あらすじ
優秀な兄達の“おこぼれ”で女王即位が決まったレティーツィア。そのためレティは兄達と【とっても仲が悪く】なければならず、理解不能な兄妹仲に、レティの騎士・デュークはやきもきするばかり。そんなある日、呪いの魔法陣が王宮内に描かれる事件が発生! 次期女王たる自分への挑戦かと怒り狂うレティだが、浮かび上がった犯人像は――え? グイードお兄様!? 最強女王伝説、驚愕の第2弾!!
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Posted by ブクログ
今回は兄妹、というよりグイード中心の話だったかと。
兄妹がいちゃいちゃしてるところは好きですが、本気の恋愛になるとなんだか違うと思ったので、ほっとしました。
それからデュークが予想以上に強いことが判明。
ほかにもレティが知らなかったデュークの強さが。
あらためて惚れなおしますね。
レオンハルトもただの奇人変人に毒舌、だけでなく一応ちゃんと王子らしいこともできるし、意外?とシスコンであることも発覚。
レティに似ているせいか女顔であることを眼鏡でごまかしていたようです。
しかも伊達眼鏡。
しかし私としてはすごくおいしいキャラかなと。
レオンハルトには是非もっと出てほしい。
Posted by ブクログ
終盤まで事の成り行きがわからなくて、面白かった。本当は仲の良い兄弟なのに辛いなー
特にグイード。今回は神経すり減らして悩んでたんだろうなと可哀想になった。大人が仕出かしたことのツケを子供が支払わなくちゃいけないのは、なんだって気の毒。本人が真面目で優しい気性なので余計に。婚約者の彼女とのこれからのことは真剣に案じた。お互い憎からず思っていそうだから尚更、破局か仮面夫婦かの二択しかないなんて、切ないなぁ。グイードのことが勘違いや間違いならいいんだけど、さすがにそれはないんだろうし。悲しい。エリノアいい子なのに・・・野心に憑りつかれた大人ってのはこれだからダメだな・・・後の者に毒になることしかしないよ。
レティがこれからどうやって欲しいものを手に入れていくのか、手近な疑問としては二番目の騎士というのは誰のことなのか、これからも楽しみに追っていこうと思います。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
面白くて、
どんどんお話の世界感に引き込まれています。
今回はグイードお兄様がメインのお話。
兄妹本当は仲が良くて、
お互いのことを大事に思っていることが
分かる巻でした。
幼い頃にレティさんが
お兄様たちにしてもらっていたことを
レティさんにしてもらったと
レオンハルトさんがグイードさんに
話すシーンが好きで、
幼い頃のみんなの姿を思い浮かべて
うるうるしてしまいました。
仲が良いことを表に出してはならず、
対立しているように
振る舞わなければいけないのは
切ないなと思いました。
いつか兄妹みんなで
仲良く過ごせる日がきますように。
Posted by ブクログ
第2巻目。女王となるべく、着々と準備中・・・かと思いきやまだ二人目の騎士が決まってない・・・。
この巻はレティの二番目の兄であるグイードの秘密に焦点が当てられています。
レティと弟のレオンハルト、レティと長兄たるフリームヘルム、グイードと同腹のコルネリアなど、それぞれの兄弟、姉妹、兄妹、姉弟関係が描かれる一冊で、まぁレティの周りの王族紹介といった巻でしょうか。
派手さはないけど、そこそこ面白いです。
それぞれのキャラがしっかりしている。
イギリスの騎士制度、ドイツの騎士制度、名前など、無理に自分で一から世界観を作るのではなく、上手く既成の概念と組み合わせて作ってあるファンタジーで好感が持てます。
Posted by ブクログ
本当は仲がいいのに、背後にある侯爵家のせいで仲が悪いふりをしないといけないレティたち。そんな中、呪いの魔法陣事件が発生。最後まで犯人が誰だか分からず、犯人の目的やグイードの思惑も分からなかったので面白かったです。
相変わらず恋愛色は低めだけど、レティがかっこよすぎます。デュークもちょっともやもやしてるところはあるけど、騎士様だし。レティに結婚話が持ち上がったりしないと、気持ちは進まないのかな。
二人目の騎士も結局は不明なままで、次回持ち越しかぁ。デュークとは違って軽い感じの騎士がいいかなぁ。もっとデュークにもやもやして欲しいです(^^ゞ
3巻楽しみ。