【感想・ネタバレ】吼えろペン 9のレビュー

あらすじ

巨大イベント「次世代東京おもちゃ・ホビー・キャラクター・フェスティバル」の会場で、『週刊リベンジ』連載陣16作家全員によるサイン会が行われることに。出版社側は、2時間で100枚の色紙をこなすため、絵が印刷された色紙にサインのみを書くように念を押すが、燃の隣りに座った富士鷹ジュビロは「絵を描いてこそのマンガ家ではないか?」と燃をたきつける。最初は応じる気のなかった燃も、「できないと思うならやるな」とまで言われては、もう引き下がれない。開始の声と同時に、2人は猛然と絵入りのサインを描き始めるのだった…

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Posted by ブクログ

炎尾の発するメッセージが熱い。熱すぎる。熱すぎて、胸がふるえた。島本和彦という作家は本当に血と汗と炎をつぎこんでマンガを描いているのだなあ。特に次のメッセージはマンガ家になりたい者に、何よりも力強く、夢と勇気を与えてくれる。
「プロというものはだ!!」
「絵がうまいからなれるもんでも……
話作りが面白いからなれるもんでもない!!」
「要は――」「なったもん勝ちだ!!」
「やればわかる!!」「やらなければ、」「一生わからん!!」
人間の、思い込む力というのは、それだけで大きなエネルギーになるのだ。
「マンガ加とは――」「自分が信じたウソを人に伝えていく仕事だ!」
「自分の信じているウソは――」「本当以上の真実だ!!」
あと、感情が昂ぶると衝動的にマンガをその場で描いてしまう青年の話や、吸収がよすぎて面白いアイデアをばんばん出してくれるようになった新人編集者の話などもおもしろかった。
もう、なんか、燃えている。すさまじく燃えている。

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2009年11月29日

Posted by ブクログ

元気の出るマンがは、大事です。
たとえそれが、空元気でも。

しかし、9巻目になると、ネタ的にキツそうだ。

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2010年03月07日

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