【感想・ネタバレ】わが投資術 市場は誰に微笑むかのレビュー

本書は株への投資術の本格的な戦略本です。今度は株式市場予測で、戦争、地震やパンデミックなどから暴落などの予測と人口が減る、日本市場縮小や統合などからの今後の株式の予想をしています。とても分かりやすく説明されています。株は世界経済と市場を把握して長期的な視点が大切なのだと著者の文章から感じられまし。株式投資に大事なことはある意味人としての大切な部分や生き方などにブレない事がとても大事なのではないかとを思います。攻略本として読み物としても楽しく読む出来投資に必要な中期的長期的に考える銘柄など具体的に参考になる内容がたくさん書かれております。自分に合う銘柄や今後の投資内容など初心者も参考になる内容でとても楽しく読むことが出来ました。最後に個人的な感想としてはは株に対する考え方は物事に対する考え方を示唆していることがわかる内容の詰まったビジネス本だと思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

久々に衝撃を受けた一冊。かなり濃密な内容で1度読むだけでは物足りない。個人投資家は絶対読んだ方が良い

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

本書では、著者の経歴や運用しているヘッジファンドの運用状況、取引した個別銘柄等について、ユーモア(ブラックも含めてですが)たっぷりに説明がされています。
その明快な語り口から、著者の率直な考えがダイレクトに反映されているなと感じました。
逆に、ここまで業界の内情をダイレクトに書いてしまっていいのかと...続きを読む心配になるくらいです。

バリュー投資の項目も非常に参考となったのですが、ITバブルやリーマンショック、コロナショック等の時に著者がどう考え、どう動いたかが手に取るように分かり、非常に面白かったです。
なお、著者は、コロナショック真っ最中の時に、怒涛の買いを入れたようです。
自分には、とても真似ができないと思いました。

個人資産が800億円・・・
とても想像できない数字ですが、本書を読んでの一番の感想は、自分が勝てると踏んだのであれば、多少のリスクは背負ってでも勝負すべきであるということです。

本書は、私も含めて、日本の割安個別株で勝負している方にとって、非常に得るものが大きい良書です。

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Posted by ブクログ 2024年04月21日

今後の投資の日本におけるバイブルになるのではいだろうか?
一読の価値はある!
しかし難解で今まで投資をやってきた人でも理解に時間を要する事は承知の上で。まるで大学時代の経済の参考書籍を読んでいる感覚だった。

2005年に公表が最後となった長者番付で約100億円稼いだ伝説的ファンドの清原氏の投資の考...続きを読むえや今までの投資戦歴を学べる。
25年間で100万円が9300万円にる夢のようなK1ファンドについて知れる。

個人投資家ではなかなか真似は出来ないとは思うが、個別割安株を四季報やHPで見つけて買って高値で売るのは真似が出来そうだ。
これから日本は経営統合がすすみ、日本型ショーテッジ時代がくるのを見越して日本株を買い続けたい。

もし、読みにくい方には第9章これからの日本株市場を読んで欲しい、他は難解で専門的なファンドマネージャーへの内容に近く、個人投資家には参考程度にしかならないかと。

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Posted by ブクログ 2024年04月08日

力強い言葉により、一貫してブレない投資哲学を学ぶことができた。ベイズ確率など、一読では理解できないところもあり、折を見て再読していきたい。

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購入済み

経験者でも十分に役立ちます

2024年04月06日

経験と言っても、気に入った企業へ投資している程度ですが。
某ネット通販で売上1位と新聞広告にあり取り寄せました。
「どうして値上げして高くなったものに群がるんだろう」 清原氏のスタイルはその真逆、安く注目されていない銘柄を集めます。その方法は本書にて。
失敗談も赤裸々に語り、全く偉ぶってない書き方も...続きを読む好感が持てました。

#アツい #タメになる

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

タワー投資顧問の清原さんの本。普段投資をしている私は大型上場銘柄をs株nisaによる完全分散投資を行っているが、小型割安株は全くみていなかったが、確かにロングで利益をある程度出すならアリな気がした。逆に割安状態だから大して下がりもしないので。

また空売りによる分散投資の無意味や、ESG投資のバカら...続きを読むしさは前から思っていたため改めて勉強になった。また空売りは海外勢の空売り情報がそれほど大きいなら、日々の信用倍率なんてあてにならないと思う。

投資を実践している人はかなり色々な発見がある良い本のためオススメです。

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Posted by ブクログ 2024年03月23日

タワー投資顧問の清原さんの著書。
2005年の長者番付で1位になったときは、どんな方だろうといろいろ想像していましたが、その疑問の答えがわかったようで、よかったです。

投資哲学あり、ユーモアあり、金融業界に対する意見あり、で満足でした。

サウジで働くバングラディシュ人の運転手とのエピソード、バス...続きを読む停のおばあさんとのエピソードが印象的でした。清原さんの人柄が感じられました。

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

大変勉強になった一冊。
自分が持っていた “割安”銘柄を改めて清原氏が紹介している指標や目の付け所をベースに精査するなど、アクショナブルなものが多いと同時に、ぶっちゃけトークなどユーモアもありバランスの取れていて星五つ。長年領域で深掘りされた彼だからこそシンプルに本質的要素をまとめることができるのか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2024年04月30日

投資の新しい視点ももらえるし、仕事とはなにかを考えさせられた面白い本。おそらくこの一冊が唯一の著作になるのだろうが、それがとても惜しまれるくらいに面白い。

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Posted by ブクログ 2024年04月19日

難しいです。初心者向きではありません。
オススメされたので買ってみましたが、よほど今迄勉強してきた人には理解できる内容かと思いますが専門用語も多く難しかったです。
ただ、こんな人がいたんだなと知れた事、また内容を全部は理解出来ませんでしたが何回も読んで理解できるようになりたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2024年04月13日

感想
難しいけど面白い。
 個別株投資またやり始めよう。
Todo
・モーニングエクスプレスを見る。
・PERはBSシートも見る。

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Posted by ブクログ 2024年04月06日

全くこんなことができるわけじゃないんだけど、読書する本として、すごく面白ったし、勉強になりました。がんで声を失って、引退。だからこそ書けた本なのかな。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

20240330 わが投資術-市場は誰に微笑むか-
2024年3月1日 第1刷発行
2024年3月11日 第4刷り発行
著者:清原達郎

プロの投資家だが、プロの作家ではないので、全体を通して文章の勢いにムラがある。一方で、語り口がとても素直で、自分の言葉で語っている素朴感がある。体験から来る言葉は...続きを読む力強く、最後まで一気に読み切ってしまう。基本的には後半に向かって勢いづいていくが、結構勢いよく脱線もする印象。エッセンスを抽出してみると下記となる。

知名度低く時価総額も小さい、割安小型株への投資がいかに有用かをいいたい文章。その中でも成長性の高い、割安小型成長株が狙い目。
細かい議論は省いても、現在の日本の長期金利前提で、PER10倍以下は信じられないくらい割安で、仮に長期金利が3%まで上昇してもまだ割安。
BSで見るとネットキャッシュが豊富な企業で、ValluationとしてはPERが低く(時価総額が500億円以下)、さらにネットCFが黒字の会社に注目すればよい。買い付けてから3年くらいは保持するつもりで買い付けるのがよい。

小型株の定義:
大型株 時価総額3000億円以上
中型株 時価総額 500億円以上、3000億円未満
小型株 時価総額 500億円未満←これ

小型株投資のメリット:
1.割安株が多い
2.独自のリサーチがしやすい
3.機関投資家が持っていない
4.アナリストがカバーしていない

小型株評価において見るべきはネットキャッシュ
ネットキャッシュ=流動資産+投資有価証券x70%-負債
ネットキャッシュ比率=ネットキャッシュ/時価総額
=(流動資産+投資有価証券x70%-負債)/時価総額
ネットキャッシュ比率>1=会社が無料で買えるほど割安

時価総額20億円以上の条件でスクリーニングして、ネットキャッシュ比率で見て数値の高い順に注目していく

世界的な金融危機(リーマンショック等)の場合は、株式相場は長い間底練り状態になる。じっくり見定める時間がある。コロナショックの場合は大底は一瞬だった。

Valuationの階段の上がり方:
誰にレポートを書かれるかは、市場の注目度で異なる。
参加者が増える度に、会社の評価はあがってPERは切りあがる。

Step1:調査レポートなし←いかにここで買えるかが勝負
Step2:いちよし証券
Step3:SBI証券
Step4:大和証券・岡三証券
Step5:みずほ証券
Step6;野村証券・外資系証券

本当の大底で買う時の考え方:
明日地球が滅びると聞いたとき、ショートしても地球滅亡で終了。
ロングすれば、万一助かったときに株価は何倍にもなる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月25日

非常に読みやすい語り口の本なので実質2日程度で一気読みした。

昔の野村證券のえげつない営業方法などもサラッと触れられていておもしろいが、

本質はやはり「投資術」のところだろう。

ヘッジファンドのマネージャーなので、当然レベルの高いリサーチを行っているんだろうけれど、実質的な投資方法は割安な株を...続きを読む見つけてロングで保持して機会を待つ、というシンプルな方法である。しかし、言うは易く行うは難し。

また、ショートについては勝ち負けが激しくて、自らも認める失敗したショートの話も盛り込んであるのが面白い。やはりプロでもショートは大変リスキーな投資(投機)術なのだとわかる。

個人投資家で大きなリスクを取るべきでないような人が空売りなどの信用取引をするのはかなりリスキーな行為だということがわかる。最近もさくらインターネットの株を信用買いして多額の含み損を抱えていた人がツイッターで話題になっていたが、リスクが高い。

シンプルな投資法と書いたが、実際には泥臭く会社訪問などをおこなって時間をかけてリサーチした結果投資しているのだろうということが端々から伝わってくる文章である。

章立て構成は

1章はイントロ、3章が投資術といった感じで、4〜7章以降はファンドの自伝的な内容になっている。2〜3章で説明された投資術の具体例という形になっていて読みやすい。8章には素人向けにやってはいけない投資が説明され、最後に日本株がどうなっていくかの見立てが書いてある。

# 日本株について

印象に残ったのは、コロナのような大きな下げ相場では全力で買う、ということである。もし未曾有の危機が起きて、株価が大きく下がった場合、あり得るシナリオは、日本や世界が破滅するか、回復するかである。破滅するならどうせ死ぬので買おうが買うまいが関係ない。しかし、回復するならば、かならず高くなるので買いなのだ、という意見である。まぁ実際には現金をある程度確保して未曾有の危機をやり過ごす必要があるためオール・インはできないわけだが、たしかにそうだ、と思える考え方であった。実際に、コロナ危機直後に大きく相場が下げたときに買った人たちは今大きな含み益を得ているだろう。

ここからあり得る未曾有の危機は、

- 核戦争
- 東海・関東大震災
- COVID-19以上の大震災
- 地球温暖化の加速

などが挙げられるという。

実際には、暴落したときだけ買うことは難しい(いつ来るかはわからない)ので、常に市場を見ていて、暴落したとき「も」買うのがよいという。

日本株を取り巻く予想としては、

- 日本の実質GDP成長率は0
- 超高齢化+あまり外国人は増えず、労働人口は減り続ける
- インフレ率は0~2%。スパイラル的なインフレは起きない。
- 金利は上がらない。上がっても10年国債で2%、短期で1%
- 為替は円高が進む 120円/USD
- 米国の金利が低下、日本は変わらず
- 上場企業の収益成長率はインフレ率程度
- 増配・自社株買いは続く
- 新NISAで個人投資家増える。政府は株式市場にネガティブな政策が取りづらくなる。

問題は、内需の縮小。そのために、「消費者余剰を取りに行くビジネス」、価格差別化のビジネスに注目と述べていてる。

- 芸能や野球のファンクラブ
- ディズニーランドのプレミアアクセス
- お薬のタイミングで価格が変わる航空券
- 投げ銭ビジネス

また、海外進出は日本人の英語の下手さ(というか海外との文化的つながりの薄さ?)のために、日本企業だけでは難しいとする。いかに技術を持っている企業が海外進出を狙ったとしても、日本人のビジネスマンだけではできない。そのため企業統合が重要だと説く。

# 投資術について

投資術は、「割安小型成長株」投資であるという。

小型株が良い理由は

- 割安株が多い
- 独自のリサーチがしやすい
- 機関投資家が持っていない
- アナリストがカバーしていない

からである。

しかし、小型株が割安な理由は正当な理由があり、まずは流動性が低いからである。

他に

- 価格決定力がない(下請け)
- 参入障壁の低さ
- 優秀な人材がいない
- 二代目社長が馬鹿
- 世間の関心が低く、不祥事を起こしやすい
- TOBしにくい株主構成→経営者が堕落
- 粉飾決算のダメージが大きい
- 海外進出のリソースがない
- 相続のために安く抑えている
- オーナー社長の引退時に莫大な退職金

などがある。

しかし、そのため小型株には周りが安いせいでつられて安いものがあり、そういったものが狙い目であるという。

まともで自己資本比率の高い中小企業不動産株などは狙い目だという。

こういった割安小型成長株は、「バリュエーションのはしごを登る」

どこも注目していなかったのに、成長が始まるといちよし証券が目をつけてレポートを書き、その後注目する証券会社の格が上がっていく(SBI,大和・岡三、みずほ、野村證券・外資)。

買い手が、個人や小型株ヘッジファンドから、投信、日本株投信、海外小型株投信、一般HFなどにあがっていく。

PERは、当初5程度だったものが、20ぐらいまで徐々に上がっていくという

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

凄い運用率を誇るファンドでも、非常に大きな失敗を沢山経験し都度、軌道修正していた事を知れただけでも大きい。それと、個人投資家は得られる情報量が限られているため勝つのは難しい。特に、本書で推奨している銘柄選び投資法は当たり前と思うが、成功の本質とセオリーはやはりとてもシンプルだった。あと、銘柄の分析は...続きを読む細かくやる事も大事であるが、経営者の人格や能力を見た上で最終判断する点は、私の考えと重なり自信に繋がった。また、間をあけた後に読み返したい。また、違ったヒントやポイントを積極的に拾いにいきたい。

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Posted by ブクログ 2024年03月05日

読む人(投資家)の経験によって、捉え方が違う本だと思う。投資家としての経験をより積んだら読み返したい。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

投資術という点では物足りないかも。投資メンタルについて興味を持っていたが、殆ど記載はなかった。また巻末解説者(執筆を持ちかけた記者)が率直に書いてるように、かなり読みづらくアンバランスさが目立つ。語尾にねえを多用するので非常に違和感。これから執筆をライフワークにされるとのことなので第二弾に期待したい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

他の方も書いていましたが、文章としては少し読みにくい。

また単語の説明などもすっ飛ばしていますので、割と投資の中級者向けですね。

僕自身はまだ始めたばかりで、かつ社会人1年目でそこまで資金もないので、ぼちぼちNISAで積み立てて、余ったお金で投資しとこうと思っています。

小型の割安の投資に関し...続きを読むては非常に面白かったので、また読み直そうと思います。

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