいんだ」と思える。ジョニィの後日談は不思議な余韻を持っていると思います。
Posted by ブクログ
再読
そうだった、ジョニィは勝てはしなかったけれど、手には入れたんだったなぁ。
ルーシーはしあわせになったんだろうか。なったんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
DIOの本体とルーシーの持ってきたDIOの首が合体したのは、1部のセルフオマージュ。
SBRではこれまで、自らのパロディを散々してきたのだから、これは読む前に想像できたはずなのに・・・くやしい。
荒木先生の描く絵はどんどん丁寧、綺麗に。
それとは相反する形でジョジョの奇妙な冒険史上最も”男くさい”ものだったのかもしれない。
そういう意味では、出番自体は少ないけれど印象的だったキャラクターのリンゴゥは象徴的な存在と言える。
主人公、ジョニィ・ジョースター。
試合には負けるし、勝負にも負ける。
だがしかし、これは「再生の物語」でした。
再生。マイナスからゼロへ。
Posted by ブクログ
再読時登録。SBRレースの結末に戦闘を絡めることで最後まで魅力を保っている。その上で、スピード感溢れる馬上の戦闘がSBRらしさがあってよかった。
戦闘の結末に納得が行かない人もいるだろうし、私も初読では大統領戦が良かっただけに少し物足りない印象を受けた。ただ、スティールの言うように「遺体がどちらを選ぶのか」、という観点から見てみると見方が少し変わった。戦闘ではなるほど勝利したかもしれないが、その後の結末は。何より遺体に選ばれたのはどちらでもなく、その資格があったのは。ロックしたあの人なんじゃないか。そういうことだと捉えた途端、この結末でも良かったと思う。
わざわざ作者コメントで「遺体」を手にする者は間違いなく「幸せ」になれる、と書かれていることからも遺体に注目して読むのも正しい気がする。ここで、最後ジョニィが持っているのも「遺体」といえば「遺体」だな、と思うとそういう示唆もあるのかもしれないと感じてしまう。深読みしすぎだろうか。
何にせよSBRの物語はコレで終わる。マイナスからゼロまで戻す、ジョニィが再び歩き出すための物語。作者の考え方が色濃く反映された精神的な話が多かったのが非常に魅力的な作品だと思う。是非色々な人に読んで自分のテーマとして考えて欲しい。