あらすじ
根津権現にほど近い「鯖猫長屋」に、隻眼の盗賊「鯰の甚右衛門」が姿を現す。牢屋敷を出た甚右衛門は蘭方医になりすまし、再び仕事を始めるために必要な相棒を探していた。狙いは、長屋を“仕切る”猫サバの飼い主で、もとは独り働きの盗人だった画描きの拾楽だ。ところが、悪の道に引き戻されそうになっている主を横目で見つつも、サバは動かない。拾楽の運命は? そんな折、歌舞伎役者の卵が長屋に転がり込み、涼太の部屋には座敷童まで現れる。長屋の面々をも巻き込んだ怪事件に拾楽、そしてサバの大将は――。江戸を舞台にした謎解き&人情ばなし第九弾。文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
やっぱりサバはかっこいいですね♪
沢山の猫たちを引き連れて、猫VS座敷童子ww
迫力あるシーンですね
拾楽を悪の道に引きずり込もうとする
鯰の甚右衛門、やばいのに目をつけられた・・
今の所は長屋の皆んなから信頼されてるけど、
どう出てくるのかこれからです
今回は瀬津という、自分しか愛せない
ご都合主義の娘が登場
堺家をはじめ、長屋までかき回しました
自分は悪くないって思ってるんだろうな・・
Posted by ブクログ
座敷童が人について移動するとは。。。
人の執着が事件を起こすが、座敷童の執着は人を幸せにする?
盗賊「鯰の甚右衛門」の登場、この巻で拾楽との対決があると思いきや、まだまだ話は先まで続きそう。
新たな人物の登場で、話は先に進むだろうか?