【感想・ネタバレ】這いよれ!ニャル子さん 9のレビュー

あらすじ

「さあ、いつか想い出になる物語を激写しましょう!」 学校帰りのゲームセンター。真尋は成りゆきでニャル子とプリントシールを撮影する羽目に。「真尋さん、携帯電話は?」 「ん?あるけど」 「――隙ありゃあっ!」 ニャル子は電光石火で携帯電話を奪うと、二人で写ったシールをそこへ貼り付けた。真尋は慌てて剥がそうとするも、シールは剥がれない! ――あいかわらずのメチャクチャな邪神達との日々。色々思うことはあるものの、それを日常として受け入れ始めている真尋であった。だがしかし、それが突如消え失せる事態になって……!? 宇宙邪神混沌コメディ第9巻! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

...続きを読む

クトゥルフ神話をベースにしつつ、あらゆるオタ系文化(?)のパロディをちりばめた本作。
この作品に好奇心を刺激され、「ラブクラフト」「特撮」「格闘マンガ」など、未知のジャンルへの扉を開いた人も少なくないのではないでしょうか。
まずはクトゥルフ神話の入門書として手にとってみてはいかがでしょう!?!?
本編の息もつかせぬドタバタ劇はニヤニヤしているうちに読了してしまう勢い。
何と言っても、一途に主人公・真尋(まひろ)にアタックするニャル子の可愛さが最大の見所です!
是非、元気よく這いよっていくニャル子をご堪能ください!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

突然消えてしまったニャル子たちを取り戻すべく、真尋が過去に行って解決するという話です。
過去では、真尋がヨグソトス先生になって、ニャル子たちを導いていくわけです。
結構最初の巻のほうで、名前の上がっていたニョグ太もようやく登場ですね。
毎度毎度のばかばかしいオチでは大いに笑えます。伏線回収関連がこの巻だけじゃなくて、他の巻にまで及ぶという。
個人的に一番にやりとしたのは現在ビックカメラの入ってるビルの話ですけどもね。地下2階に百均があるとか、量販店が数フロアとかその上にゲーセンとかとか。
小ネタがほんとに楽しくて良いです。炭酸ガスのレーザーをゲル・ドルバ照準に合わせるだの、殴られた時の悲鳴がガンダムAGEのMS関連とか。
もー、ほんと楽しいです。
イス香のボケっぷりも楽しいです。エンディング付近になってからようやく真尋が時間移動できることにびっくりしたり、そもそも格好がほぼドラえもんだったりとか。
ずーっと浸っていたい小説です。
…残念ながらパラグラフ14については存じておりませんで、あとから調べて理解したです。

0
2016年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニャル子の初恋物語。
突然ニャル子たちが消失し、誰もそのことを覚えていない。
そこにフィギュア=ヨグソトスの生体端末に憑依したイス香が現れ、原因を探り元に戻すため、真尋と過去へ跳ぶ。
幼いニャル子とクー子の仲を取り持ち、笹の葉ラプソディのように、幼いニャル子がヨグソトスと名乗った真尋に初恋をする。
結局、時間干渉をを受けない主人公体質を利用し、宇tubeで全宇宙遅延0の配信を目論んだニョグ太が犯人。

0
2012年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仮面ライダーメテオのネタが出てくるのは想定内でしたけども、Xラウンダーとか相変わらずのネタの仕込みっぷりにニヤニヤしながら読めました。内容的には、どこに伏線仕込んでいるか、と注意して読んでいたら、他の感からもってきているものもあり、何でもアリ感がさらに増した感じです。おかげで確かにノリは劇場版みたいな感じだったかも。そんな中でも、予想どおりながら綺麗に繋がる部分ありなニヤニヤ展開で、いつも以上に綺麗に収まっていたように思います。

0
2012年04月18日

「男性向けライトノベル」ランキング