あらすじ
「おまえの秘密を知っている」。ある日メッセージを受け取ったアルは、それを送りつけた者の正体を探るため、単身、工場跡地へ乗り込む。そこで待っていたのは、人ならざる能力を持つナゾの集団。彼らの正体は、軍の研究機関によってヘビや犬と合成された《合成獣》(キメラ)だった! さらに、集団を率いるグリードは、みずからを《ホムンクルス》(人造人間)と告げ、不死に近い生命力を示す。弟の危機を知ったエドは!? ついに人知を超えた戦いの幕が切って落とされる!
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
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匿名
バトルシーンすごい
人間味深まるエピソードもいいけどバトルシーンも同じくらい凄くいい。闘い方もちゃんと考えられててすごく読むのが楽しい。
Posted by ブクログ
アルの誘拐からグリード登場。国家錬金術師の査定で、ブラッドレイ登場。そのままグリード襲撃で、圧倒的な戦闘力。アルが大苦戦したグリードを圧倒しブラッドレイの瞳にウロボロスの印がでて次巻へ
Posted by ブクログ
デビルズネストの面々が、初めはただの悪役かと思いきや
魅力的なキャラクターで良い。
バトルシーンがテンポもよく、迫力ある絵柄で
読んでいてどきどきする。
ブラッドレイの目についても明かされ、先が気になる巻。
カバーをめくった表紙のネタも相変わらず面白い。
Posted by ブクログ
初読。サングラスの男の名はグリード。不死を手に入れるべくアルを誘拐し、エドを根城に呼びよせる。アルの魂の秘密を吐かせようとするも交渉は決裂、戦闘になる。そしてエドの後をついてきた、大総統をはじめとする軍の部隊が突入し乱戦となる。大総統の左目にウロボロスと六芒星が。ということは…?ならば、同じであるはずのグリードとなぜ戦っているのだろうか。人が人と戦うように、立場のみが判断基準なのかもしれない。
兄さんが死んだことにされちゃったのは笑った。主人公は死んだことにされがちな気がする。ハボック少尉は不憫。いい女を見つけて幸せになって下さい。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
2018/3コミック4冊目(通算13冊目)。グリードたちとの接触、戦いが主な話の筋。ブラッドレイ大総統圧倒的な強さ。でもこの人にも何か秘密がありそうな予感。イズミがアルがさらわれたアジトに乗り込んだ時誰か聞かれ「主婦だぁ~!」という名乗りにはオーッと思った。次。