六青みつみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ新書購入
ボーイズ・ラブ。というか、ジュネ。
高校の頃、同級生の剛士に片思いをし、十年の歳月を親友として過ごした恂(受)。
魅力的な従弟に、片思い相手を取られたと思い込み、失意のまま逃亡。
健気だが、その相手をまったく信用していないところが、無夜のツボです。
っていうか、うちの受様によく似ているというか。
六青先生は、無夜にとって外れなしですな。
恂の完璧な逃げっぷりがすばらしいです。
ここまで周到に、好きな人から逃げようとする受ってそうそういませんよ。
「半月、もしかしたら一ヶ月ぐらい、出張だから」とにっこり笑って言って、一年の出向に。携帯電話は機種変更で、番号も替え、ア -
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「お願いだから・・・、オレを殺して」
何度呼吸困難になる思ったことか・・・。終始胸が苦しかったです。
そしてこの心苦しさが竹倉には堪らなかったり。。。
心やさしいけど不器用で鈍感な遊兵(カイル)×可哀想で不幸で可哀想な少年期・青年期を過ごす聡明で美しい子(リーン)
って感じでしょうか。物語はファンタジーです。そして光の螺旋シリーズ第2弾だったことを後から知りました。なんてこと!第1弾はいったいどれなのー
六青さんの作風は、BLCDで聴いた「蒼い海に秘めた恋」で知っていたので心して読み始めたのですが、予想通りというか、リーンがそれはそれは酷い目に遭います。遭いまくりです。なんだこりゃー!って感 -
Posted by ブクログ
山で老犬と一緒に暮らしている体に醜い痣を持つ健気系少年紫乃と、どこその領主様(謀反の疑いで追い出され、大怪我している)の話。
ツボでした。
かなり。
惜しむらくは後半痣が消えたところです。
そのまま痣だらけの姿だったなら、コンプレックスに付け込んで、したいほうだいだったのに。(こんなだから無夜は友達減ったんだ)
文句はそれぐらいで、痣のついた紫乃が可愛くて可愛くて!
無夜は自分の姿にコンプレックスのある男の子が「受」なのってすごく好きなんですよ。
他人が「うっ」と呻いて引くような子を、それでも愛す攻の視点で、その子を可愛がるのが無夜の喜びです
けなげ美少年見飽きてるから無夜そ -
ネタバレ 購入済み
1点だけが地雷だったようで。
不憫受け、健気受け大好きです。この物語も大筋では好みの物語ではあったのですが...。
どうにも耐えがたかったのがイリリア の母親の末路。残酷すぎ。極限状態だったことを表現するにしても、これはちょっと...。
そしてそれをさらっと受け流してあっけらかんと語れるイリリアが理解不能です。鳥の死をあれほど悔やみ嘆く優しい少年なはずなのに、とても不自然に思えます。
物語全体のほんの数行ですが、私にとってはこれがかなりの『地雷』だった模様。お陰でこれ以降は物語を楽しみきれませんでした。
この数行が無ければ好みの物語だったのに。残念。 -
ネタバレ 購入済み
後少し!
短編集!
前作を読んで、1番気になってモヤモヤしてたハルシャーニの事が書かれていたのですが…
王様にとことん無視されてたようで、少し溜飲が下がりましたが、やっぱりイリリアに直接謝罪して欲しかったなぁ〜、ま、優しいイリリアならすぐ許しちゃうってか、ハルシャーニのせいで追放になったなんて、思ってもないだろうけどね(笑)
あと、前作ではあまり見られなかった王様とイリリアのイチャ×2シーンが欲しかったかも!
短編集って事もあるんだけど、中途半端感が残ります。
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ネタバレ 購入済み
ん〜
イリリアに襲い来る災難が、あまりにも大き過ぎて涙なくては読めないところがありました。
王と良い感じにまとまってはありますが、イリリアの出自もまだハッキリしてないし… 王に呪いをかけたと騒いだハルシャーニのその後も気になるし…
中途半端感があるので、☆は3で!