あらすじ
元機長の著者が明かす航空に関する裏話、第2弾。急病人発生!でも医療関係者はけっこう乗っている?、ハイジャック――1人の乗客の命か、100人の乗客を守るのか、その時機長は?、CAの人気が高いのはどの会社!?……など、パイロットの給料から会社別CAの特徴まで、航空会社の内側を大暴露。飛行機に関するウラのウラが満載!
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Posted by ブクログ
前作に続き,第2作も読んでみた。
面白い!
飛行機にチョコチョコと乗っているが,裏側の世界を垣間見ることができる。
何気なく乗っている飛行機だが,実に多くの人に支えられて運航されていることがよく分かる。
また,安全のためにどんな取り組みがあるかなど,実際に機長をしていた人の話なので現実味もあり,とても面白い!
飛行機に興味ある人にはオススメ!
Posted by ブクログ
第1便に引き続いて刊行された。他のエッセイを書いたりしているグレートキャプテンに比べると、人間的というか。おおらかな人というか。
そういう人柄が垣間みれて、読んでいてとても楽しい。
Posted by ブクログ
乗り物の中でも飛行機はまだまだ非日常的なものではないだろうか。(少なくとも毎日の通勤にはまず使われないだろうし、夕飯の買い物を買いに行くのには乗らないし・・・)
そんな飛行機、エアラインのパイロットが書いた飛行機四方山話。 CAさんとのこと、サラリーのこと、空の安全を守る様々な部署や人々の話等々興味尽きること無し!
Posted by ブクログ
前作と比べると若干お堅い印象を受けました。ハイジャック対策、事故防止、JAL・JASの統合についてなどなど。今度長距離飛行(国際線など)の際は前作と第2便、2冊持って飛行機に乗り込みたくなりました。
Posted by ブクログ
著者もそうだけど、パイロットには引退後数年で亡くなられる方が少なからずいるらしい。誠に残念である。高層を飛ぶことで、宇宙線を被曝してしまうのだろうか。
「人間は誰でもミスを犯すから、事故は必ず起きるもの」という考え方に共感。
JRもそういう考え方を進んで取り入れるべきである。罰するだけでは事故は防げないのだから。
Posted by ブクログ
専門的な話が増えたけれど、軽いマニアならば十二分に楽しめる内容。返す返すもJAL破綻後にもう1本読みたかった。
興味深かったのは、乗客は飛行機から90秒で避難できるようになっていること、そしてハイジャックに遭ったときのCAさんの感想。
Posted by ブクログ
文章は気取らず偉そうな言い回しでもなく、作者は気さくな少年のような人だったのではないかと想像する。深い専門知識や業界の裏事情などたいへん興味深く勉強になった。結びの章のヒューマンエラーについては熱く語られていた。LCCについての記述が無かったのがやや残念だが、作者が他界されていることは、それ以上に残念。執筆中に死期を悟っていたのだとすると、様々な思いが交錯したのではなかろうか。
Posted by ブクログ
航空燃料の値上がりで航空業界の経営状況は、一段と厳しい状況にある。文庫本の出版から3年たったが、お客さま視点、セキュリティ、コストコンシャス(エコともいえる)な飛行・・・と著者の視点は色あせない。むしろ、輝きを増しているくらいである。
今年は、御鷹山の事故にあわれた方の遺品が展示されたとの新聞記事が出た。「日はまた昇る」に書かれた航空機事故の現状がちぎれた時計によってノフィクションであるという事実を我々に伝えてくる。
墜落事故こそないが、小さい事故やミスは新聞沙汰になることが増えてきた気がする。巻末に書かれた1件の重大事故のウラには、29件の軽傷事故と300件のヒヤリ・ハッがあるという労災の発生確率に関する「ハインリッヒの法則」でいけば、1件の重大事故がおこっていてもおかしくない状況と読み解くことも可能である。
作家 内田幹樹は亡くなったが、巻末に追記して残した警告は現役諸氏の心に刻まれんことを望むばかりである。
Posted by ブクログ
やっぱり本職の人が書いただけあっておもしろい本。
このシリーズは2作目。1作目を読んでこれを読んだ。
読んでてイメージがしやすい。何となくのイメージしかない職業なのにちゃんと絵が浮かぶ。
この2作目は、1作目よりも踏み込んだ内容になっているような気がする。
Posted by ブクログ
第2弾。
前巻に比べて社会問題を多く取り上げて
全体的に堅い雰囲気です。
かといって面白さが損なわれている訳ではなく
コクピットに居る人しか知らないような
エピソードでいっぱいです。
Posted by ブクログ
【パイロットもタイヘンだ】
楽な仕事はたぶんない。どんな職種もタイヘンだ。
元機長の航空にまつわるエッセイ。
いろいろ背景があっておもしろかった。
ハインリッヒの法則とか有名だよね。鉄道では決められたことをしっかりやっていれば事故はおきないという論理。だからおきたら当事者はタイヘン。人間は誰でもミスはおかすものという考え方は重要だなと。
Posted by ブクログ
前作と比べると、時事問題(JRの事故等)を取り扱っているので
少し重い内容もあるが、全体的に前作同様読みやすい本だった。
第3弾も読みたいと思っていたが、それが叶わないのが残念。