六青みつみのレビュー一覧

  • 夕陽と君の背中

    Posted by ブクログ

    高校生同士の話。攻受それぞれ17歳と年齢に見合った未熟さがあって、それがなんともたまりません…
    勇貴がものすごく好きで好きで、それでも想いは隠し通してきた向陽は、高校生の思い描く理想のカレシのイメージそのものです。モテるし、バスケ部で背も高くてカッコいい。
    勇貴はそんな理想的な男が万が一にも男の自分を好きになるわけがない、と思っていたのに、ずっと友達として接してきた均衡が崩れてしまう出来事が起きてしまうのです。

    高校生の男の子同士が付き合うことで感じる蔑視、羞恥、疎外感などの「負」の感情を読み手に真っ向から問いかけてくるストーリーです。
    からかわれる事で自分たちをどうしても正当化できない、向

    2
    2013年03月20日
  • 騎士と誓いの花 (上)

    Posted by ブクログ

    ※ 原作未読

    リィトが健気で切ない…(´;ω;`)
    つらい境遇で育ったにもかかわらず、素直で優しい子に育ったリィト。
    勿論グリファスにも葛藤がたくさんあるのだろうけど、コミカライズだけ読むとリィトの気持ちを無碍にしてばかりで「この唐変木ーーーっっ(;`皿´)!!!!!!」と腹立たしくなってしまう(ファンの方ごめんなさい…)

    リィトが泣いていない場面でも、グリファスの事で傷付く表情は涙をさそう。 泣きたくないんだけど、これは原作も読むべきかしら…。

    0
    2013年03月02日
  • 楽園の囚われ人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     最近作者様の名前を覚えたので作者買いしました。
    もともとファンタジーもの好きですが主人公が好みだったので楽しく読めました。
     攻めの一途な感じがいいですね。
     あと悪役の宰相様のラストが切なくてちょっと泣けました。

    0
    2013年02月26日
  • 騎士と誓いの花 (上)

    Posted by ブクログ

    やっぱりコミックでも同じ所で泣いちゃいますね。 健気だわ~!でもちょっと残念なのは大好きなあの傷を隠すシーンがあっけなかったのが物足りないんだけれど、後半のあの辛い事を考えると読みたいけれど痛いな~って思っちゃいますね。でもこれを期に原作を読んだ事無い方も是非読んで欲しいですね!

    0
    2013年02月23日
  • 闇の王と彼方の恋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異世界もの

    雑誌掲載+描き下ろし
    このお話、もっと長くてもよろしくてよ…とかとか

    そしてまさかの朝チュンとかっ!

    いやいや、また違った六青ワールドを堪能いたしました

    1
    2013年01月04日
  • 騎士と誓いの花 (上)

    Posted by ブクログ

    六青みつみセンセ著「騎士と誓いの花」のコミカライズ。
    割愛されている場面もあるけど、雰囲気を損なうことなく、非常に世界観もわかりやすく再現されていて、満足度は高いです。

    原作小説も読んでいました。雑誌で連載中も読んでいました。あらすじも結末もわかっています。
    なのに、性懲りもなくまたおいおい泣いてしまった…!
    最初に小説読んだ時、衝撃で涙が止まらなくなって大変だったのを思い出したけど、コミカライズでもやっぱりすごく泣ける。
    何回読んでも、リィトの健気さと、グリファスの無神経な鈍感さに心乱されます。
    前半、ロマンティックな場面があるんですよね。それがやばい。
    サリアの花とか、グリファスがリィト

    0
    2012年12月01日
  • ruin ―傷―

    Posted by ブクログ

    六青みつみさんの作品の中でも最も痛々しく辛く重苦しい物語だと思います。
    この「光の螺旋」シリーズはファンタジー物語としても地理や歴史などを含めとても魅力的で読み応えがあります。
    が、BL作品として見た場合あまりにも受けが不幸すぎる…つらいです。
    報われることのない想いをずっと幼なじみに抱いているカレスが、何故そこまで苦しまなくてはならないのか!?と悲しみでいっぱいになります。
    BLではよく受けや攻めの恋路の邪魔をし意地悪をするようなキャラが出てきますが、例えばそのいわゆる当て馬キャラが本当にその人物を愛していた場合、受けと攻めがハッピーエンドになった後、その当て馬キャラはどうなってしまうのか?

    0
    2012年08月14日
  • 誓約の代償 ~贖罪の絆~

    Posted by ブクログ

    もふもふ第2弾は前作(発表は今作の方が先)のスピンオフ。
    前作と複雑に絡み合った展開のため比較しながら読むと楽しさ倍増。
    前作以上に切ない展開で、ハラハラドキドキ、物語の世界に引き込まれる。
    書下ろしはメロきゅん。
    ★4つ。

    1
    2012年08月05日
  • 騎士と誓いの花 (上)

    Posted by ブクログ

    原作小説がとても好きなので購入。グリファスがあまりに鈍いというかもどかしいですが元々そういう話なので…。
    カバーを外した中に書き下ろしSS有り。ちょっとしたお話ですが原作好きには嬉しい。

    0
    2012年08月04日
  • 誓約の代償 ~贖罪の絆~

    Posted by ブクログ

    まさに前半は陰でしたね。誰が悪い訳でもないのに、なんかとても可哀相なお話だったな。誰もの真実を語っているのに、その真実は曲げてしまったのはあの皇帝。自分の罪ではないけれど、罪として受け止めたギルがすごく切なかった。たしかにリュセランは可哀相なんだけれど、私はそれ以上にギルが可哀相だった。 前作読んだ時はギルは酷い奴?なんて思っていたんだけれどね、今回は真実を知ってなんだか切ないね~。

    1
    2012年07月14日
  • 忠誠の代償 ~聖なる絆~

    Posted by ブクログ

    すごく可愛くてきゅんと切なくもなるお話でした。 痛くないお話でしたね。 やっぱりファンタジーって事で、最初は入り込むまでに結構手間かかりましたね。 でもキリハが産まれたあたりからはもうぐんぐん引き込まれました。 すごく可愛い!!自由奔放なんだけれど、何か秘めたものを持って産まれてきたみたいで、本人もそのもやもやがよく判らないみたいだけれど、それもあってドンドンのめり込みました。

    1
    2012年07月14日
  • 空の涙、獣の蜜【特別版】

    Posted by ブクログ

    身寄りのないソラは、唯一優しくしてくれるタケルのためになるのならば、と山の主の贄となることを選ぶ。
    目の前に現れた黒豹と白虎に組み伏せられ、凌辱されてしまう。
    絶望するソラだったが、それが山の主・神獣であったとしり、徐々に親切にされるうちに心をひらくようになる。

    ケモノ系で神話(ちょっと違うか)系です。
    初出が同人誌ということで、かなりエロ満載ですし、獣でも人でもしかも3人でなんてテンコモリな内容なので好きな人と受け付けない人にぱっくり評価がわかれるかと思います。
    …個人的にはううう、大好きー!ですが。
    ただまあ、巻末に収録されている番外編?で結局もう片方も少年をひろうのですが、状況が似てい

    1
    2012年06月24日
  • 忠誠の代償 ~聖なる絆~

    Posted by ブクログ

    皇太子である兄の策略により、「対の絆」であるインペリアルの繭卵は孵化が始まったが甥である皇太子の皇子が契約を結んでしまう。
    失意に沈むヴァルクート皇子。
    だが呼び寄せられる様に入った森の中で聖獣の卵を見つける。
    初めは自分との「対の絆」である筈が無いと部下達に触らせてみたが卵は無反応で、皇子にだけは光る。
    皇子としての立場からインペリアル以外と契約は出来ないと知りつつも孵化した聖獣に吸い寄せられる様に抱きしめ誓約を交わしてしまうヴァルクート。
    聖獣の名は「キリハ」とつけた。
    無位の小さな聖獣はやんちゃで皆に愛され成長していき、やがて王宮の知る所となる。
    自分と契約したせいで皇子の立場が悪くなっ

    1
    2012年06月12日
  • 誓約の代償 ~贖罪の絆~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作はひたすらモフモフに萌え滾ったのですが、こちらは趣が異なり、本当に痛くて悲しい。
    愛と憎しみが交錯するストーリーに胸が締め付けられ、運命に翻弄される二人にいつしか同化してしまい、涙なしに読み終えることが出来ませんでした。
    本編が切ない分、描き下ろしが本当にご褒美のように思えた!

    1
    2012年06月05日
  • 誓約の代償 ~贖罪の絆~

    Posted by ブクログ

    六青さんの本はいつも読んでて切なくなるのですが、これはいつもとは違った切ないお話でした。
    悲しいお話なのは覚悟して読みましたが、、、
    最後で救われた気はしますが、やっぱり切なかった。。。

    0
    2012年06月02日
  • 忠誠の代償 ~聖なる絆~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    代償シリーズ

    1巻:本作
    2巻:誓約の代償 ~贖罪の絆~
    以下続刊(2012.05現在)

    2巻と時間軸が並行しているので、併せて読むと世界観が広がってオススメです。

    1
    2012年05月04日
  • 空の涙、獣の蜜【特別版】

    Posted by ブクログ

    よかった!
    やけに二人の神獣が人間味あるように感じます。
    黛嵐を思わず応援したくなったのですが、なんだか2作目でホッとしました。

    1
    2012年04月14日
  • ruin ―傷―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     元気な時に読んでください。



    この一言に尽きると思います。もう、ガルドランの無償の愛が堪らん。カレスの自傷行為には辟易させられるけれど、一番はカレスの片思いの相手の鈍感さだと思う。
     お前領主ならもうちょっと周り見ろ(-_-♯)

    0
    2012年03月05日
  • 蠱蟲の虜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     重い。重い。重い。
    とにかく重い。人の想いが重いし、設定も重いし、扱いも重い…。

    こんなに疲れた本は後にも先にも稀で3本の指に入る。
    後のラブラブ感が少なく、救いが少ないのも特徴である。

    0
    2012年03月04日
  • 夕陽と君の背中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新書購入

     現代・学園物、だが。
     生々しいジュネ(ボーイズラブ)。
     受の子勇貴は健気に攻の子向陽を愛している。が、向陽はストレート。
     眠っているところを勇貴にキスされて、驚いて心無い言葉をたたきつけ、傷ついた勇貴はそのまま同性愛の先輩に誘われるまま寝てしまう。
     その後も、向陽は勇貴を無視したりするので、勇貴は自分を守るために、向陽を無視し始める。すると今度は突っかかってくる、向陽。(むかむかしますね、この攻)
     いいのは、顔だけですな、この攻。
     その後、はれて恋人同士になった二人。
     でも、向陽はホモだとばれたくない一心で関係を隠し、みんなの手前、ホモなんてキショイと言って勇貴を深

    0
    2011年05月29日