あらすじ
明らかになってくる、中央司令部とホムンクルスの関係。野心がせめぎ合う中央司令部。その地下で、ホムンクルスの「お父様」は始まりの夢を見る…。一方、キンブリー達の手から逃れるため、エドはブリッグズ兵達と一計を案じる。賢者の石を持つキンブリーを倒すことはできるのか!?
(C)2007 Hiromu Arakawa
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
ホーエンハイム
・ホーエンハイムが主人公のこの巻。ホムンクルスの成り立ち、「父」とホーエンハイムの関係性がよく分かります。彼は彼でしっかりと主人公的な動きしてますよね。
Posted by ブクログ
初読。大総統の破顔した様子を久々に見た。自分を恐れずに向かってくる人間が好きなのだろう。ここからアームストロング少将とブリッグズの兵たちの真の強さが発揮されるのだろう。期待を寄せる。
ホーエンハイムとフラスコの中の小人の、馴れ初めと決別。ホーエンハイムが自信を指して化物と言っていた理由が回想として語られる。そしてイズミに対してはまた別の形容をして自分であるとした。また、かつて東方に錬金術を持ち込んだ人物が誰なのかが確定的になる。一方でスカーの兄が記した研究書の解読にも成功。兄者もすごい。
エドが今までで一番の重傷を負い、自癒する。自分で自分に処置するとかBJかな。その後キンブリーの元部下に背負われ、失踪する。戻ってくるまで気長に待とう。おまけがいつもより少ないが、面白かったのでよし。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
平行するエピソードの並べ方が非常に見事。
複雑に展開するいくつもの舞台をスマートに同時進行で描いている。
リザとマスタングの食堂でのやりとりは好きなシーンのひとつ。
この巻で、ホーエンハイムの壮絶な過去も明かされる。
メイとマルコーとスカーそれぞれの知識で、
スカーの兄の書を読み解くのもさり気なく心に響くところ。
Posted by ブクログ
荒川弘の"鋼の錬金術師"第19巻。クセルクセスが一晩で滅亡した理由やお父様の誕生について描かれてます。きちんと伏線を回収して、読者に納得出来る形でストーリーを進めていくハガレンは素晴らしいです。こういう細かい作業をきちんと積み上げることによって、物語の世界観が強固になるんですよね。マスタングとホークアイの暗号での会話はすごいね。離れていても、本当にこの二人の絆は固く結ばれてるというのを再認識。オリヴィエのやることも男前すぎてちびりそうになりました。エドもアルも色々とピンチですが、どうなってしまうのか。
Posted by ブクログ
クセルクセス最期の日がやはり良かった。
お父様がなぜホーエンハイムと瓜二つなのかがはっきりする。
キンブリーの部下のキメラはいい連中ばかり揃ってて笑える。
Posted by ブクログ
若いときのホーエンハイムの話がはじまって、ずっとそれが続くのかと思っていましたが、けっこう小出しにあっさりと展開しました。
こっちの方が、上手で読みやすい気がする。
しかし、正体がこれだとすると……よく、子ども産めたなホーエンハイム。つくり自体は、人間と変わらないということか?
Posted by ブクログ
終結へ向けて近づいている感があるが、まだまだ二転三転転がっていきそうな勢い。コロコロコロコロ、サイコロのように。ようやく目が出たかと思えば次の目が出て、違う目が出たかと思えばまたその次の目が出る。コロコロコロコロ、次から次へと新しい目が飛び出してくる。ただサイコロと違うのは、出る目が予測不可能なところか?
Posted by ブクログ
萌えというベクトルでの熱は燻ってるけどずっと大好きな一作。エド頑張れ!!
この巻の注目はなんといってもホーエンハイムの過去!!ちょ、親父さん美少年!?
確かに若い頃の父はエドと似ている…でもエドより背が高…ゲフゲフwww