【感想・ネタバレ】ツーリング・エクスプレス 11巻のレビュー

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とうとうディーンのルーツが

この巻でディーンの生い立ちが明かされましたがやはりドラマティックな展開で最後まで目が離せなかったです。
グレイン中佐による追究でディーンの生みの親、名付けの親、育ての親、それに母親、従兄弟の関係性が明らかになってかなり衝撃を受けました。
そうとは知らずに父親の死に目に会えたことに因縁を強く感じました。
そして少なくとも生みの親は善良な市民であったことに安心するのでした。

それにしてもグレイン中佐、死際まで鼻の利くサーカスの犬で、ツーリング通して硬派でカッコいい諜報部員でした。

マジャールの薔薇ではアリョーシャがディーンの幸せを願ってる気持ちにググッと…。
アルブレヒトはクリスと同じ血族でありながらひたすら繊細で不幸な美人で呆気ない結果に勿体無いとさえ思ってしまいました。

カーニバルではディーンの言葉にしないアリョーシャに対する優しさにシャルルじゃないけど嬉しく思ったり。

ダイヤモンドはシャルルからディーンへの気持ちが溢れていてそれに応えるディーンの二人にきゃーとなってしまった。
ディーンと一緒にいること=人殺しを受け入れなければいけないシャルルにディーンへの愛の硬さを感じました。

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2019年12月08日

Posted by ブクログ

少年マンガの恋愛は、キスしたら終わりだったり、結ばれたら終わりだったりします。
それが、いい悪いではなくて、そういう文法でかかれていて、ぼくらはそれに慣れています。

でも、結ばれた後、そこからどうなるというのが、少女マンガの文法のような気がする。
もちろん、そうでもない結婚して終了の少女マンガもたくさんあるんだけど……。

でも、男の恋愛に関する目線と、女の恋愛に関する目線と、ズレがあるとしたら、けっこうこのあたりかもしれないと思います。

結ばれた後も、どんどんストーリーが続いていく「ツーリング・エクスプレス」を読んで、そう思った。

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2013年07月29日

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