あらすじ
幸せの名をもつ少女が自らの意志で、運命を、切り拓く…。小松奈々と大崎ナナ…同じ名前を持つ2人の少女が繰り広げる、感動の恋のストーリー! 2人の「ナナ」、それぞれの幸せはどこにある…?
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「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」
正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!
冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!
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Posted by ブクログ
⭐︎4.5
21巻まで読んだ。未完結
久々に引っ張り出してきて読んだ。やっぱり名作。 最初読んだ時はとっちつかずでフラフラするハチに腹がたってナナが本当にかっこよく見えた。 でも、大人になって読み返すと、ハタチってそこまで大人じゃないし、ハチのどうしようもなく弱くてでも強かなところわかるな、とか目線変わってて面白かった。 いつどんな目線で読んでも面白いのが名作なんだと思う。続きが読めないのがつらすぎるけど…
名作
何回読んでもイイ!奈々の学生時代や蓮がブラストからトラネスに移りナナと別れてしまった切ない回。まだナナ奈々は出会ってない時。
匿名
何年かぶりに読み返した名作
学生の頃、夢中で読んでましたが、また改めて読んでみると、その当時とはまた違った印象を受けるし、奥深い作品だなと思います。学生の頃は、タクミはただ怖いだけのサディストに見えましたが、今読み返すと、良いところや可愛いとこもある良い男なんだなーと思いました。
匿名
最高の漫画
前半はまあよくある女性漫画で不倫したり浮気されたり大切な仲間が出来たりって感じで舐めてたけど後半は怒涛の展開がたんまりで言葉にならないほど面白い。一巻は平和だから読んでて楽しい。
匿名
これがでた頃は、ナナの話のほうが好きで、すごく憧れたな。レンの打ち明けるシーンと別れのシーンがすき。今読むと、ナナの葛藤の気持ちもわかるな。奈々の話は今読むほうがよかった!そーやったんや、って忘れてた事がいっぱい!
ナナは理想。奈々はリアル。
初めて読んだのは高校生の頃。恋があんまりよく分からず、やりたいことだけに熱中していた私には少し大人な漫画で。ナナの考えにばかり共感しててナナが好きで読んでいて、奈々にまったく共感できてなかった…というか好きになれなかった。でも大人になってから読むと奈々にすごく共感してた。あんなに奈々の行動理解できなかったのに。ナナはとてもキラキラ輝いてる眩しい女の子。理想の憧れの女の子。こんなふうに生きたい、でもこんな風にはなかなか生きれない。かっこいいの象徴のように描かれている一方で、奈々はたぶんどこにでもいる普通の女の子。ナナにはないあざとさも、恋に暴走してしまうとこも…全部わかるよ…って抱きしめてあげたくなる。奈々の方が今は胸打たれて泣けてくるのは、心の機微がきっとどこまでもリアルで生々しいから。生き方もポリシーも全てが正反対。だけどどちらも根っこは寂しがり屋な不器用でかわいい、魅力的な女の子二人の物語。
Posted by ブクログ
全員性格めんどくせーーーって思うけどそこが好き
ナナもハチも他のみんなも幸せになって欲しいな〜レンが死んじゃったの辛すぎてここからどう完結に持っていくんだろう?というか完結する?ヤスがメロい
Posted by ブクログ
奈々が本当にどうしようもない女の子で
でも悪い子ではなくて憎めなくて、周りには恵まれているのが
なかなかリアルだ。
親御さんがよく我儘を許しているなとは思うが、
片田舎で甘やかされて育っているパターンは女子だと割とあるかなという気がする。
ナナにしろ奈々にしろ田舎の閉塞感、なにもない感じには共感する。
同じ名前で同い年なのに正反対の性格の2人が出会い
物語が始まるのがわくわくする展開だ。
完結はしないのかな
当時ものすごいブームでテレビでも取り上げられていたし
映画化もされました。矢沢さんの描く洋服は本当にオシャレ。
Posted by ブクログ
21巻まで。
はじめのうちはハチの女の子的なワガママさに
こういう女の子いるよねー、って思ったり、
服とか持ち物とかオシャレだなーとか思ったり、
憧れの芸能人とデートかよ、羨ましいなーっていちいちどきどきして読んでたんだけど
後半ナナもハチもほんっとに救われないくらい暗い話が
続くようになってからは読むのがつらくなってきました。
NANA1
予想外でした。これが、人気の『NANA』かと、意気込んで読んでみたんですけどね、まさか、タイプの全然違うNANAちゃんがふたりも~!しかも、ベツノ話だし~?これは、オムニバス?にしては、続きが長そうな予感~♪
匿名
二人のNANA
小松奈々は地方に住む恋愛体質の女の子。
美術の先生や近所のレンタルビデオ屋の店員、バイト先の男の人や映画館で出会った既婚者の会社員など恋に始まり恋に終わる高校生活を送っていた奈々は親友の淳ちゃんとともに地元の美術学校に進学する。
そこで遠藤章司と高倉京助という男子に出会うが淳ちゃんと京助は東京の美大を受けるとのことで離ればなれになってしまいそうになるが……。
大崎ナナは蒸発した母親に代わり母方の祖母に育てられるという息苦しい日々を送っていた。
そんな彼女にとってバンド活動が生きがいで居場所だったがメンバーの一人で彼氏のレンがほかのバンドに引き抜かれメジャーデビューを果たすことになり……。
あらすじはなんとなく知っていたもののこういう導入だとは思わなかった。
Posted by ブクログ
ファッション・キャラ・台詞回し全てにセンスが光りキラキラしている。人間関係は複雑でかなり痛く…というか見ているのが辛くなる。ハチの妊娠にはドン引きしたのでは正直好きになれないんだけど…今の状況を見ればやっぱり幸せになって欲しいなと思う。皆幸薄すぎないか?この漫画のキャラクター。
Posted by ブクログ
この著者の漫画は小(中?)学生少女漫画連載誌『りぼん』からのお付き合いなので、自分の身に染みついちゃってる感があります。内容はというと今どきで環境や時代や人に流されがちで女の子っぽい『奈々』と、今どきの感覚に馴染みきれないでいる超個性的な男の子っぽい『ナナ』の、恋愛や日々も悩みを織りまぜた上京+成長(?)ストーリー。
著者も『虚構と現実感のバランス』コメントしていたように、この人の漫画はそのバランス感がすごく計算されているというか、なんというか広告的(?)!。広告を作る時って『嘘のイメージをいかに本物っぱく訴えるか』という手法をとったりするのだけど、著者のコメントはその感覚に近いかも。例えば料理のイメージ写真とかって、すごく美味しそうな写真を撮る為に、料理の写真をただ単純に撮るのではなく、光の加減を工夫したり、ぼかしをかけたり、人工的に『湯気』を出したり、『シズル感』を出すために薬品を塗ったり、実際にはありえないアングルを人工的に作ったりしている。実際にはありえない事をいっぱいしている。だけど、出来上がった写真はすごく『華やかなリアル』に見える。
“とっても華やかなのにリアル”“現実にはない展開なのにありえそう”なのがこの漫画の魅力かな?すっごい少女漫画的なキラキラメルヘンな要素もあり、昼メロみたいな展開もあり、人情漫画のようでもあり、細かい演出は自分の日常を切り取ったかのようなリアルさもあり。憧れもリアルも共感もとってもバランスよく計算されて展開されている。ただただ、すごいなあ〜。
2025未完の2000前後名作
主人公が総じてエモーショナルで、すぐセックスするから令和にしんどいかな
芸能が廃れていない時代、平成の夢物語が知れるので、良いですね
不倫
1巻の方が顔が大人っぽいなぁ。
特にハチはOLくらいの顔してるけど…
しかし高校生で不倫するような奴が何被害者ぶってんだよって言う…