あらすじ
富士の樹海はファンタジーな異世界に続いてた!? そんな非常識な状況に放り込まれたのは高校ドロップアウトの加納慎一。ラノベ作家とエロゲー原画師を両親に持つサラブレッド級おたくの慎一だが、特別な力は無い。持つのは『萌え』の知識、見識だけ。その慎一に課せられた任務は『萌え』の伝道! というわけで何がなんだか分からないまま、ハーフエルフのメイドさんや美幼女皇帝と親交を深めていくと、今度はテロが!?
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Posted by ブクログ
異世界に「萌え」を売り込め!
というわけで,オタクのサラブレットなシンイチくん.
ドロップアウトな彼が就職した先はなんと異世界.
そこに「オタク文化を輸出しろ」ということで現地最高責任者に就任.
さて,なにをすればいいのやら?
という話.
面白かったよ.
まぁ,なんとなく黒いアレも見え隠れしてきて
今後も面白い展開が続くのか不安になったりするわけですけども.
Posted by ブクログ
メイドさんとお姫様に言葉を教えるのは可愛い。
異世界ファンタジー物としてみると描写がぬるくてかなり悶々とする。
主人公はピュアで夢見がちで端的に言えばバカなので
ちょっと気に入らない。 でもまぁ、高校?中退のオタクってこんなもんでしょ?と言われたら同意する。
それはまぁぎりぎり許すとして、
「これから娯楽”だけ”輸出するので学校作ってください」「やりましょう」ってなんだ。ピュア通り越してるだろ。アホか。
セットで自動小銃500丁がついてくるとか、そういう渡来人固有製品・技術を期待しての行動であれば分かる。そうじゃなくて「文化」そのものに価値を認めるってちょっとよく分からない。
異世界側も思惑があって・・みたいな説明があれば納得できる気はするけど、それは無くて純粋に「文化」自体に価値を認めちゃってるしなぁ。
反対もあのレベルだし。
この人たちはほんとに隣国と紛争続きの権威主義体制国家なのだろうか。
ついでに言えば、一番ヒステリックに反応しそうな「宗教」がまったく見当たらないのはちょいと不自然だな。
(これは俺がキリスト教に毒されすぎかもしれない)
後は魔法についての描写はもうちょっとあったほうがいいかな。
(ラストの戦闘と、中盤あたりの教練シーンぐらいだっけ?
あと指輪とランプ的な道具使ってる描写はあったかな。)
一般的な人は・教練を受けた人はどの位の事が出来るか、
どの程度の人がどのレベルの教練を受けているのか
最低限要求されてるレベルだとか、そういうの。
それからよくわからなかったところとしては、「自由・平等・博愛」とか個人主義とか平和主義とかその手の「ゲンダイテキ」な思想についての作品としてのスタンスかな。
これはまぁあんまり1巻だけでどうこうって話じゃないとは思うんだけど。
自衛隊周りも不思議な点がいくつか
・陸自のおねーさんはなんで一等陸士なの?
この手の仕事なら間違いなく尉官以上だと思うんだけど。
・謁見みたいな公的な場でWACと呼ばれるってありえるの?
・一個小隊が連絡つかない所にいるとか凄い。全員口止めできるつもりならさらに凄い