【感想・ネタバレ】吼えろペン 5のレビュー

あらすじ

燃にちょっと縁のあったラジオ番組「ジェミニプラネット」を通じて、マンガ家に憧れる小学生・森大樹くんが炎尾プロを訪ねてきた。大樹は、初めて見たプロの現場に驚いて、燃やアシスタントたちに次々と鋭い質問を投げかける。燃たちはなんとか詭弁を弄して、その質問をかわしていくが…!?

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Posted by ブクログ

巻を重ねるごとに疾走感が増し、読むと元気になれるマンガ。マンガってすばらしい!!

『おれたちはプロだ!!』
マンガ家になりたい少年が、ラジオ番組を介して炎尾の仕事場にやってくる。「自分にとって納得のいく仕事をやりとげる!!これがプロの姿勢ではないかな!?」だがしかし、“納得と妥協のせめぎあい”が現実のプロの姿。 締め切りという制限、ぎりぎりの極限の中で納得のいく作品を創りだそうとする熱意、意欲!それがプロの姿なのだ!!

『つかみそこねていた夢』
炎尾が過去に描いていたデタラメテニス漫画を読んでテニスを始めたというテニスプレイヤーから電話がかかってくる!準決勝を前に電話をかけてきた彼女に炎尾がしてやれることとは!?炎尾のテニス漫画のぶっちぎりっぷりに爆笑。格闘ギャグ漫画と揶揄されるテニプリを余裕で越えてます。笑

『アイドルが並ぶとき』
優勝したアイドルに言われた言葉でとろける、見開き2ページの炎尾のドアップが最高だった。マンガ家ってファンからのこういう言葉によわいんだなあホント!

『そしてアイデア出しは終わった』
寝ている間に潜在意識がアイデアを考えてくれているっていうの、人によって小人さんだったり妖精さんだったりするようですが、炎尾の場合はスーツにサングラスのフェアリーさん。炎尾のマンガのリアリティをぶちこわすネタを提供していたのは全てフェアリーの仕業だったのだ!私の“半身”は、睡眠時間ばかり提供して、あまり仕事はしてくれません。

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2009年11月09日

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