あらすじ
どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために……?
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Posted by ブクログ
紫苑もネズミも大きな内側の変化があった巻。
自分の知らない紫苑にネズミは狼狽えます。
読者も一緒にネズミと狼狽え、そして紫苑にそのままでいてくれと物語の行く末を祈る。
紫苑はこのシリーズが終わるまで人でいられるのでしょうか。
一度読んだシリーズだけれど、早く先が読みたいです。
Posted by ブクログ
また大きくお話しが動いていく。
ドキドキわくわくしながら読み終わりました。
イヴとしてのネズミがたくさん出てきて、今後にもなにか影響があるのか?
気になります。
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再読。紫苑の異質さを感じ取るネズミ。そして、1巻で市長が特別にネズミを知っていたことからうかがえるネズミの特殊性。再読であるからこそ特別な意味を持って思える。
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シリーズ第4巻。
3巻で沙布が矯正施設に送られた!救出しなきゃ!となってて、4巻ではいよいよNO.6に殴り込みか?!となってたのですが、4巻のメインは準備・・・というか心構え?がメイン。終盤でとうとう人狩りが始まり、紫苑とネズミはNO.6の矯正施設へと移送される。
今回ネズミの調子が悪い・・・どうしちゃったのか。
あと、NO.6の中枢では殺人バチ孵化の人体実験が。えげつないなー。
人狩りの詳しいことは、次回ですね。
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動き出した紫苑たち。
ネズミの倒れた原因は何なのか?
イヌカシは、女の子?
冨良さんは、ハチの餌食になって、人攫いで捕まった人々も。
その中で、無事に紫苑とネズミは沙布を助けることはできる?
紫苑とネズミの関係も。
Posted by ブクログ
矯正施設がどれほど恐ろしい所なのかは仲間達の口ぶりからもひしひしと伝わっているはずなのに、それでも沙布を助けに行きたいと真っ直ぐに突き進む紫苑がとても輝いて見えます「人狩り」と称して無抵抗な人間をまるでゴミのように集めるNo.6のやり口にはおぞましさを感じました。
Posted by ブクログ
再読日不明。
2023年3月4日-6日に再々読。
・富良とのシーン、嫌いじゃないですねえ!!結構好き。
・これ、結果的に紫苑のやり方が富良には効いたけど、ネズミの拷問一歩手前の脅迫があったからこそだなと思う。最初から紫苑テイストで行っていたら絶対に答えてくれなかったと思うし、ネズミの方法はああだったし。
・抵抗したらどうなるかをわからせておいて優しくするの、意図してなかったとはいえおそろしいな。紫苑の人柄だったり(紫苑はまた人をたぶらかしている!)富良がNO.6内での紫苑のことを知っていたからというのもあるだろうけどね。悪い人ではなさそうだったから、すぐに死んでしまったのがなんだか惜しい。
・あと紫苑に対するネズミの気持ちがガラッと変わった巻だよな~。富良とのシーンなんか特に甘ったれの偽善者のおぼっちゃんが……って思ってたけど、終盤にはもうわからなくなってる。人狩りのこと、西ブロックの住人に知らせようって紫苑が言わなかった……ってぼんやり思ってしまっているし、それをイヌカシに話してる。イヌカシに話してることは別にいいのか。紫苑がネズミの弱点であることに気づいてて、イヌカシが気づいていることにネズミも気づいているから言えたことだなあ。
・ネズミ、自分が思ってるより紫苑に求めているものがでっかいんだよな。西ブロックに来て、真実を知って、紫苑が変わらないわけがないのに、変わってほしくないと思うことってめちゃくちゃエゴ。
・紫苑はすごく、自分のエゴに従って行動しているけど、ネズミもネズミなんだよ。少年のエゴとエゴがぶつかり合う話、NO.6は!!(こういうとこが好きなんですね)
・人を包み込むことはできても傷つけることはできない、破壊とも残虐とも冷血とも無縁の者、ってネズミ思ってたけど、もうこの時点で紫苑に対して盲目的にそういう善なるものを見てしまってるんだよな、ネズミ。あなたのことで激昂して力河に首を絞めんばかりに襲いかかった紫苑のこと忘れた??
・西ブロックに来てず~っと、頼りがいのある一枚上手の男として紫苑の前にいたネズミの幼さとか未熟さがこのあたりから描写されていくのすっごく好き。
Posted by ブクログ
No.6の内部情報を知るために、中央管理局のナンバー3に位置する富良を捕らえたネズミたち。
強制施設の内部構造と、近々「人狩り」が行われるという情報を得た二人は、沙布奪還の計画をたてる。
そんな中、ネズミの体に異変が!!
ページ数が少ないせいか、なかなか物語が進みませんw。
次巻はやっと強制施設内部に潜入!
物語がどう動いていくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
紫苑が西ブロックに来て、怒りなど激しい感情を知って、NO6にいた頃から変わったように、また紫苑の中で今まで表れてなかった部分が少しずつ出てきて、それが悪影響になるのかならないのかがネズミと一緒に恐怖を感じます。純粋であったが為に曲がっていったのかそれとももともと中にあったのか。人狩りで矯正施設へ連れていかれて沙布を奪還できるのかもはらはらします。
Posted by ブクログ
2025年新刊を読んで、2026年再読。
1~3巻まで再読箇所に感想を書いたけれど、それは本棚一覧時のコメントには非表示となる仕様なのだろうか??
10年前、当時は何が流行していただろう??
アニメ化もした本作だが、細やかな心情を描いているので、アニメでは読み取り切れなかった機微について確認しながら読み進める。
今回の作者後書きは亡くなった講談社児童局の山影好克氏について。
他の作品で編集者について書かれているのを去年読んだけれど、漫画も小説も写真集も、編集者が関わっているけれど、誰が関わっているか、読者には分からないのは何故だろう?音楽は編曲者が載るけれど。でも音響だとかはどうだろう?
音楽も本も、想像よりも多くの人が関わって、作品として世に送り出されているのだろう。
冒頭で登場した官僚の最期。市長よりも、白衣の男が黒幕??
一枚岩では無いようだけれど。
官僚の感性と想像力。、ひょっとしたら芸術家になれたのかも。
『西ブロックの闇は、もっと深く、美しい。深く、深く、その奥底に何かが潜んでいるような闇だった、怖くもあり、不気味でもあったけれど、惹かれていた。得体のわからぬものが住まわっていると否応なく感じてしまうことに、惹かれていた。』
イヌカシの性別について紫苑が気づきかけるシーン。イヌカシも、環境が違えば喜怒哀楽が可愛らしい素直な子に育つのではないだろうか。新刊では火藍と仲良しだったのが嬉しい。
『均一ではない部屋の暖かさは、機械で調節されたものより、ずっと心地よい。寒ければ毛布を纏い、ストーブ近くに寄り、暑くなれば離れ、上着を一枚脱ぐ。それだけのことだ。』
紫苑の感性が興味深い。
『紫苑の眼から感情が消えた。あれは愛を吐露した者の眼ではなく、的確に人の急所を突き、抉る者の眼だ。本人はおそらく気が付いていないのだろうが。
…太陽にしかなれない者。そうじゃなかったのか。そうじゃなかったとしたら…
得体が知れない。
…見失ったのではない。たぶん、最初から見えていなかったのだ。
…見据える視力を持ち合わせているという自覚もあった。なにに、眩まされた。
…紫苑、あんた、何者なんだ?』
こういった表現を、映像ではどう再現するのだろう??