あらすじ
最強の敵を前に、追い詰められるエド。兄の危機を助けるため、アルは扉を開くことを決意する…!! 戦いの行方は!? そして、兄弟が辿り着いた答えとは…!? No.1ダークファンタジー堂々完結!!! 外伝「もうひとつの旅路の果て」も収録。
(C)2010 Hiromu Arakawa
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
☆完(全27巻)
〜序章〜
・母を生き返らせようとして体と手足をなくしたエルリック兄弟
・賢者の石を求め旅をする
・ホムンクルスが暗躍
・スカーにより右手を破壊される
・整備士ウィンリィのいる故郷へ戻り右手を治す
・ドクターマルコーと出会い賢者の石の正体は生きた人間と知る
〜ホムンクルス暗躍編〜
・第五研究所でホムンクルスに襲われる
・ヒューズ中佐が真実に気づき殺される
・師匠のイズミに相談へ
・アルがグリードに攫われる
・エドが救出しに行き大総統も出撃
・グリードは大総統に倒される
・大総統もホムンクルス
〜セントラル編〜
・シンからリンやメイがやってくる
・ヒューズ殺しの犯人にロス少尉が連行
・マスタングやシンが協力し逃す
・ラストエンヴィーグラトニーが襲撃
・マスタングがラストを倒す
〜三つ巴編〜
・エドとアルが錬成した人は母じゃなかった
・同時にアルは扉の向こう側で生存していることを確信
・真相を突き詰めるためスカーとホムンクルスを誘き出す
・リンの臣下のランファンが大総統にやられる
・グラトニーをリンと協働し捕まえる
・グラトニー暴走し暗闇空間にエドリンエンヴィーが閉じ込められる
・自身を錬成し直すことで脱出
・ホムンクルスの親玉お父様と出会う
・リンはグリードの賢者の石を埋め込まれる
・イシュヴァー殲滅線の回顧録
〜ブリッグズ北壁編〜
・アームストロング少将を頼りにブリッグズ北壁へ
・ホムンクルスのスロウスが地下から出てくる
・掘ってきた穴にはプライド
・キンブリーが北壁へ
・アームストロング少将が中央へ
・ホムンクルスの成り立ちはフラスコの中の小人
・クセルクセス人を使い奴隷だったヴァンホーエンハイムをもとにホムンクルスとなる
〜本決戦前〜
・エンヴィーをおびき寄せドクターマルコーが倒す
・それぞれ別行動し約束の日を待つ
・グリードはエドの仲間となる
・エドはホーエンハイムと合流
・東と北の合同演習で大総統の汽車を爆破させ行方不明に
・プライド急襲
・ホーエンハイムの協力でアルもろとも閉じ込める
・キンブリーが救出に来る
・マルコーとライオンのキメラの協力でキンブリーを倒す
〜最終決戦編〜
・東と北の軍で中央を制圧
・アームストロング少将と少佐でスロウスを倒す
・ほぼ制圧
・ブラッドレイ帰還
・フーとバッカニアでブラッドレイに重傷を負わせる
・金歯の医者が錬成陣を発動
・アルエドイズミホーエンハイムが父上のところへ
・マスタングも強制的に扉を開けさせ視力を失う
・日蝕に合わせ国土錬成陣を発動
・父上は神を取り込み国民のエネルギーで内に留める
・ホーエンハイムが日蝕の影で錬成陣を発動
・国民のエネルギーを肉体に戻す
・大総統はスカーによって倒される
・プライドはエドにより倒される
・父上の一撃でエドたちはほぼ壊滅
・エドの右上の機械鎧は破壊されアルも瀕死
・アルは自身の魂を扉の向こうに戻すことでエドの右腕を復活させる
・父上は神の力を維持できなくなり消滅
・エドは自身の真理の扉を犠牲にアルを連れ戻す
[総評]
これ何度見ても飽きさせない展開で一気に見たくなるやつ
匿名
最終巻
読み終わっちまった・・・。こんなにのめり込んだのは久しぶりです。喪失感がすごい。エドとアルがウィンリィと再会した時のウィンリィの横乳とてもよかったです。
読んでて楽しい
2週目!展開とかは王道っちゃ王道だけど、バトルの仕方がただ強いんじゃなくて錬金術っていう頭使った闘い方で、出てくるキャラクターがみんな賢くて楽しい
あと変に恋愛要素とか出てこなくて、サラッと終わった感じが個人的には好みでした😇
鋼の心
・自分の語彙力不足を嘆きます。とても感動的でした。ハッピーエンドに終わって本当に良かったです。これから彼らは旅に出てまた色々な困難に直面する事でしょう。しかし彼らならそれを乗り越えさらに強くなる事と思います。
それってまるで「鋼」みたいですけどそこも伏線だったりします!?
大人向け!ただのファンタジーじ
期待を裏切る面白さです。先が読めない!
絵が可愛いので、よくあるファンタジー物と思って読んだら、大人向けです。
国軍の策略、主人公兄弟の親と黒幕の繋がり、色んな伏線があとからどんどん繋がって、読み返して「あーそれそういうことか!」って納得。
クーデターや内乱、これ子供読んで分かるのかな?内容が濃いので大人が楽しめるファンタジーだと思います。
Posted by ブクログ
完結巻にして大団円。
ハガレンのキャラクターたちには、
笑顔がよく似合いますね。
荒川先生のストーリーメイキングは素晴らしい!
1巻から完結巻まで丁寧に紡がれており、
重厚なテーマを万人受けするようアレンジされています。
バトルシーンの描写がやや物足りないですが、
時間経過やメインテーマの描写がとても心地よいです。
子どもから大人まで読むことができる名作だと思います。
Posted by ブクログ
最終巻です。
最後は少年マンガらしく、仲間の力を借りながらエドが完勝します。ラストも清々しくハッピーエンドとなっています。久々に大人買いをした漫画でした。10冊くらいまとめて買って次が気になって一気読みする幸せったらないです。またこのような漫画に出会いたいな。出会えて良かったです。ありがとう。