井辻朱美のレビュー一覧

  • グレース・ケリー
    はぁ、
    ケリーみたいな女性になりたいと思った
    うらやま..
    公妃になるには相当の忍耐力がいるよな..
    美智子さまもダイアナ妃もデヴィ夫人もほんとすごいよ..⟡
  • アーサー王ここに眠る
    イギリスのカーネギー賞を受賞した作品ということで、小学生の時に読んでとても感動したのを覚えている。主人公がアーサーではなく孤児の少女グウィナであり、新しい視点でかかれている。彼女の心情が美しい文章の中で伝わってきた。少女はパッとしないし、ハッピーエンド!!!という感じでもないが、吟遊詩人とグウィナの...続きを読む
  • アーデン城の宝物
    貴族の子孫エルフリダとエドレッド姉弟のタイムトラベル物語。子どもらしく純真なやり取りが可愛らしく物語には心が踊る。特に魔法の白モグラ・モルディワープは心に染み入る可愛らしさだ。ここのところ、人生に疲れた中年向け「ファンタジー」ばかり立て続けに読んでいたので、本物のファンタジーとはこういうものだよと目...続きを読む
  • アーサー王ここに眠る
    ??( ゚Д゚)sビックリ
    初めて彼の伝説の片鱗に触れたのは子供向けアニメの『王様の剣』や『燃えろアーサー』辺りだったりしたし、その後読んだり観たりしたものなんかの中で美化された偶像のイメージが強かったのよ…( ゚Д゚)
  • グレース・ケリー
    グレースケリーはアカデミー賞を取った女優さんでモナコの大公と結婚してモナコ王国を支えた人です。この人の伝記を読むとやさしい気持ちになります。
  • 暁の女王マイシェラ
    エターナルチャンピオンシリーズ、エルリックサーガ第3弾。
    今までは普通の(?)ファンタジー小説だったこのシリーズも、だんだんその特徴である平行世界・時空を越えた展開をみせるようになってきた。

    宿敵、セレブ・カーナを追うエルリックが出会う、眠り続けるマイシェラという女王が導くお話。
    そして父の魂を...続きを読む
  • この世の彼方の海
    エルリックサーガの二冊目。
    メルニボネを後にして旅を続けるエルリックとストームブリンガーの冒険が描かれている。

    このシリーズは異次元の平行世界でも同じような冒険が行われているという設定があるらしく、ここでその設定が初めて現れる。
    ある国の海岸で今にも死にそうになっているエルリック(いつものことだが...続きを読む
  • メルニボネの皇子
    先の「太陽の書」シリーズを4冊読み終えてから(あ、感想書いてないね……)、やたらファンタジーばかり読んでいます。あれこれ読んで、ふと書店で手に取ったのがこの作品。

    世界に冠するメルニボネという島国の皇子が主人公。白子として生まれてきたため、薬を常用しないと生きていけない。
    また、そのような人と違う...続きを読む
  • ストームブリンガー
    エルリック・サーガの第4弾。
    「法」と「混沌」の戦いというメインテーマがぐぐっとクローズアップされた本作。


    エルリックは「混沌」の神を守護神とするメルニボネ人ではあるが、「法」の側として戦うことになる。
    「混沌」が支配する世界のグロテスクさの描写や、「混沌」と「法」の戦いの理由、ストームブリ...続きを読む
  • 無条件の愛―キリスト意識を鏡として
    自分の中にある恐怖心と罪悪感(羞恥心)にどう対処するか?について分かりやすく書かれてる本。いつでも戻って来られる「ちいさな教会」のような感じで、行き詰ってる人にはぜひ読んでほしい(わたしも読み返すと思う)。井辻朱美さんの仕事が見事で、翻訳本であるのを忘れる。今度、井辻さんの作品も読んでみよっと。
  • メルニボネの皇子
    まともなヒロイックファンタジーを初めて読みました。
    井辻明美の訳が実に耽美かつ流麗で、主人公エルリックの、ひいては作品世界全体の魅力を最大限引き出すのに成功してます。
    皇帝エルリックが高慢で物憂げで生きるのが億劫で、パーティーで踊るより思考に耽って本と戯れていたいキャラクターで、頭いいくせに割と迂闊...続きを読む
  • メルニボネの皇子
    初めてエルリックに出会ったのは、中学の頃だろうか。
    それまでのファンタジーに付き物な、アメリカナイズで
    マッチョなヒーロー。
    それとは真逆の、美しく白くほっそりとした彼に
    私は夢中になった。
    人並に動くためには、薬の力に頼らざるを得ない
    アンチヒーロー。アルビノの赤い瞳から血の涙を
    流してでも、魂を...続きを読む
  • ストームブリンガー
    虚空に消えていくストームブリンガー。
    「さらば友よ、我は汝の千倍も邪悪であった」
    エルリックの心臓を貫き、呵呵大笑して去っていく
    その剣の姿を見ながら、私は嘆息するしかなかった。

    しかし、それは一時の別れに過ぎない。
    またどこかの次元で巡り合う二つの魂を思い、
    私はもう一度ため息をついた。
  • メルニボネの皇子
    復刻、待ち遠しかったです。
    旧版の方も初版から持ってましたが読み返ししすぎてちょっと表紙がぼろぼろに…(;´Д`A ```
    こっちはもう痛まないように大切にしまっておきます。新たに、時系列と翻訳の元本に基づいてしなおされました。井辻さん、ありがとう!!
    久々に読むと、エルリック、若いですね。
    ファン...続きを読む
  • 最後のユニコーン 旅立ちのスーズ
    前半は、前作を読んでいるとほんとうに切なくて、印象的。
    後半は難しい。想像力が試される。一読しただけでは良さがわからなかったので、再読したいと思う。
  • エルリック・サーガ2 白き狼/夢見る都
    出番を丸ごとカットされた永遠の戦士は御愁傷様です

    原作以上にキャラが立ち始めたストームブリンガーが本書の見所の一つ

    天野喜孝氏の描いた原作挿絵とはまた違った解釈によるビジュアルは見応えがあります
  • エルリック・サーガ1 ルビーの玉座/魔剣ストームブリンガー
    ストーリーの大幅な変更によって出番を丸ごとカットされた赤き射手は御愁傷様

    やたらとエルリックに語りかけてくるストームブリンガーのファムファタールぶりは、これはこれで面白い
  • アーサー王ここに眠る
    ・フィリップ・リーヴ 「アーサー王ここに眠る」(創元推理文庫)は新たなるアーサー王の物語である。時と場 所は500年頃のブリテン島南西部、「お互いが小競り合いをくりかえして(中略)丘陵地帯の小さな王に仕えてい」(28頁)たり、「大王に仕えているものもある。または自分らの長にしか忠誠を誓わず、土地を持...続きを読む
  • ディッキーの幸運
    素直で、賢くて、機転がきくディッキー少年が健気でねえ…。なのでモグラたちから認められた時には、にまにまでした。どうしても2人よりも贔屓目にみてしまうのは仕方ないでしょう。
    前作の時のような、超えてる感覚は少なくて残念です。
    あとはビールおじさんとのやりとりに、いつ崩れてしまうかとはらはらでした。家具...続きを読む
  • アーデン城の宝物
    児童文学初のタイムトラベルものとのこと。
    年代を感じるのに、ちゃんとしたタイムトラベルで、点在する魔女や少年に驚きです。(SFには疎いので)
    挿絵で見ると、真面目でいいこぶった感じの主人公二人かな、と思いますが、読んでみるとそうでもなく。
    とゆーか青年と少女もえ!何故もっと出てこないのか。あとリチャ...続きを読む