【感想・ネタバレ】ベン・トー 11 サバの味噌煮弁当【極み】290円のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆5

大ヒット青春シリアスギャグアクション、ついにクライマックス!

槍水先輩がウィザードに振られてしまう現場を見てしまい、ぎこちない日々を送ることになるHP同好会。

そんな関係を見てこれまでのように傍観者でいてはいけない、大切な二人のために何かをしなければ・・・そう言ってウィザードに立ち向かっていく白粉がカッコ良すぎて泣いた(;_;)
あれで特殊性癖がなければ普通に良い子なんだがなぁ・・・w

原点に戻り、ただ半額弁当を喰らう楽しみを、みんなで夕餉を囲む温かい未来を求めて、退屈を覚えてしまう程の孤独で最強な魔導師に立ち向かうのは熱い!
各地の狼との争奪戦を通して、まるでみんなが一丸となって最強を打倒さんとしているような展開にも燃えた。
正に集大成と言える最終巻だったと思う。

ヒロイン争いも決着・・・まぁこれは妥当なところでしょうw自分は梗派でしたけどね!

後は短編集で終わりか・・・寂しい。

「魔導士は、あたしが倒します」
「……嫌です。僕は……捨てない」
「それで終わりじゃないだろう?カペルスウェイト」
「そして私を……笑わせてくれるか」

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2015年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 バカバカしいことに真面目に取り組む若者たちの青春群像劇。
 熱い半額弁当争奪戦と横道にそれまくりのSEGA話、その合間にちらほらと挟まるラブコメ風味と緩急のついた『ベン・トー』も、勢いに乗ったまま本編終結。
 いちばん面白いキャラは白粉花。自虐的で内向的でありながら、ホモ話に関してはアクティブすぎるほどアクティブでクリエイティブで、でもそれをぶつけられるのはリアル世界では佐藤しかおらず、そんなジキルとハイドのような二面性をもった彼女が、終盤戦のキーパースンとなります。虐められた過去から周囲の空気に敏感となりすぎた白粉が、自らの能力を開眼するシーンは感動的でした。

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2013年12月18日

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