前川孝雄のレビュー一覧
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ネタバレチェック項目9箇所。ただでさえジェネレーションギャップや性別、雇用形態の違いから相手を理解しづらいところに、「年上なのに部下」という未知なる関係性が加わってしまう。年上部下が政党に評価されていない、現場のことを知らないくせにと反抗的だったりするのは自分が認められているという実感をもてず、プライドが深く傷ついてしまったからという理由がより根深い。年上の部下と接する時には言いにくい、やりにくいと感じることが少なくない、オススメはルール化。あなたの役割は何かあったとき、協力してもらえるようメンバーとふだんからコミュニケーションをとっておくこと。そして、共通の目標となる「大きなかぶ」を提示し、彼、彼女
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ネタバレ●内容
・人材コンサルによるキャリア論。
・短期的な成長でなく、長期的な視野で「あたりまえ」を極めろ!という指摘。
・新社会人を意識してか、アツい書きっぷり。
●気になった箇所
(成長)
・社内の身近な先輩を真似る。10年後、20年後なんて遠い未来のことを考えるのではなく、まずは、2,3年先のことを考える。
(仕事とは)
・知的労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。
目的から逆算して仕事を定義しなおせ。
・仕事とは「答え探し」でなく「問題探し」
その瞬間、瞬間に、目の前にいる人、たとえばお客さんや関係者に対し -
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なかなか正統派な良書です。
闇雲に自己啓発や小手先だけの
問題解決をあおるビジネス本が多い中
ホッとさせられる一冊ですね。
特に記憶に残ったのは、成功する
起業家の多くは社会人経験を20年
近く積んだ40代という一節。
そして自分が何をしたいかを無理に
早くに固定させなくて良いというコト。
なるほどと思いました。
1人で何かを成し遂げるには、
スキル、人脈、人間力等々
一朝一夕では身につけられない
総合力が必須なのでしょう。
またやりたいコトは日々姿を変えて
生まれては消えていくもの。
一つの会社にいても転職を繰り返しても何をしたいかを常に考えていきたいものですね。 -
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要約すると、上司が俺(私)の話を聞いてくれない+俺(私)のやりたいことはこんなんじゃない→もうこんな会社辞める!
という新入社員の流れに対し、以下??の観点から分析している。
?どうしてそんな新入社員が増えているのか?
(1)就活の現状
(2)職場の現状
?上司側はなぜ新入社員を気遣う事が出来ないのか?
(1)会社内の人口ピラミッドのひし形化
(2)ひし形化による仕事のしわ寄せ
そして、ではどうやって上司側はどう新入社員を理解すればいいのか?どうやって付き合っていけばいいのか?
が書かれている。
学生の視点からでも、非常に分かりやすく、また上司側もこのように -
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ネタバレ定年後、独立起業を考えている方にはおすすめの本でしょうか。
会社中心の考えから自分中心に改め、自分のやりたいことを明確にし、自分の強みを再確認する事で、会社に依存せず自らのキャリアを切り拓くことができる。その一歩を踏み出すのに必要なことが「学ぶ」こと。
自己分析や自分探しだけをしていても、自問自答しているだけで、なかなか自分のやりたいこととは?の答えは出てこない。「学び」を通して、心からの興味や関心、夢中になれることや自分を活かせることを自分自身の中に見つけることができる。
学んでみて、「違うな」「自分に合わない」と思えばやめて、別のことを学べばいい。
まずは気になることなどの関連本を1 -
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昨今は早期退職や独立を進める風潮にあると感じますが、50歳という年代にあって、「定年まで我慢する働き方」でもなく「早期退職」でもない、第三の道として、自らのキャリア自律を提唱した一冊。
キャリア論は、若手のイメージも持ちがちですが、人生100年時代を迎え、自らのキャリアを考えるのは、いつだって重要であることを再認識できます。これまでの経験や実績などを踏まえた、現実に沿ったキャリア論です。現実的で無理のない内容になっており、今後の働き方をそうするか見直すきっかけになると思います。
▼キャリア自律とは、平たく言うと、上司や会社の指示・命令に耐え続けてきた職業人生ではなく、自分のキャリアのハンドル -
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この本は今年(令和2年)の正月帰省を7年ぶりに行った時に新刊線の中で読んで本です。タイトルからすると50歳を目の前にした40代後半のようで、最近56歳の誕生日を迎えた私には少し遅きに逸した感が感がありますが、本の帯にあった、定年までの我慢でもなく、早期退職でもない、第三の道を示している本と思われたので、手に取ってみました。
今までのキャリアを簡単に捨てることなく、60歳を境として働き方が変わることになるまでに、現在の環境を活用していかに準備をしておくことの大切さをこの本では説いています。
60歳以降に同じ会社で再雇用で働くにせよ、それまでの経験を生かして関連業種で働くのも、独立して仕事をす