【感想・ネタバレ】JIN―仁― 3のレビュー

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mac

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・抗生物質のペニシリンは、初期のうちは注射製剤としてしか使えなかった。
経口投与しても、胃酸で分解されてしまうからである。
内服薬ができたのは、化学合成技術が開発された1959年以降のこと。

・ペニシリンの作り方その1:①青カビをたくさん収集
②それを液体培地(米のとぎ汁と芋の煮汁を混ぜたもの)で培養
③1週間後、その培養液を、綿を詰めた漏斗で濾過→それに菜種油を加えて攪拌
④上澄み(精製培養液)を取り出す=不溶性物質および脂溶性物質の除去
⑤炭を細かく砕く→それを精製培養液に加えて攪拌→炭にペニシリンが吸着する(バッチ法)
⑥このペニシリンが吸着した活性炭を、カラム容器(陶器製)に詰める→
下の口には、綿の入ったフィルタを取り付ける。溶出速度の調整
⑦蒸留水を通す→酸性水(酢)で洗浄→ペニシリンは酸性物質のため、溶けださない
⑧アルカリの水(海草の煮出し液)を通す→分画(一定量ずつ取る作業)→
ペニシリンがある分画部分に濃縮して、滲出されていく=カラムクロマトグラフィー
⑨寒天培地でブドウ球菌(患者の化膿した膿から採取)を培養→
薬剤感受性テスト(分画した、それぞれのペニシリンの一部を入れる→
数日後、サンプルの周囲に菌が生えてこなければ、薬としての効果がある)
⑩このペニシリン濃度の高い滲出液を薬剤として使用する

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2022年09月30日

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いい

『医術』『歴史』に合わせて『ヒューマンドラマ』的な恋愛物語が多くなってきました。
なかなかにおもしろくて続きが気になるぜよ。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #タメになる

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2021年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初音を助けるにあたり借金をする仁先生。
きちんと証文を確認しなかったばかりに
ペニシリンを乗っ取られそうになるものの、
野風の機転と田之助のお蔭で事なきを得る。
瓦版を見て、先生のことが書いていないとむくれる咲さんが可愛い。

野風さんの折角のお膳立てがふいになるのが気の毒だが
彼女のお蔭で先生はこの時代で生きて死ぬことを決意した。
火事の時必死で尽くし、治療費ももらわなかったが
そこは土地を用意して仁友堂を建設してくれることで
礼に変える親分が男前。
「未来に残るような仕事をしたい」と歴史を変えるようなことを明確に願うようになったのも変化だ。

咲さんと野風さんの関係、如何にも女同士ならではだ。
身請けされる前に先生に触られたくて呼んだのかもしれない、
同席させたのはそれを隠す為なのか、見せつける為なのか
と考える咲さん。頭が良い彼女ならではの迷いだと思う。
結局咲さんを連れずに野風さんのところに向かう先生。
乳癌かもしれないが、この時代の技術では判定出来ない。
様子を見ようと流そうとするが、野風さんの念押しが入る。
癌ではないかもしれないが摘出するのか
しかしそれでは傷がついてしまう訳で
花魁としてやっていけなくなる。
身請けの話もご破産になりかねない。
仁先生のことだから、正直に話しそうな気がするが。

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2021年05月11日

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主人公はもともとは優秀な外科医だけれど、この江戸の時代では、外科治療よりペニシリン開発の方が大切なんだなって思いました。

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2023年08月17日

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