あらすじ
大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に――
父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。誘拐か事故か!? 張り巡らされた罠はあまりに大胆不敵だった。
100万部突破の大人気シリーズ、大友鉄が新たなステージに!
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怪我の療養のため長野に里帰りしていた大友鉄。
その大友のもとを訪れるため、高速バスに乗った息子の優斗が突如行方不明となる。
幸い優斗は無事に見つかるが、実は、監禁・拉致だった事が判明して困惑する大友。
更に事件は、埼玉、長野両県警にまたがり、面倒な展開となっていく。
優斗の出番が多く、大友の父としての顔がいつもより鮮明に描かれていた様に思いますが、それでもエピソード1から順に読んできた者としては、更に刑事色が強い作品になってきたなと感じます。
捜査の展開にどんどん引き込まれてしまい、特に中盤からはあっという間に読み終えてしまいました。
ラストには、久しぶりに福原も登場して、捜査一課への復帰を改めて強く意識する大友。
いよいよシリーズも後半、親子関係も含め、どんな結末を迎えるのかとても楽しみです。
Posted by ブクログ
シングルファーザーの刑事大友哲のシリーズ4作目。
前作での怪我の療養中に一人息子が巻き込まれる事件。
管轄外の地域で起こった事件であり手出しは出来ないのだが、自身が目指す方向についての悩む中、息子との会話の中からやるべきことを見出だしていく。
毎作羨ましく感じる仲間たちのフォローも相変わらず素敵な感じ。
Posted by ブクログ
堂場作品の中で唯一ずっと読んでいるシリーズ。
今回は大友の切れ味がいまいちなのでなんだか歯がゆい感じ。それでもいつもと変わらずテンポよく読み進めていけたので十分に楽しめた。
Posted by ブクログ
優斗くんが行方不明に。
バスの横転事故。
バスジャック。
県を跨いで起こる事件に連携が上手くいかずもたもたするのは、まどろっこしく感じた。
父親の面・刑事の面どちらも不安定な描写が多く、周りと違うスピードで進む大友さん。
『これから』に気持ちが振り回されている。
事件解決へ・大友さんの心情
この2つが相まってスピード感が無い作品だった
Posted by ブクログ
前作の衝撃的ラストからどのように展開して、真相は?と期待しながら読んだが、どうやら別の作品で語られているらしい。ちょっと拍子抜けした このシリーズを読んでいると大友が色々な事件に関わる事を自分の中で良しとしているのか否かよく分からなくなってしまう。いっそ某ドラマの特命係にいる警部のように図々しくなってしまえば良いのに・・ ラストシーンの福原とのやりとりが今後の鍵を握るのかも知れない。再び独り立ちする大友に期待したいラストだった
Posted by ブクログ
2018/3/10
久しぶりに鉄のシリーズ。
相変わらずぐだぐだと考えてる鉄でウザ安心する。
他の人は知らんけどホントはこんなんよね。
うだうだ考えて勝手に落ち込んだり密かに自信満々やったり結構カッコ悪い。
リアルなんだと思う。
フィクションでスッキリしたい私には少々めんどくさいんだけどね。