あらすじ
愛する母を亡くした喪失感から、幼き兄弟は錬金術による再生を試みようとする。それが「この世の理(ことわり)」を越える禁忌とも知らず…。2人の前に現れた錬金術師・イズミ。彼女の能力を目の当たりにした兄弟は、即座に弟子入りを申し込む。年端もいかぬ少年の願いに、イズミは1か月の試験を課して兄弟の才能を計ることに。その内容とは、「無人島で1か月間、錬金術を使わずに生き抜くこと」だった。そしてついに、『鋼の錬金術師』誕生の裏に隠された“あの日”の全容が明かされる!!
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
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匿名
7割回想かな
エルリックたちの過去が7割。そしてまた新しい展開へと突入。
クールなキャラもシリアス全開キャラも一人一人が人間味があって好き。
Posted by ブクログ
初読。兄弟と師匠の過去編、鋼の錬金術師が誕生する瞬間を見られる。兄弟は、一は全、全は一とはどういうことかを大まかに知る。錬金術とは何か、また錬金術師とは。理論だけでなく、タブーを介して触れることができるものがある。理論は現象の説明であり、タブーの中に真理への道がある?自分を指して「世界」や「真理」、また「おまえ」と呼んだあの存在を乗り越えられる時はエドに来るのだろうか?
マスタング大佐以下5名が中央に移動。ハボック少尉かわいそう。最後に強そうな人が初登場。
精神を鍛えるにはまず肉体からという考え、良いな。これからは私もそれをモットーの一つにして生活していきたい。
荒川弘先生、マンガばっかり読んでいてすみません。もっと勉強させてもらいます。先生の作品で。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
【内容】
・修行と人体錬成、国家錬金術師への勧誘
・大佐の中央行きと、将軍とのチェス
・逃げた側のキメラ・ホムンクルスたちが動き出す
守るべき約束
「けじめはつけるべき」という、
このような言葉は、
僕の人生を大きく変えることになりました。
それから、
師匠がナイフを投げるシーンは、
とってもビックリしました。
Posted by ブクログ
無人島での修行やイズミさんとの話などが好きな巻。
一は全、全は一。
自分だったらこの修行に音を上げてしまいそうだ。
国家錬金術師の試験のシーンも好き。
マスタング大佐の魅力が伝わるエピソードだ。
Posted by ブクログ
2018/3コミック3冊目(通算12冊目)。イズミの下で錬金術の修行をすることになったエドたち。その修行の内容が半端なく過酷なものだった。過酷な修行の中でエドたちは錬金術の真理を会得することが出来るのか?。その他にもホムンクルスのグリードが登場。次。