【感想・ネタバレ】ジロンド派の興亡 小説フランス革命 10のレビュー

あらすじ

1792年。憲法が制定され立法議会も開かれたフランスだったが、さらなる凶作と物価の高騰に民衆はいまだ飢え、苦しんでいた。そんな中、失墜した王家の威信を取り戻したいルイ16世は、国民の不満を国外に向けるため他国との戦争を望むジロンド派の面々を起用し、開戦内閣を組織する。反戦を主張するロベスピエールの抵抗もむなしく、フランスはついに戦争を開始し――。歴史巨編、新章突入!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第二部の開始
この巻のフランスの状況は、現代の国際的な政治状況をそのまま写しているのではないかと思うくらい。

経済的困窮の打開を外国との戦争に求める国の指導者
国際的な政治状況を利用して、金儲けに走る投資家
富める者と貧しく困窮する者の格差が拡大し続ける社会

「フランス」を「国際社会」に置き換えて、過去に学ぶ時がきているのではないかと思う。

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2014年09月27日

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