前川孝雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今どき(2008年当時)の新入社員(若手社員)の生態を、その社会的背景も踏まえて読み解き、上司の対応の仕方を伝授するというコンセプト。
今どきの新入社員(若手社員)の傾向をよく押さえていると感じるし、職場での自分の立場や役割を理解させるように工夫するといった対処法もそれなりに合理的なものだと思ったが、使い古されてきた「最近の若者」論的なにおいをどうしても感じてしまった。昔からそういう新入社員はいたんじゃないのか、今もそういう新入社員ばかりではないんじゃないのか、という疑念を拭い去れなかった。また、タイトルや章の見出し、本の紹介文なんかが煽り過ぎな印象を受けた。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
どんな会社でも通用する「20代の働き方」それは、あたりまえのことをあたりまえにやること。
著者がこの本で強く言いたいのは、勉強会に通ったり、ビジネス書を読みあさったり、キャリアアップを考えたりする前に、会社組織のなかで会社員として働く意味を、若いうちから正しく、そして具体的に理解してほしい、ということです。
「目の前の仕事をコツコツやりなさい」「社会人にとって挨拶は大切です」「日々の仕事に一所懸命な人間が結局はかわいがられる」―与えられた仕事もちゃんとできない段階から自己実現にはしる若者が多いなか、この本が提示する「働き方」は、あなたに多くの気づきを与えるでしょう。
[ 目次 -
Posted by ブクログ
■概要
昨今流行っている勉強会ですとか、
「キャリア」、「スキル」、「自己実現」、「効率」、「成長」
といった若手がよく口にするキーワードに対して、
『そうじゃないよね』という筆者の主張が書かれている本です。
社内の「勉強会」勉強会のインプットとして読んでみましたが、
思ったよりもいい本だと思いました。
・横のつながりも大事だけど、大切なのは縦の繋がりを
構築できるかどうか
・(若手が好む)短期的な効率化は、長期的に見たら非効率
・仕事の食わず嫌いを無くして、何でもやってみる
「仕事の報酬とは何か」をもう少し、ライトなものにしたイメージです。
■仕事に役立つ点
・かわいがられる能力っ -
Posted by ブクログ
女性社員との関わり方が書かれている本
はじめの部分で書かれていますが、この本は女性社員の本音を理解して、より良い職場を作っていくための本です。決して、女性とはこうであるという一方的な考え方を述べた本ではありませんでしたむしろ、女性は多様な考え方を持っているという内容でしたそう考えると、男性社員は一方的な考え方で良いのかも(男性社員のトリセツもあればいいのに)
この本を読んで、感じたことは男性は組織を重視する、女性は個を重視するという視点です。
一概にすべての人がそうであるとは、言えませんが傾向としてそういう傾向があるかなと感じました。
マネジャーとなる人は、組織を重視する考え方を評価さ