加藤実秋のレビュー一覧
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ネタバレ「ほっこり」が好きな女の子「和子」が手に入れたあみふるみには事件で殺されたおやじ刑事の魂が宿っていた。
その刑事に言われ事件解決をしていく和子だが、とにかく自己主張が強く、感情移入が出来なくていらいら。
でも事件関係者やあみぐるみに宿った「康雄」たちと付き合ううちに必死に事件解決に努め、成長していく。
事件解決して仕事ばかりで家庭を顧みなかったと思われてた康雄の家族に康雄の想いを告げ、あみぐるみの持ち主の子供にあみぐるみを返しにいったその場で「康雄」の魂が成仏するシーンでは思わず涙ぐみそうになった。
しかし、最後には。。。。。。康雄復活!?
続きがきになります。 -
Posted by ブクログ
就職浪人の隼人が福岡から神楽坂に帰省し、高校時代の同級生の楓太と再会するところからお話は始まります。
昼間だけ営業している風変わりな会員制のバーへ足を運んだ二人。
そこで地元の小さな事件を解決することになるのですが…。
神楽坂という土地にこだわったコージー・ミステリですが
主人公二人が自分なりの生き方を見つけたところでお話が終わります。
ですが、舞台であるバーの従業員など、サブキャラの背景は不明のまま。
好評だったらもっと続けたいんだろうなと思います。
学生時代の友人の不可解な死の謎を解くのが最大の山場ですね。
でも、謎解きよりも事件に関わった彼らの心理の移り変わりを
読むお話だと思い -
Posted by ブクログ
就職浪人の隼人、 同級生の楓太。
楓太がなにかと隼人に関わって
昼間にあいてるBarホロウへ行くのである。
なんでもないミステリーから
高校時代の友人の死の真相まで迫る。
そこは面白かったんだけど
この、楓太。
隼人を快く思っていなかったらしく
ネットに隼人のことを誹謗中傷の書き込みし、
嫌がらせのメールまで送る。
この楓太を、許して友達として付き合える隼人も
人にこんなことできる楓太もすごい。
このすごい、は褒めてないほうのすごい。
驚きだ。
人としてどうなんだ。
ほんとに仲のいい友達っていえるのか。
と、私の疑問はつきない。
気持ちのいい友達関係とはちょっと違う、かな。
イズミくん