あらすじ
マース・ヒューズの死。セントラルに戻ったエド、アル、ウィンリィの3人は、期せずしてその訃報を知ることになる。そして、ヒューズ殺害の犯人として連行されたのは、あのマリア・ロス少尉だった!! バリー・ザ・チョッパーの手引きにより、脱獄するロス少尉。しかし、その先にはロイが待ち構えていた…。ロスの死に直面したエドたちは!?今まさにロイが、リンが、ホムンクルスと対峙する!
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
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Posted by ブクログ
エドとアルはセントラルでヒューズの死を知り、マリア・ロスが明らかな濡れ衣で逮捕される。逃亡するロイをマスタング大佐は容赦なく焼き尽くす。今までの部下思いのマスタング大佐からは考えられない行動であり、何か裏がありそう。最後のシーンでは、ホークアイの前にグラトニーに現れ大ピンチ。
匿名
いっきに加速
いろんなキャラがそれぞれの思惑で一気に動いて物語が加速し始めた巻でした。ホークアイ中尉がめっちゃタイプです。
Posted by ブクログ
ランファン、フーの名前判明。リンと共に付いてくる。
ジャンは、ラストに情報を聞き出され、アルたちは、ヒューズが殺害されたことをしる。マリア・ロスが、容疑者として逮捕され監獄に収容されてたところを、バリーとリンに助けられるが、帰り道に、ロイ・マスタングに炭化するまで燃やされる。
アームストロング少佐の表情がやばい。
そして、そのあとの家でのグレイシアさんが、男前すぎてやばい。
バリーを匿っているファルマンの家に、バリーの肉体が襲撃。ホークアイにグラトニーが襲撃。ランファンが、エンヴィーに複数の魂がいることに気がつく
Posted by ブクログ
発刊当時、終わり方が終わり方なだけに気が気ではなかった。
ロス少尉の件といい、大佐の釣りの相手といい
次回予告もまた不穏で、
どんどんと何か得体の知れない大きく恐ろしいものに
巻き込まれていく感じだった。
マスタング大佐に限って、と思いつつも
先が気になって仕方ない巻。
Posted by ブクログ
初読。娘の名前はランファンで、じいはフー。後々まで活躍することを期待する。
ロス少尉が気の毒だ。だがマスタング大佐が考えなしに少尉を焼殺したとも考えがたい。というかそう思いたくない。
兄弟とウィンリィはヒューズの死を知る。奥さんも含めて、その悲しみは如何許りだろう。それを堪えて背中を押してくれる奥さんは強い人だ。この作品には、戦闘力もそうだが、心が強い女性が多く登場する。その点でも素晴らしい。
ハボック少尉、まじか。女運がなさそうな人だとは思っていたけれど。人物たちがどんどん繋がってゆく様で楽しまされる。エドは少佐とリゼンブールへ向かい、大佐はチームで奴らと交戦。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
9巻目。
国家的な陰謀に徐々に巻き込まれていきます。
知恵を絞って対抗しますが、どこまで抵抗できるか。ハラハラした展開の中次巻に続きます。
次が楽しみです。