あらすじ
突如として日本と、富士の樹海の『穴』を通じて地続きになってしまった異世界の神聖エルダント帝国に、『萌え』を売り込む事になった、ただのオタク少年加納慎一。しかし、事態は彼や日本政府の思惑を遥かに超えて過激に進行。乾いた土地に水が染み込むように、オタク文化はエルダント帝国に根付いていってしまう。本当にこれは侵略か? 自分は侵略者なのか、と悩む慎一が取った逆転の作戦が、今度は『戦争』を呼び込んでしまう。
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Posted by ブクログ
中世ファンタジー的な異世界をオタク文化侵略!! なライトノベル第2巻。軋轢に端を発するゴタゴタのとりあえずの着地点。そして絵師獲得による新展開が楽しみで仕方ない。
Posted by ブクログ
じわじわと深まる面白さ。
しかし、二巻は通過点という印象で、新キャラもあまり活きてなかった。次巻の表紙を見る限り、活躍の場は次回にお預けみたいだが。
本作を読んでると、設定がいかに大事か、を痛感できる。
Posted by ブクログ
オタク文化で文化侵略ってアホか、みたいな話に対するアンサーだったけども、
官僚に対しても政治家に対しても悪意がある内容だなぁ、これ。
まあいいけど。
異世界における第三国を導入しようという努力は認める。ここは続刊に期待。
しかし、相変わらず、色々となんかぬるい。
「交易量に制限がある」という前提と、「相手国側の態度が硬化中」という状況からすると、輸入は厳しいのでは無いでしょうか……
あと、入口が一箇所しかないし、超自然的な監視法があるのも公知のはずなのに特殊部隊が潜入って、それはちょっと、相手を舐めすぎだと思います。
Posted by ブクログ
2 冊目にして、副題の内容がシビアに出てきましたね。
キャラクターで薄められているけれど、実質思想侵略の話ですから。
更に、最後にそっち方面に行くのかという、意外な展開もあります。
さすがの作家歴の長さってところでしょうな。
Posted by ブクログ
色々と穴のある話ではあるけど、キャラ萌えで成立する話ではあるしな。
獣娘とか。
あと、この状況で輸入は無理ではないかな?
昔の不平等条約状態になるのではないかと。
どうやってこれを回避するか、ある意味意地の悪い楽しみ
ではある。