【感想・ネタバレ】風の王国27 暁の歌のレビュー

あらすじ

ネパールでの事件を無事解決し、吐蕃(とばん)に戻った翠蘭(すいらん)は、懐かしい人たちとの再会を果たす。娘のイェルカは5歳になり、ラセルの婚約者のティマルーも城での生活を始めていた。病と闘うソンツェン・ガムポ、吐蕃軍の再編を目論むガル。そして朱嬰(しゅえい)からは嬉しい知らせが…!? 新たな未来に向けて走り出した翠蘭のゆく先は――。9年間にわたって読者を魅了しつづけた大河歴史ロマン、堂々の完結!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

予想通り、ラセルの即位で終わりましたね。
最後は少し駆け足気味に歴史の流れを追っただけ、という印象は拭えないけど。
それでも、コバルトという場で、あまり馴染みのないチベットを舞台にした女性の一代記というお話はとても素敵だったと思う。最終的にはレーベルに合わなくなってきたような気がしないでもなく、他の一般文庫レーベルであれば、もう少し突っ込んだラストの流れに持って行けたのかなーと思ってみたり。
リジムとの夢での対面は、唯一のコバルトらしさかな、と。

長いお話でしたが、読後感はとても良かった。

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2013年09月02日

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