あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです。
ねずみのジョニーは、にぎやかな町で仲間とくらしています。ある日、田舎からやってきたティミーというねずみと出会いました。町の魅力を語るジョニーと、しずかな田舎を恋しがるティミー。おたがいの家を訪ねたあと、2ひきがたどり着いた結論とは?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ピーター・ラビットシリーズの絵本ですね。
シリーズの十三巻目です。
「まちねずみジョニーのおはなし」と言う題名になっていますが、いなかのねずみティミーとの、おはなしですね。
そう、イソップのお話のオマージュと言えます。
ですから、ビアトリクス・ポターは作品の始めに「あちらにいるイソップにささぐ」と記しています。
いなかのねずみティミーは あるとき やさいかごにはいって いましたが なんとそのまま 町までつれていかれました。
とほうにくれた ティミーですが つれていかれたお家で まちねずみジョニーと であいます。
さぁ~? これから ティミーとジョニーの ものがたりが はじまります。
イソップのお話と似ていますが、ビアトリクス・ポターはもう少し、二匹のねずみを擬人化して、個性豊かに物語を展開します。落ちはイソップと同じですね。そして何と言っても、ビアトリクス・ポターの絵の素晴らしさが、作品に品格をもたらします。
ピーター・ラビットシリーズの魅力はこうしたところにも有るようですね。