あらすじ
それぞれの前に最強の敵が立ちはだかる!! 中央のスラム街ではアルがプライドとキンブリーに立ち向かう! 中央司令部では「不死の軍団」、さらに現れた最速のホムンクルス・スロウスに、アームストロング姉弟が激突する! そして中央深層部では、ついにマスタングが仇敵・エンヴィーと対峙する!!
(C)2009 Hiromu Arakawa
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
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匿名
色々物語が加速
マスタング大佐の復讐はある意味ではここで終わったかもしれん。しかしエドはあの年齢なのに敵であってもちゃんと理解して上げられるのは、さすが国家錬金術師だなって思う。
復讐の焔
・復讐のロイ・マスタング、良いっすね。今までで一番の見せ場では?同時に焔の錬金術がどれほど恐ろしいかも分かりました。
あれは無闇に広めるものではない…。
・エンヴィー、最後の彼はなんだか可哀想な気が。彼は人間に「嫉妬」と同時に「憧れ」も抱いていたのかもしれませんね。
Posted by ブクログ
初読。アームストロング姉弟はスロウスと交戦し、苦戦する。それぞれ骨折と脱臼をしているのに動揺するそぶりを微塵も見せないお二方かっこいい。経験がある私からするとすごすぎる。窮地に陥った時にも心のハンドルを手放さず、冷静に状況把握に努め自分の頭で考えて行動することが大切。
大佐とエドが合流する。2人が直接共闘するのはスカー戦以来か。待ち侘びた。そして大佐は親友の敵と対面する。怒りの焔が醜い嫉妬を焼き尽くそうとした刹那、立ちはだかる者たちがいて。
最後には師匠が登場。勿論来るだろうとは思っていたけれど、今まで主人公に関わってきた人物が決戦に向けて再登場する様はいつも熱い。
さりげなく残像を使うシャオメイはささやかな癒し。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
23巻目。
遂にエンヴィーが倒されます。
マスタング大佐のキレ具合が最高です。
失ったものの大きさのために焔が舞います。
それを止めるエドたち。一番好きなシーンです。
Posted by ブクログ
アルvsキンブリー、プライド。
ロイ、リザvsエンヴィー。
アームストロング姉弟vsスロウス。
マスタング組、北壁軍vs中央軍。
そして、ホーエンハイムvsお父様。
それぞれの戦い、それぞれの決着、熱いすなあ!
え、主役?どこ行った??
Posted by ブクログ
ついに、ロイがぶち切れてしまった。
ヒューズを殺した犯人がやっとわかって、怒りのまま、エンヴィーを殺そうとしてしまう。
つか、ロイって本当は強かったんですね。
普段、あんなに弱いそうなのに。ヘタレなのに!
エドもアルもあんなに苦労して倒せなかったエンヴィを一回目で、倒してしまった……orz
すげー。
やっぱり、強いんだ。
つか、室内なら無敵??(笑)
ホムンクルスって絶対に倒せない生き物なんだと思ってました。
にしても。
リザちゃん、格好良すぎて、涙が出そうです。
「二人きりの時はリザと呼ぶの」とか言ってるリザちゃん凄いwww
でも、「そーゆー関係」ではないんですね。もったいない。
まぁ、どっちかっていうと。
ロイにリザちゃんはもったいないって感じだけど(ぁ)
でも、僕はリザロイ派ですわよ(ぇ)。
とりあえず、エンヴィ一人、かたがついてよかったです。
あんなにいっぱい、ホムンクルスがいたら、怖いもん。
にしても、いつの間に、ロイはそんなに人望を集めたんですか……?
どんな事情があるにしろ、皆、戻ってきて、よってたかってロイを止めてくれてよかったです。
本当に。
この先、どうなるのか、いよいよ終わりが近づいてきてますね。
クライマックスで面白い。
でも、鋼は。
登場人物が前向きだから、どんなに救いようがないような状況でも。
なんか、哀しすぎて泣きそうってことはないんだよね。