【感想・ネタバレ】NANA―ナナ― 9のレビュー

「自分にとって一番大切なものはみんな違うんだから」

正反対の性格の小松奈々と大崎ナナ。同じ名前の少女が出会い、それぞれの幸せと向き合う。平成が舞台の本格青春ストーリー!

冒頭のセリフは、作中で最も心に響いた言葉です。カリスマバンドのボーカルを務めるナナと恋愛最優先な生活を送る奈々。性格も生活も全く異なる2人が、お互いのことを真剣に理解しようとする姿に心動かされます。現在私たちの生活では、SNSで周りの近況を知り、会いたい人には簡単に連絡を取れるのが当たり前。そんな時代を生きているからこそ、私は作中の2人の「接点が少なくても心の距離は近い」関係性が羨ましいと感じました。
読めば必ず『NANA』の世界観に引き込まれること、間違いなしです!

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Posted by ブクログ 2009年12月20日

ヤス、男前すぎ〜。
これをやられたシンは、たまんないけどねぇ。

高校時代の髪の毛がある彼にも、けっこうビックリしましたが。
でも、番外編も、けっこうおもしろかったです。

矢沢あい、おもしろいなぁ。
他の作品も、読んでみるべきかも。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

奈々の妊娠、タクミとの結婚の決意は、『ブラスト』『トラネス』双方に大きな波紋を呼ぶ。ナナは奈々が理解できず混乱する。『トラネス』側ではレイラが…!?

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

(1〜14巻について)
映画化、アニメ化がなされる有名な漫画。ジャンルはよくわかりません。ストーリーに対しては「秀逸」の一言でしょう。未来のヒロイン気持ちがたまに出てくるのですが、それを読むと本編がどんな内容であっても切なくなります。オススメの作品です!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

同じ名前の少女の夢と希望にあふれた上京物語「NANA」の第九巻。
実写映画化され、アニメ化が決定している作品です。
まったく違う環境で育った、同じ発音の違う字を書く二人の奈々とナナが、まったく性格が反対のようでお互いにひかれていくお話。そこにプラスしてそれぞれの恋愛模様が描かれてる作品です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

奈々とタクミの間に妊娠が発覚。ノブがかわいそうだわぁ。。特別編のナオキはトラネスの過去がわかっておもしろい!もちろん、レイラとヤスの恋愛も!!

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

元々シンちゃんは大好きだったんですけども、この巻前後あたりで更に熱・沸騰(*´∀`)
オマケ漫画のNAOKIも読みきりとは思えない充実度を感じます♪

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

ブアツスギ。(笑)

なんか7・8巻(別冊)が途中出たせいかインターバル短いせいもすんけど某「リアル」とかみたく長過ぎるよりある意味、マシ。(笑)

今回の巻でずっといつも巻末でハチが言ってたモノローグの意味がほぼワカル展開。

個人的にはノブ推しの関係もあってハチの決断(流されてるだけって気もすん...続きを読むけどね)には「オイオイ」って感もあるけど同じ女の立場で考えるとなんとなくワカル感も。

常に自分の中に満たされない何かを感じてるハチには全力で自分を愛してくれて幸せにしようとしてくれるノブじゃ駄目なのかもしれない、なんて思ったりもするかなぁ。

いずれにしてもこのハナシ、待ってるのはやっぱり悲劇っぽくて読んでてツライ部分もあるのですが最後まで見届けたいと思います。

ところでレイラの名前の由来が「いとしのレイラ」てのもベタですよね。(笑)

この作者はお洒落漫画家の筆頭みたく見られてるけどパンクとかよりややヤンキー寄りなのは「ご近所」の時代から明らかでタバコの銘柄に拘ったりやけにビビアンに拘ったりする辺り、ある種オヤジ感ありますよね。(爆笑)

まぁ徹底してお洒落感に拘ったマンガよりこーした矢沢あい先生的スタンスのがクールでお洒落って感じもするし好きですけどね。

巻末に読切り「NAOKI」。

ノブと並んでナオキも好きなキャラです。(笑)

ナオキには「本当はすべてが見えていながらあえてこーゆー立場を選んでいた」「本当は凄くイイ人」てな展開はせずにあくまで天然、何も見えてないバカ的キャラを貫いて欲しいですねぇ。(爆笑)

そーゆー意味でこの読切り、最高。(笑)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月29日

友達が隣の部屋にいるのに手を出してくるタクミは
本当にデリカシーが無いしモラハラ男なのだが
俺の怒りを鎮めろというのは確かにそうで
タクミの立場からしたらいじけて他の男と寝た挙げ句
こんなことになっているのは奈々なのだ。

レイラのことを考えている時にかかってきた電話に
なんでもする、と答えたら他の...続きを読む男の電話番号を教えて
という頼み事なシンちゃんもかなり切ない。
みんなの駆け込み寺になっているヤスもしんどいなと思う。
その度仕事を抜けてタクシーで帰って、なんてしていたら
仕事もまともに続けられない気がする。

2つともグラスが割れてしまったこと、
奈々からしたらナナがブチギレて割ったとしか思えないだろうし
ナナは割れたかどうかも覚えていない。
このすれ違い方もとても辛いものがある。
二人共相手のことが大事で、グラスも本当に大事に思っていることは同じなのに。
自分が割ったことを覚えていないから、グラスをひとつだけ買って謝ろうと考えているシーンも悲しくなる。

スタッフにまで怒鳴り散らすタクミは本当にモラ男なのだが
レイラを歌姫として大事に思っていても恋愛感情は無いし
だからずっと気づかないふりをしてきたというのは
それはそれで大変だっただろうとは思う。
トラネスにレンがいなかったら、タクミが諸々さらけ出せる相手はいなかったのではないだろうか。
『城』が大きくなったら窮屈になるジレンマ。

レイラの歌っていなければ価値がない、という台詞は苦しくなる。
レイラを我儘だという感想を言う人も結構見かけるが
確かに我儘に見えるのだろうがこれは自己肯定感が低いからこそで
レイラも相当可哀想な人だと思う。

ナナは奈々のことが大好きだけれど、
ノブへの信頼も本当に強くて、ノブを「頼りなくなんか無い」と言って泣くシーンもきゅんとする。
だからハチと仲直りできないというのは、わかる理屈だけれどやっぱり切ない。
友達なら真っ先に駆けつけて話を聞いてやれ、と言うのがノブなのだし
友達でいたかったのだからそうできていたらまだ良かったのに。

ヤスと川野さんの会話は良心のある大人同士という感じで
唯一と言っていいレベルで落ち着く。

何も事情をわかっていないからこその
リップサービスだとしても、味方だよというシンの言葉は嬉しい。
一瞬で奈々の事情だけでなくレイラのことまで
全てを察するところは流石だ。

別れの手紙ではなくラブレターだ、
会いに行ってやれヒーローとはそういうものだ
というレンの言葉が好き。
この先どうするかまでは考えないにしても
折角買ったグラスを持って謝りに行くくらいは
してもいいのにと思う。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

最近の少女漫画ってこんなに分厚いの…?(汗)と、若干のカルチャーショックを受けつつ。昔のりぼんコミックスってぺらぺらだったよねぇ?
それにしても「あの」タクミを選んで本当に大丈夫なのかなあ、幸せになれるのかなあ、とハチが心配でたまりません…。(いつも意味深なモノローグから察するに、未来はあまり幸せそ...続きを読むうには思えないもので…。)

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Posted by ブクログ 2020年07月15日

話しが急展開で、俄然ドラマチックになってきた。
それぞれの個性が明確で、キャラが立っているのが良い。
巻末の番外編が物語の背景に厚みを加えていて、かなり重層的な奥行きが出た気がする。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

再読。く、暗い…!登場人物の気持ちの流れ方が上手いよなあ。違和感ないものなあ。ヤスがいい男すぎる、ノブが苦労性すぎる。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

最近漫画読まなくなったけど、唯一読む作品です。
なんか映画化するみたいですね。矢沢あいもずいぶん売れましたねぇ。次の巻が出るのが楽しみです。映画もどうなるんでしょうか。

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