【感想・ネタバレ】子育て飴 江戸菓子舗照月堂のレビュー

あらすじ

梅香る頃、照月堂では、これまで注文を受けて作っていた煉り切りを店頭でも売り出した。これも、幕府の有力者が贔屓にしてくれるようになったおかげと、主・久兵衛や番頭の太助は感謝しきりである。忙しくなった厨房では、弟弟子を迎えたなつめが饅頭作りに挑んでいた。そんなある日、ちょうど留守にしていた隠居の市兵衛を「旦那さん」と呼ぶ女が訪ねてきた。どうもちょっとわけありらしい。店の面々は、市兵衛とその女の仲を疑って困惑するが……。照月堂と、菓子職人をめざす娘なつめの物語、シリーズ第八作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ますます登場人物達、それぞれが成長しそれぞれの道を一生懸命歩いてゆく。

辰五郎は、氷川屋の親方として入る前に、なつめと三太を少しでも鍛えようと懸命に教えている。

そして久兵衛は新しい菓子を考え。

安吉も京都で全く新しい寒天菓子を創作するという現場にいた。

そんな時隠居した前の主人、市兵衛に女性の客が。

市兵衛の前の弟子でもあり親戚でもある琳太郎の妻、おそのだった。琳太郎は店の金を持ち逃げし、市兵衛は店を守るため大変な苦労をしたのであった。

照月堂の家族はみんな暖かかった。

今回はギュッと詰まった数々のエピソードが素敵な物語。

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2020年08月07日

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