あらすじ
息のかかった忠長を将軍にすべく、次期将軍・家光と福島正則の謀殺を企む京極は、計画にとって邪魔者であるあずみに謀反の疑いをかけることで、その動きを牽制しようとする。一方、滞在する躑躅ヶ崎館内の不穏な空気から、福島の側近たちは自分たちが京極に陥れられたと気付き…
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Posted by ブクログ
最後の方はつまんなかったから最終巻は評価4だが、全体通すと最強。
小学生の頃から読んでて、これとともに青年期まで育った。
えぐいえぐい。
舞台は江戸時代開始10年前後
野伏せりが女性たちを犯して殺したり、拷問シーンあったり。
幕府の汚い陰謀があったり。
少女あずみが自分の正義に疑問をもちながら、それら悪人たちをぶったぎっていく。
リアル武将たちが出てきて面白い。加藤清正、徳川家、宮本武蔵、金地院崇伝、服部半蔵、柳生宗矩……
30巻くらいまでの伊達正宗編まではむちゃくちゃ面白い。
それ以降は敵も魅力無いし、パターン固定されたし。
新しい街へ行く→新たなる敵→仲良くなった村人・仲間が人質→その何人かは帰らぬ人に→許さん、ズバズバズバー!→悲しみを背負い去っていくあずみ→最初に戻る
敵のセリフも固定
敵A「へっへっへ、かわいい女じゃねえか」
知能系「見た眼が少女とはいえ油断するな。奴は一人で宿場町の浪人70名ほどを一度に切り伏せたことがあるとのことだ」
敵B「へっへっへ、そのくれえ俺達でもわけねえぜ」
ズバッ
敵達「ぐはっ馬鹿な!まさかこれほどの女がこの世に存在するとは~~」
Posted by ブクログ
ついに忠長を将軍にして権力を握ろうとする柳生・崇伝らの野望は実行に移される。京極が指揮する刺客が家光と福島正則がいる躑躅ヶ崎館に忍び寄る!あずみは二人を救い、事態を収拾できるか!?
あずみは、実在の人物は史実にあわせて亡くなったり、もしくは何かしらの形で辻褄を合わせるため、今回の陰謀も成功はないというのが予想できてしまっていたので、今回も無事に事無きをえたという感じでした。ただ、京極の最期は無残でした。
最終巻ということで、あずみは最後にどうなっていくのだろうと思っていたのですが、思ったよりシンプルに終わった感じでした。幕末編が始まっていますが、幕末編とはつながっているのかなあ。