あらすじ
話題沸騰のネットマンガが、ついに電子書籍化!
王族の長男で、巨人の両親を持ちながらも、自身は体が小さく、短剣すらまともに振れないほど非力な王子ボッジ。
しかも耳が聞こえず、言葉が話せないボッジは、周りからは次期王の器ではないと噂され、どこか空虚な毎日を過ごしていた。
しかし、ひょんなことから心が通じる「カゲ」という友達を得て、人生が輝き始める。
描き下ろしもたっぷり収録の第1巻!
次に来るマンガはこれ!
本作はマンガであるにもかかわらず、児童書のような世界観が新しいweb発のファンタジー漫画です。タイトルにもある通り、いくつかの国と統治している王様が存在する世界で、王様は「ランキング」付けされているという設定が新しい。
さらにこの漫画の魅力は、なんといっても主人公である第一王子のボッジです。ボッジは口がきけない、非力、と(次期)王様らしくないのです。しかし、王様になりたい、強くなりたいという信念だけは人一倍あり、純粋な心を持った心優しい性格で、強さを求める家臣や民衆には嫌われますが、世間では疎まれ、嫌われている存在をも惹きつけ、彼を慕う仲間が増えていく、というお話。
途中、とある理由によって、非力や口がきけない原因が判明しますが、非力な主人公はどうやって成長していくのか?果たして王様になれるのか?ランキングの謎とは?続きが気になること間違いありません。
他のキャラクターも魅力的で、ボッジを慕うカゲとの友情に毎回心動かされ涙してしまうことも。
感情タグBEST3
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祝アニメ化
国の発展具合や人口、高名な騎士をどれだけ連れているかで格付けされる王様ランキング。
その第七位の王を父親に持つボッス王国王子の少年ボッジが主人公。
生まれつき耳が聞こえず、話せない。そんなハンデを背負った彼を国民も城付きの者もばかにしている。
中には耳が聞こえないので直接口に出している者までいるくらいだ。
でもそんな状況でもボッジは笑顔で過ごしている。
そんな彼も前にカゲという名の謎の生物が現れる。
彼はボッジから高価な衣服や金品を言葉巧みに奪い取っているヤツだった。
カゲもちょろいガキだとぐらいにしかボッジに対して思っていなかったが、実はボッジが城の者や国民からどういわれているか口の動きで分かっていながらそれを隠して笑顔で過ごしていることを知り、彼に対する見解を改める。
そんなボッジには死別した母親に代わって第二王妃の養母と腹違いの弟がいるが、弟のダイダはボッジよりも自分が王にふさわしいと確信しており、母親のヒリングもボッジに対する愛情はありながらも次期王はダイダがふさわしく、ボッジは平穏に暮らした方が幸せだと思っている。
そんな状況でもボッジは王になる事をあきらめない。
ソードマスターのドーマスも匙を投げるくらい戦うことに向いていないが父親の死によってボッジは王になるが……。
アニメ化するので読んでみた。
生来の性質ゆえにあまり味方がいないがそれでも人柄で人を惹きつけるボッジ。
どう成長していくか楽しみ。
現代人向けおとぎ話、かも
大好きな「ポポロクロイス物語」を彷彿とさせる、童話風の表紙に惹かれて購入したら…
絵柄に反して重い!
強国の王子という恵まれた生まれなのに、聞こえない・話せない・ついでに貧弱というハンディキャップを背負った、ボッジ王子の境遇が重い!
またタイトルの、王様ランキングという制度を巡っても色々キナ臭い!
だけど悲惨さ一辺倒にならないのは、自分の不幸を嘆く前に少しでも成長しようとする、王子の精神的強さがあるから。
泣き虫なんだけど、そこも含めて応援したくなります。
そして王子に限らず、登場人物が皆とても前向き。
自分の進む道が邪道でも王道でも、それが正しいと信じてがむしゃらです。
その必死さに、つい、こちらの涙腺も緩んでしまう。
(絵柄が児童書テイストなのも手伝い)イケメンや美少女はほぼ皆無ですが、どのキャラクターも非常に活き活きとしています。
その中でも、ボッジ王子の継母である王妃様がお気に入り。
ちょっと不器用だけど、継子のボッジも心から愛している、素晴らしいお母さんです。
どんどん引き込まれる世界観
王家の二人の兄弟の物語かと思いきや、漫画と言うよりも児童書のような世界観で話が進んでいきます。
単純そうで実はきちんと意味があり、長所や短所とは何か、物事をきちんと見極められる力とは何か…。
読めば読むほど面白くなっていくストーリーで、続きが待ち遠しいです。
ワクワクします面白いです
面白いです。最初は、話題になったマンガのわりに、ピンとこないなと思い、読むの止めようかと思いましたが、1巻の半分ぐらいまで読んだところで、「あれ、これ面白いかも」と、ジワジワと後から面白さが追いかけてくるタイプのマンガです。
脱落せず、1巻は最後まで読んで欲しいです。その頃には、ボッジー!!!!がんばれー!と、全力で応援したくなるほd、ボッジを気に入ること間違いなし。ボッジが健気に見えて、なんだか自分の子のような目線で見てしまい、応援が止まりません。
独特な世界観が好きです。
絵本のような絵柄と、親が子を犠牲に力を得る残酷な設定。
杓子定規に収まらない個性的なキャラクター。
誰でも過ちを犯すし、悪人にも善が、善人にも悪の部分が見え隠れする。
話もキャラクターも良く練られてて、独特な世界観を持った唯一無二の漫画だと思います。
いいお話
カゲくんは過去に辛いことがあったのにすごく優しいしぼっちくんも耳が聞こえなく色んな人に色んなことを言われていてそれでもどんどん強くなって2人とも仲が良くていい話だと思いました
王妃が本当に優しい
自分の子どもじゃないボッジに事情はあれど出会い頭にまともに応対されずとも根気強く接して親子として仲良くなっていく姿は良いなと感じました。また後に自分の子どもであるダイダが生まれた後で王位継承権を争っててもボッジが怪我をすればまずい飲み物を飲んでまで回復魔法?で治療するくらい自分の子どもと分け隔てなく接する魅力的なキャラですね。
アニメの続きが気になり購入
童話みたいな世界観。非力で耳も聞こえない王子がカゲと出会って友達になってともに成長していく素敵な物語です。
他のキャラも見た目とギャップがある性格のキャラが多くていいです。
涙ぐみます
ほのぼのしている作品なのに、考えさせられる描写がとても多い本。私には耳が聞こえない幼馴染がいるのですが、まさにその子の心を覗き込んでいるようでした。ぜひ拝見して頂きたい。
王
アニメを先に観て続きが気になり、全巻購入。
ボッジが実は言葉が分かっていて、悪口を言われているのも知りながら、泣きながらも必死に笑う姿が何度見ても泣けてしまう。
シンプルな絵が魅力です!
絵はとてもシンプルですが、それぞれの登場人物の特徴がはっきりと表れています。そのためとても読みやすいです。口がきけず耳も聞こえない主人公が、世界一の王様になろうと頑張っている姿に心が打たれます。
すまん!誤解してた!
最初、この漫画に触れたときには「画はヘタウマと言えなくもないが、コマ割りがよろしくない。何より「裸の王様」の焼き直しじゃ食傷気味だし…」と、離れた。
先日、アニメ化を見て大変に面白く、同時に「あれ?これ知ってるな?」と思って原作チェックして上記感想を思い出した次第。全くもって面目無い。
不遇王子がしっかり自分の脚で歩き始めた物語。
多分、そう遠くなく出てる分全巻揃う。
読んだら優しい気持ちになる物語
最初は「この主人公、味方いなくて生きるの大変そうだな…」とか思っていました。
しかし、周りの人間が実はこっそり彼の人生を応援していて、それを知るたびに嬉しい気持ちになりました。
第一印象で「苦手だな」と思った登場人物も、その隠れた思いを知ったら魅力的に見えてきて、今では1番好きなキャラです。
非力で耳が聞こえないボッジ王子のその原因は父親の王のせいだったのが許せない!それとは逆に母親2人から愛されていて良かった。カゲの過去もわかって1巻でもだいぶ読み応えがあった。
優しい世界
強い巨人の親の元に生まれたのにも関わらず、小さくて非力なボッジ王子。立派な王様になりたいと夢見ていますが、弟が王様になってしまいました。
ボッジが王にならんとするのを阻む継母ですが、ボッジのためを思っての行動なので憎みきれません。
父王の強さは過去に魔人と契約し、寿命とボッジの力とを引き換えに得たものであったことが明かされます。ボッジは自分が非力な理由を知りませんが、不貞腐れることなく大らかで王の器を感じさせます。
健気で応援したくなる
広告であったのを見てよんでみたけど、一見弱々しく情けなさそうに見えるけど誰よりも芯が強く逞しい心を持っている王様を応援したくなります。
童話みたいなお話。
タイトルは、よく目にしていたので、1巻無料の機会に読んでみました。場面や時間の切り替わりなど、ちょっとわかりにくい部分もありましたが、童話を読んでいるような感じで面白かったです。ボッジとカゲを応援したくなります。義母はやさしい時もあったのに、あれはなんだったのかなとか、ボッジの周りの人たちの意図なども気になりました。
面白かった
人気作のため、試しに買ってみました。
最初は絵が自分の好みでなかったですが、どんどん話の展開に引き込まれていきました。
ただタイトルの王様ランキングは今のところ、そんなに推されていないので、今後の展開に期待です。
あくまで児童書
主人公は喋れない障害者で可哀想な境遇、しかし努力家なので体格に恵まれないながらも、剣の才能があるのもあり強くなって行く。
内容としてはこんな感じだが、周りの人は良い人だし、悪者みたいに扱われる弟も努力家。
色々粗を探そうとすればいくらでも出てくる展開。
しっかり読むような代物ではなく、ここまで過大な評価を受ける作品とは思えない。