中川恵一のレビュー一覧

  • 養老先生、病院へ行く

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    養老先生が医療と距離を置いているというのはどこかで読んだ記憶がある。解剖医というご職業から、やはり死生観が普通の人とは違うんだろうなぁと思っていた。
    その先生が病院に行って手術をしたということはよっぽどのことだった経緯が書いてある。本来、西洋医療の関わり方はこういうもんじゃないかな。
    でも退院してからも、薬を9錠きちんと服用されてらっしゃることに、驚く。医者とは距離を置いているようだけれど。
    調子が悪いからと、東大病院にすぐかかれるルートがあるのがいいよなぁ。

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    2024年11月02日
  • 養老先生、病院へ行く

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    運が強い方なんだな、あんなに煙草吸ってるのに長生きしてる。私も猫みたいに現在だけを考えられたらどれだけいいか。

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    2024年10月17日
  • 養老先生、再び病院へ行く

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     養老先生が、心筋梗塞で入院されて2年後、どの様に生活されているのか?興味があった。病院嫌いの先生の、日常生活は何も変わらず、相変わらずタバコも吸っておられる。「自分の体の声を聞く事」と、養老先生は、おっしゃるが、中川先生は、養老先生は天才。普通の人間の我々は、時々病院にお世話になって健康診断した方が良さそうだとまとめている。

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    2024年08月18日
  • 養老先生、再び病院へ行く

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    養老孟司さんの考え方が自分と似ているなと。
    なるべく病院に近づかない!

    病は病院で作られると思ってるから極力行きたくないなんてね?←これは私の勝手な思いだけど
    そう思ってます

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    2024年03月07日
  • 養老先生、再び病院へ行く

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    自分の体の声に耳を傾けること
    諸行無常であること
    そこを持ちながら、医療と程よい距離で付き合うこと

    なかなか難しいことのような気もするけれども、意識しておくだけでも変化をもたらせるかもと思いました。

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    2024年01月07日
  • 養老先生、病院へ行く

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    養老先生すごい病気したんだな。でも淡々。仙人みたいな心境。こういう人だと病気も取り付きにくいのか?でもまるは他界しちゃったね。人が後になるのは正解なんだけど、きっと淋しいよね。対談でヤマザキマリがイタリアのホームドクターの話してたけど、この人出産の時に死ぬ思いしてるはずなのに、それでもイタリアいいと言うのね。理想は日本の医療でホームドクターあり。政治家が仕事しないから日本はあちこちガタがきてるのよ。

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    2023年08月11日
  • 養老先生、病院へ行く

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    ネタバレ

     猫には現在しかない。未来のことは一切考えない。自分の死についても考えない。一瞬一瞬を懸命に生きている。素晴らしいです!(^-^) 養老孟司&中川恵一&ヤマザキマリ「養老先生、病院へ行く」、2021.4発行。

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    2023年07月31日
  • 養老先生、病院へ行く

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    猫には現在しかありません。未来のことは
    一切考えません。だから自分の死についても考えません。一瞬一瞬を生きているのが、猫なのです。
    と、養老先生。


    なんだか調子が悪い、理由もわからず体重が10キロ以上減って26年ぶりに東大病院を受診した養老先生、検査の後天ぷらでも食べようか、と話していたのに、そのまま心臓カテーテル治療からICUと痛くない心筋梗塞だった養老先生。

    データばかり見ている現在医療にチクリチクリと養老先生。

    教え子であり、主治医である中川先生。
    ご自身もガンの治療をされているので、健康診断とガン検診は受けてほしいと、男性は3人に1人、女性は2人に1人が生涯何らかのがんにかかり

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    2023年05月18日
  • 養老先生、再び病院へ行く

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    病院とは距離を置く、基本的には、この考えには賛成。
    先生のような方は貴重な存在。もうしばらく長生きして、
    世の中に警鐘を鳴らし続けてください。

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    2023年04月27日
  • 養老先生、病院へ行く

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    病院嫌いの養老先生が病院に行った経緯や考え方が、書かれている。ガイドライン重視の現代医療と、個々の患者の歴史や考え方を尊重する医療との狭間で揺れる、主治医の中川先生の言葉も興味深い。終盤、ヤマザキマリとの鼎談は面白かった。

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    2023年02月10日
  • 養老先生、病院へ行く

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    師弟+ヤマザキマリさんの鼎談、面白かったです。
    治療方法(そもそも治療するかどうかの判断も)の選択は素人には難しいですが、新型コロナの流行を機に医療の在り方や関わり方が変わってくるのかもしれません。
    患者側にも知識と覚悟が必要で、なかなか養老先生みたいに達観できないだろうなあ。

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    2023年01月01日
  • 養老先生、病院へ行く

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    病院嫌いの養老先生が体調崩して病院に行き治りましたという養老先生ファンに向けての報告の本。

    あえて、読んで考えさせられた問いを作るとすると、「自分の人生や身体の舵取りを専門家に任せるか自分で行うか」かなと。

    自分でどうにも出来ないくらい身体も頭脳も弱ると専門家や他人に任せる以外選択肢はなくなるけど。

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    2022年10月29日
  • 養老先生、病院へ行く

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    養老さん、医師免許を持っているのに病院嫌いだったんですね。笑
    うちの母も病院嫌いで、身体の声を聞いた方がいいんだと言っていましたが、これは養老さんに影響を受けていたんですねぇ。本書でも、いわゆる病院嫌いの人と養老さんを一緒にしてはいけないと書いてあって、その通りなんですけど、そういう人たちからは養老さんのスタンスは心の支えというか、安心材料のひとつで、あったのでしょう。そんな養老さんも病院にいく。身体がまずいと思ったら、ちゃんと受診するんだから、その点も見習ってほしいものです。

    養老さんが医者にならなかったのは、患者との距離感がとれないからと言っていました。自分は病院に行かないけれど、愛猫の

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    2022年08月02日
  • 養老先生、病院へ行く

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    NHKで見た番組(猫メンタリー)の活字版でしょうか。猫には、今しかない、相手を忖度しない、という辺りには、それはそうでしょう、であります。養老先生の独白(第1章、第3章)は、面白いです。☆三つ

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    2022年03月20日
  • 養老先生、病院へ行く

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    現代の医療システムに抵抗感拭えない養老孟司が身体の不調から診療を受け即入院、忌避していたシステムの虜になってしまう。自身も述べている通り、身体は個人の占有でおさまらず家族や知人の心配の対象でもある。そこに共同体としての寛容が生まれ、持論を固執する姿勢の緩和へと誘われる。そんな妥協や協力といった朗らかな姿勢は心の健康、自身と周囲との健全な繋がりの継続性である。健やかなる生活はここにある。

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    2022年10月16日
  • 養老先生、病院へ行く

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    養老先生は、ヘルスリテラシーが高いので、自分なりの考えをきちんと持たれている。
    受診となると、家族のことも考えなくてはならないので、自分の考えを押し通すわけにはいかない。
    薬については9錠も飲まれている。上手に病気と付き合われている。

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    2022年02月13日
  • 養老先生、病院へ行く

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    まさに「病院に行った」だけ。それが本になり、手に取って貰えるのは「まる大明神」のおかげ。毎年100万人以上がガンになっていること考えると、このコロナ騒ぎは?「猫なんか役に立つことは、ほとんどなく迷惑かけるだけの存在。なのに飼ってる人が多いのは、多くの人が迷惑をかけるだけの存在を必要としているから」「役に立つか儲かるかといった存在ばかりが重視される社会で、実際の人間関係の裏返しではないか」「未来のことは考えない。いまこの瞬間を大切にする」猫的生き方。医療がテーマだったはずが、ネコ論に。

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    2022年02月12日
  • がんから始まる生き方

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    がんの当事者、相談された側、治療する側の3者の随筆と対談。
    柏木さんのがん体験を中心に、実際の治療の進み方や、
    治療の在り方、人生観や死生観など、
    地に足の着いた話が続いていろいろと参考になる。
    がんは不治の病ではないが、ずっと様子を見ながら付き合っていく病。
    私が自分の乳がんを治療していた時期のこと、
    そして今現在、がんと闘っている友人のことなど思いながら読む。
    痛みを押さえるモルヒネの使用が日本ではとても少ないというのも、
    我慢することを美徳と考える気質が影響してるんだろうな。
    QOLの向上も、迷いや不安も、口に出して求めていっていいし、
    主治医やスタッフの方たちと信頼関係を作りながら、

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    2022年02月06日
  • 養老先生、病院へ行く

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    養老先生の入院経緯と医療についての考え、中川先生の見解、そしてときどきまる…という本。

    文字も大きめなので、さらりと読めた。お元気になられてなによりでした。

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    2021年12月04日
  • 養老先生、病院へ行く

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    養老先生が心筋梗塞になり、病院へ通うことになった。
    また養老先生の愛猫「まる」が息を引き取った。
    このような体験を経て、養老先生は医療との関わり方や人生と死への向き合い方を考え直したのか。
    養老先生目線の話、中川先生目線の話、養老先生・中川先生・ヤマザキマリさんとの対談、の三部構成。

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    2021年08月22日