六青みつみのレビュー一覧

  • 遥山の恋
     山で老犬と一緒に暮らしている体に醜い痣を持つ健気系少年紫乃と、どこその領主様(謀反の疑いで追い出され、大怪我している)の話。
     ツボでした。
     かなり。
     惜しむらくは後半痣が消えたところです。
     そのまま痣だらけの姿だったなら、コンプレックスに付け込んで、したいほうだいだったのに。(こんなだから...続きを読む
  • 夕陽と君の背中
    08/9/2
    高校生同士。
    みつみさんの本は初読みです。
    切なくて甘酸っぱい話ですが攻の葛藤がリアルで面白かったです。
    最近のBLはこういう葛藤を素通りしている感があったのでしっかり書かれていてよかったです。
    当て馬の先輩が妙に達観していて気になります。スピンオフないかなぁ。
  • 騎士と誓いの花
    ファンタジーBL。

    奴隷×貴族。
    主人公がとにかく健気です。
    途中悲惨な目にも遭いますが、それでも
    純真さを失わない薄幸の子供といった感じ。
    国の為、愛する男の為、身も心も捧げ、命を
    賭けて守るなんて…ああ、涙がとまりません。

    鈍感で大義に縛られた男を罵りたくなりますが
    最後は甘甘ハッピーエンド...続きを読む
  • 君がこころの月にひかれて
    六青さんの処女作。六青さんの大好きなシチュエーションの原点がここにたっぷりと書かれているとおもいました。
    本当に上がり下がりが激しくてハラハラしながら読んでしまいます。
  • 蒼い海に秘めた恋
    可哀想な○○くんがいい味出しすぎです。
    BL慣れしてない私には主役カップルはちょっと展開が強引だとツッコミたくなりますが、切ない感じがよかったので。
    エリィといい、タフタフといい、サブキャラがいい味出してました。
  • 遥山の恋
    六青さんデビュー作。この人の作品は相変わらず心理描写と景色の書き方が上手な方だと実感。受けの子がドーンと落とされ、浮上するのも相変わらずで好き。笑
  • 遥山の恋
    リンクスロマンスの他の本の巻末のリンクスロマンス一覧になっているところで、
    あらすじを見て以来、読みたいなぁと思い続けていた本です。その頃は重版がかかってなくて、手に入らなかったので。
    重版してすぐに買いましたよっ。
    やっぱり受が可哀想で、ほろり、としてしまいました。
    少しだけ、後味が悪いような気が...続きを読む
  • 蠱蟲の虜
    タイトルのとおりです。虫ネタ嫌いな人にはちょっとアレかもしれません。リーン(主人公)が始終かわいそうなことになっていて、もうちょっとリーンとカイルのベタベタシーンんが読みたかったと思いました。
  • 楽園の囚われ人
    今までのお話とはちょっと違う感じかなと。わーっと物語が早く進みすぎた感じ。もう少し二人の話に突っ込んでもよかったんじゃないかなと思いました。
  • 至福の庭~ラヴ・アゲイン~
    色々な事件とすれ違い。そして傷ついて傷つきあって…。と、切ないお話でした。一応ハッピーエンドだったかな。
    どちらかというと、主人公より攻めの方の心情のほうが、あー解る…と共感してしまった。
  • 至福の庭~ラヴ・アゲイン~
    両者共に、ひじょ〜に根が深い。お互いがお互いに傷をもってしまっています。もう二度と離さないと誓っている攻めキャラや良し!!
  • 遥山の恋
    健気な受が大好物なので!
    六青先生の文体も大好きです・・・!!
    綺麗な日本語は永遠の憧れ。
    語彙の豊富さにも感嘆の溜息。

  • 王様と幸福の青い鳥【イラスト入り】

    1点だけが地雷だったようで。

    不憫受け、健気受け大好きです。この物語も大筋では好みの物語ではあったのですが...。
    どうにも耐えがたかったのがイリリア の母親の末路。残酷すぎ。極限状態だったことを表現するにしても、これはちょっと...。
    そしてそれをさらっと受け流してあっけらかんと語れるイリリアが理解不能です。鳥の死をあれほど悔...続きを読む
  • 王様と幸福の青い鳥~王様の大切な青い小鳥~

    後少し!

    短編集!
    前作を読んで、1番気になってモヤモヤしてたハルシャーニの事が書かれていたのですが…
    王様にとことん無視されてたようで、少し溜飲が下がりましたが、やっぱりイリリアに直接謝罪して欲しかったなぁ〜、ま、優しいイリリアならすぐ許しちゃうってか、ハルシャーニのせいで追放になったなんて、思ってもないだ...続きを読む
  • 王様と幸福の青い鳥【イラスト入り】

    ん〜

    イリリアに襲い来る災難が、あまりにも大き過ぎて涙なくては読めないところがありました。
    王と良い感じにまとまってはありますが、イリリアの出自もまだハッキリしてないし… 王に呪いをかけたと騒いだハルシャーニのその後も気になるし…
    中途半端感があるので、☆は3で!
  • 蠱蟲の虜 ~螺旋への回帰~

    BLよりファンタジー味が多い

    ファンタジーも好きなのですが、ややライトかなと思いました。
    ファンタジーを通じたメッセージ性もそんなに感じることもなかったので、前作の作風を引き継いで、どろっどろのBLを描いてもらった方が萌えたかなー。
  • 12の月と、塔の上の約束

    ヘタレ攻めなんだよな〜笑

    月に一度の、12回の逢瀬。
    12回終わったらどうなるの、、、と思って読み進めていたので、その途中で物語が展開してしまい、「あ、あれ?」と予想と違って少し残念。

    でも、ヘタレ攻めがスパダリでなく人間としていい味を出していて、そこが良かった。
    良かれと思って失敗して後悔して自己嫌悪。
    処刑場のシーンは...続きを読む
  • 空の涙、獣の蜜【番外編】 極北に灯る愛

    む。

    ストーリーは面白かったと思います。
    けれど、受け様に難あり、ではないでしょうか。
    攻め様に相談なく神域から出ることを了承するって。。。受け様は、誰が一番大事なのでしょうか。この受け様の態度には、辟易しました。
    攻め様をどれだけ心配させれば気が済むのでしょう。。。溜息が出ます。
  • 『空の涙、獣の蜜』番外編・淫夢の御使い

    佳き。

    受け様の自業自得?ではありますが、攻め様のお陰で大惨事にならずホッとしました。
    それに受け様が、攻め様からの愛で少しずつ快復しているのが解って良かったです。
  • 黒曜に導かれて愛を見つけた男の話
    また馬鹿やってしまってシリーズ途中作を最初に読んじゃった〜けどこれだけでも読める
    長いな〜と途中で思ってしまったのは、私が転生神子物をあんまり好きじゃないからか...?