やっぱりイラストは好き。
時空間が前作品と前後してます。
侑子さんはいるし、四月一日は学生だし。
縁。
結ばれし縁を解くための物語なのだろうか?それとも逆か?
二巻で『記憶が混濁』している四月一日。
いつも一緒の百目鬼もひまわりちゃんも健在。
何かが違う。
三巻では四月一日が『現在は現在(いま)じゃない』と認識。
そして、現在へと帰ってくる。夢から今へ。
選び続けるは、その人。正解でもあり不正解でもあり。
四月一日が起きた時、側にいるのはいつもの百目鬼。
keyは百目鬼のお爺さんである遙さん。
次元を行き来するのを揺らがせないために、四月一日は自分で自分の記憶を封じた。
そのたった一つの繋がりは電話。
四月一日の選んだのは真実(ホントウ)の世界。
何が真実で、誰がナニモノかなんて、自分でしか判断出来ないと。
ここで、小狼の話と繋がる。
四巻で小狼と通信を終えて侑子と一瞬の邂逅。
百目鬼が持ち込んだ琥珀。水音がする。
八百比丘尼が女郎蜘蛛の使いで三味線を届けに。
対価は赤い真珠。
雨童女が店に来て座敷童子を助けるために赤い真珠を欲する。
小狼対小狼の対面を見た四月一日は侑子さんと会う。
小狼と通信後、四月一日は侑子さんに逢う答えを得る。
雨童女が琥珀の中身は龍の眷属だと。
座敷童を助けるために雨童女に籠を渡す。
猫娘が来て、座敷童の様子を告げられる四月一日。
座敷童が悪い気を吸い「呪謌」になると…。
呪謌となったら持ち主の望みを拒否できない存在に。
呪謌となった座敷童を侑子さんが手に入れたがっていると…。
どう展開させるのかな?
あの 雰囲気 は未だ健在。
謎めき過ぎてて好きです。
四月一日が選んだのは一体どういう結末を迎えるのか。
ってか、またもツバサとリンクさせるのか…
ちょっと、キツいなぁ。