内田幹樹のレビュー一覧

  • 操縦不能

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    面白い。
    前作「パイロット・イン・コマンド」と比べ、
    陰謀よりも航空機の操縦に重きを置いた。
    筆者の得意分野に全体を引き寄せることにより、
    前作よりもスピード感が出た。

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    2009年10月04日
  • 機体消失

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    久しぶりに小品ながら一日で読破。
    高嶋哲夫のようなにおいが一瞬する作品。
    人物が非常に魅力的に書かれている点が、
    評価できる。

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    2009年10月04日
  • 機長からアナウンス 第2便

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    前作より堅いとの声多し。
    でも私は2便のほうが引きこまれてしまいました。
    パイロット志望のそこの君は必読!?

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    2009年10月04日
  • 機長からアナウンス 第2便

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    第2弾。
    前巻に比べて社会問題を多く取り上げて
    全体的に堅い雰囲気です。
    かといって面白さが損なわれている訳ではなく
    コクピットに居る人しか知らないような
    エピソードでいっぱいです。

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    2009年10月04日
  • 機長からアナウンス

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    約20年ぶりの再読。
    国内線国際線の機長を務めた著者が、貴重なその体験や航空業界や空港の在り方を本音で語ったエッセイ集。
    現代はCAと呼びなわされているが、ここでは著者はスチュワーデスで統一している。
    「スチュワーデスとパイロットの気になる関係」や「飛行場のクセと離着陸の難しさ」や「パイロットを取り巻く環境」など、興味深いことばかり。
    航空会社に対しては、スチュワーデスを規則規則でがんじがらめにすることが「お客様第一」と考えているのはおかしいと、苦言を呈する。
    空港に関しては、伊丹空港、神戸空港、関西空港と三つの空港が近接し、関西空港には着陸の際様々な区域制限があって、ぐるっと大回りさせられる

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    2023年05月27日
  • 機長からアナウンス

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    自分の知る世界を、知らない人に伝えるのは骨が折れる。
    興味がないなら尚更だ。
    しかし、この語り草、引き込まれる。
    それだけ魅力的な人物なんだろう。
    もっと早く知りたかった。
    彼の弟も、彼の人生も、もっと深く知りたいと思った。
    勿論、空の事にも興味は尽きないけれど。

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    2023年05月12日
  • 拒絶空港

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    ネタバレ

    元パイロットの内田幹樹氏の最後の作品。序盤は航空会社のヒエラルキーが絡んでいて読み進みにくい。中盤以降はラストが気になり、あっという間に読破。肝心の着陸シーンが、あっさりしすぎ。えー、これで終わり?って感じ。

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    2021年09月23日
  • 機長からアナウンス

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    パイロットだった故内田幹樹さんの書く飛行機業界の実情。日本の管制や関西空港の問題に関する話は面白かった。

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    2020年10月28日
  • 機体消失

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    飛行機に関する専門的な話をすーっと読ませるのは筆者ならではです。訓練機を、しかも搭乗前から、あんなに簡単にハイジャックできるのだろうか?

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    2020年09月24日
  • 機長からアナウンス

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    パイロット出身の作家がパイロット事情について語るエピソード集。この職業をイメージすると、責任感の強い非の打ち所がないような人を想像するが、この本を読むとパイロットと言っても人間なんだな、と思わされる。コックピットの中では3S(Salary, Schedule, Sex)の会話が繰り広げられておる、パイロットとCAの関係は医者と看護婦のような関係とは似て非なる関係。。。などなど。次に飛行機に乗った時にはコックピットの中でどんなことが起こっているのか勝手に想像してしまいそう。

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    2017年01月09日
  • 機体消失

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    沖縄を主な舞台にした航空サスペンス小説。麻薬組織とパイロットが思わぬ接点でぶつかり、先が読めない展開へとつながる。元パイロットが書くだけあってコックピット内の描写などは臨場感あふれる。昔はジャンボジェットの訓練基地として機能していた下地島は著者にとって思い出深い土地なのだろう。この小説を読んで一度訪れたくなった。

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    2017年01月09日
  • 機長からアナウンス

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    パイロット・イン・コマンドが面白かったので、内田機長のエッセイを読んでみた。
    こんなに饒舌なパイロットがいたら、さぞ面白いだろう。
    とはいえ、何十年も空の安全を支えてきた人なので、主張はとても合理的である。
    パイロットは半年ごとのライセンスで、他の専門職よりも大変なのだなあ。

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    2016年08月11日
  • 機体消失

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    飛行機内でのパニック小説だと思ったのですが、沖縄の海やダイビングなどの話が多く
    それ程ハラハラもせず少しガッカリ。

    漁で獲れた貝や海老に物凄くそそられました。

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    2015年05月27日
  • パイロット・イン・コマンド

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    元機長が書いただけあって、機内、航空会社の内部事情等の描写は秀逸。エピローグの会社の乗務員に対する仕打ちは悲しい。

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    2014年09月14日
  • パイロット・イン・コマンド

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    突然起こったエンジン炎上で急遽一人で操縦することになった副操縦士・江波を主人公とした航空サスペンス。
    怪しげな人物も多く、ハラハラドキドキの連続で息が詰まりそうになった。関係者の処分には、納得いかないところもあり、しこりがちょっと残った。特に川口。。
    飛行機から見える景色の変化の描写がきれいで、今度飛行機に乗る時は窓からの景色も楽しもうと思った。と同時に、機内安全装備の説明を流し聞きしていたことに猛反省。

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    2014年06月29日
  • 機長からアナウンス

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    内田幹樹さんは、小説も上手いがエッセイも上手い。
    軽妙な語り口の中に誰もかけないような真実を上手く隠している。
    空港行政や官制に関する話は、一般の我々の目に触れにくいが、その道のプロフェッショナリティにかかるやバッサリ両断であり、「本当にこんなことでいいのか!」と行政が心配になる。

    著者が亡くなった後も静岡空港の件など箱モノ行政の弊害が続いており、根が深そうだ。嘆かわしいことである。

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    2014年01月18日
  • 機長からアナウンス

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    特にあらすじも読まずに何気なく手に取って。
    想像と違った(笑)。
    もっと、緊急事態を解説するような本かと思いきや、航空事情あれこれに関するただのコラムでした。

    まぁ、自分の周りにはパイロットやフライトアテンダントの知人はいないので、そういう意味では十二分に面白かったけれども(シミュレーションの話とか、部品の融通の話とかね)、でも、全体として特にテーマがある訳でもなし、なんとなーく、ふぅーん、で終了、という感じでした。

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    2013年05月30日
  • パイロット・イン・コマンド

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    元パイロットの内田幹樹さんのデビュー作でサントリーミステリー大賞優秀賞受賞作。航空小説ってあんまり見ないのですが、本作からは、航空機事故で出来るだけ犠牲者を少なくしたいという著者の願い、それには乗客の側も出来ることがありますよ、という真摯な姿勢を感じることが出来た。
    そのメッセージには強く共感するが、航空ミステリとしてはどうか。結末の中途半端な感じは否めないかなぁ・・・登場人物が多いわりに伏線が少ない気もするし、それぞれのその後がエピローグで十分に語られていない。
    これらを差し引いても、読み応えはあるし、カバーデザインが素晴らしいので、電車等でこれを読んでいるとカッコイイかもw。タイトルも素晴

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    2013年03月16日
  • 拒絶空港

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    ネタバレ

    なかなか具体的だし,現実味のある設定。
    しかしながら,ストーリーとしていまひとつな感じ。
    実話だったら「すげー」ってなるけど,フィクションだと思うとなんだか盛り上がりがなくて残念な感じ。

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    2013年03月14日
  • 機長からアナウンス

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    ネタバレ

     長年航空機のパイロットをしてきた作家が、航空業界の裏側を赤裸々に語ったエッセイ集。
     パイロットとフライトアテンダントの実情、専門家から見た航空機事故、パイロットならば誰でも体験する(?)「未確認飛行物体」との遭遇、過去に出会った忘れられない客のこと、日本の航空行政についてなど、関係者だったからこそ話せる裏事情が満載。
     航空業界に興味がある人なら、読んで損はない一冊。

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    2013年01月13日