あらすじ
百億円相当のコカインを、小型機で密輸しようとする犯罪グループ。沖縄・下地島の自然に抱かれ疲れを癒す、ふたりのパイロット。結びつくはずのない両者が出会ったとき、事件は全貌を現した。激しい台風の中、忽然と姿を消したセスナの謎。そして、追いつめられた男たちによる訓練用ジャンボ機のハイジャック。世界一不運な副操縦士・江波順一は、恐るべき難局を打開できるのか?
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Posted by ブクログ
著者が急逝したため、シリーズ最終巻になった今作品。
まったく飛行機に乗っていないものの、パイロットの休日という感じで、これはこれで面白いです。
Posted by ブクログ
沖縄を主な舞台にした航空サスペンス小説。麻薬組織とパイロットが思わぬ接点でぶつかり、先が読めない展開へとつながる。元パイロットが書くだけあってコックピット内の描写などは臨場感あふれる。昔はジャンボジェットの訓練基地として機能していた下地島は著者にとって思い出深い土地なのだろう。この小説を読んで一度訪れたくなった。
Posted by ブクログ
飛行機内でのパニック小説だと思ったのですが、沖縄の海やダイビングなどの話が多く
それ程ハラハラもせず少しガッカリ。
漁で獲れた貝や海老に物凄くそそられました。
Posted by ブクログ
セスナは100億円の密輸品と消え、
訓練用ジャンボ機はハイジャックされた!
なのにこの緊迫感の無さはなんだ!?と思う。
悪党はどこか抜けてるし、被害者もなんか抜けてる…。前半の間延びした空気が駄目なのか。
空飛んでる時間も短いよおな…