平野卿子のレビュー一覧

  • 敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる

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    脳や考え方の仕組みを理解することで、
    不安な気持ちや偏った考えに傾向と対策としておさらばできる本。

    私はこの本に救われました。  

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    2025年10月22日
  • 最新版 肌断食 スキンケア、やめました

    ネタバレ 購入済み

    二十代で出会えて本当によかった

    私は小学生から化粧品に手を伸ばし始めました。
    すると中学生くらいから肌が荒れ始め周りの子は綺麗なのに自分だけと劣等感を覚えました。
    人一倍日焼け止めを塗ったりスキンケアをしてみたりと努力していたつもりでしたがその行動がますます肌荒れを招いていたと知りました。
    小さい頃何もケアしていない肌が一番綺麗だったり、ボディケアをサボっている腕の肌の方が綺麗なのはまさにスキンケアをしていないからだと理解したので今日からでもアイテム数を減らしてだんだん何もしないケアにしていけたらと思いました。
    化粧品市場がどんどん発展していくこの時代に本当に肌に必要なことをしれてこれからの自分の肌が楽しみになりました。

    #共感する #深い

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    2025年10月21日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    軽妙な語り口で、一方に肩入れしすぎることもなくフラットな視点で多様な切り口で女ことばを論じていて爽快でした!

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    2025年10月17日
  • トーニオ・クレーガー 他一篇

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    おすすめされた?本
    ドイツ文学は硬いイメージがあったけど、さくさく読めた。

    この世界に馴染めない 
    それでもトーニオは人生を愛し続ける 
    あなたもそんな気持ちを抱いたことがあったのですか?

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    2025年07月23日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    示唆に富んだ内容で新たに気づかされる事柄も多く大変勉強になりました。翻訳家の視点から語られる海外との比較も興味深かったです。一人でも多くの人に読んでほしいと思います。

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    2024年04月24日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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     ドイツ語翻訳者の著者が、翻訳するときに悩む日本語の性差について、西洋語と比較して、それまで気づかなかった日本語の特性について興味深く綴ります。日本語の曖昧な表現は、時として女性語が用いられ、またコンフリクトを避ける表現としても活用される言い回しが、外国人には難しく伝わります。開国から明治維新を通じて、本来差別的に扱われてきた女性語が、文明開化の時を経て、女性語として「女らしさ」の表現へと変わっていく様を、話し言葉や文学表現の中で、検証していきます。家父長制、男尊女卑、女性蔑視の意味合いで、「女」のつく漢字が作られます。嫉妬、「少年」と少女の対比での「少男」ではない矛盾、姦通罪、努力、怒りなど

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    2024年03月17日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    これは胸がすく思いで読んだ。違和感が解かれていく。

    「女も人だったの?」

    ずっと言葉尻に引っかかりを感じていたものの正体見たり。

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    2023年12月15日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    丸ごと一冊あちらこちらで、「言われてみれば、これもそうだ!。あれもそうだな!」の連続。私の場合、亡き母が“良家の子女”だったせいか、子どもの頃に乱暴な語尾を注意され続けたので、今でも話すときには「女ことば」を使いがち。これまでスルーしてきた言葉でもいろんな発見があって本当におもしろかった。
    ポリタス 瀧波ユカリさん推薦本

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    2023年12月15日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    ネタバレ

    著者が思春期のときに感じていたという“男の子に憧れる”気持ちと、しかし大人になってよく考えてみたら“女の子に対する抑圧に抗っていただけで、男の子になりたかったわけじゃなかった”という気付きに、ものすごく共感。
    性別違和に悩む女の子がいたら、まずは一旦落ち着いてこの本を読んでみるといいよ。

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    2023年12月10日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    平野卿子さんは翻訳家。ドイツ語・英語に長けている方です。

    日本語にするとき、どんな表現にするかで試行錯誤している。
    ドイツ語の名前は日本人には性別が分かりにくい。
    例えば、クルトとかイルムガルトなんてなじみがない。
    だから、クルト(男)には「腹が減った」、
    イルムガルト(女)には「お腹が空いたわ」としゃべらせたりする。

    「実際にはあまり使われていないのに、メディアや翻訳小説、映画の字幕や吹き替えに頻繁に登場する女ことばに違和感がある」
    という意見を最近聞くことが増えている。
    「女ことば」や「男ことば」は、翻訳する時には女性と男性の"役割語"として登場しやすくなるようだ。

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    2023年10月01日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    快調に楽しめたが、読めば読むほど日本語に自然に内蔵されているミソジニーに腹立ち呆れ、しかし第一言語として日本語がインストールされている身としては罵倒語を言うべき時に言える瞬発力をトレーニングすることと、あまりにも差別的な用語にNO(御主人とか奥様、とかね)と言い続けるしかないな…

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    2023年08月21日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    女性には、まったく悪態をつかない人がたまにいて、ああいう人はどうやって気持ちを発散しているのだろうと常々思っていた。言葉の汚い女性は嗜められるが、「うるせえんだよ」という言葉でしか表現できない感情がある。この本によると、「人を動かしたいとき、女ことばではお願いしかできません」とある。そうだよ。そうなんだよ。他にも、人称の問題など、性と言葉について考えるきっかけになった。

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    2023年08月05日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    女は女らしい言葉遣いを、という教えが体の芯まで染み付いている者にとって、目から鱗のことばかり。
    確かに少女と少年は非対称で、少年は少男じゃない理由がわからない。
    悪態をつくと人は苦境への耐性がアップするらしいので、時折強い言葉で悪態をつく自分を肯定したいと思った。

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    2023年07月28日
  • 敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる

    mk

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    希望が持てました

    書いてある内容を実際に試して、実感することができた部分があり、とても参考になりました。わたしもパニック障害になり、今後の自分に希望や自信が持てずにいました。この本を読んで完治させられるのではないかと勇気をもらいました。パニックで困っている方には、最新の技術ということも書いてあったので、読んで試してみる価値があると思うのでおすすめです!

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    2020年05月24日
  • 敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる

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    砂漠にいるペンギンの例えが良かった。合わない場所でそこに来た理由を考えたり薬を考えたりするのは不毛で、一刻も早く水のあるところへ!

    サイエンスに基づいた方法で、ひとつひとつ納得しながら読めたしやってみようと思えた。そして実際に効果を感じられて希望を感じられた。

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    2018年05月04日
  • トーニオ・クレーガー 他一篇

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    ネタバレ

    機会があって少し触れたところ、想像以上の面白さに一気にすべて読み切ってしまった。繰り返し読みたいと感じさせる作品で、今後愛読書になりそうである。
    「マーリオと魔術師」についてもその巧みな描写力に圧倒され、まるで自分もその場で催眠術にかかっているかのように空気にのまれながら、マーリオの登場と結末に向かうピンと張り詰めた空気に触れさせられたが、何よりも「トーニオ・クレーガー」が秀逸だった。言葉によるソナタと言う表現は的確で、完璧に構築された全体のなかでモチーフが美しく用いられ、心に迫った。貴重な作品である。
    この作品から我々が受け取るものは数多くあるだろうが、その中で「若きウェルテルの悩み」と通じ

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    2015年01月13日
  • トーニオ・クレーガー 他一篇

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    ネタバレ

    トニオ・クレエゲルの新訳ということで興味を持ち読んだ。混乱を招きやすい箇所はなるほどあからさまに書かれており理解しやすい。表題作も素晴らしいが、同時収録作品が強く印象に残る。想像以上に挿絵が多かった。

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    2014年03月17日
  • トーニオ・クレーガー 他一篇

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    とてもよかった。

    まずは、表題作『トーニオ・クレーガー』から。
    繊細で、感傷的で、扱いにくいこの感情を、何と呼ぼう。
    しかしその危うい心を、柔らかに緩やかに収束させるラストに、ほっとさせられる。

    「つまり、いまそこに座っているあなたはね、なんのことはない、要するに〈普通の人〉だってこと」

    トーニオが言われたこの言葉に、ショックを受けない少年少女が果たしているだろうか!
    そう、トーニオも迷子なのだ。私と同じように。彼もまた、〈迷子になった普通の人〉なのだ。

    そんなトーニオは、ささやかな故郷への旅に出る。そしてそれは、小さな決別と、大きな決意の旅となる。

    「危険をものともせず、偉大でデモ

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    2011年12月30日
  • トーニオ・クレーガー 他一篇

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    「トーニオ・クレーガー」、深く心に残る。
    芸術と生について、
    主人公が抱えている葛藤、美意識、憧れと卑下、渇望、迷い、
    そういうものを取り込んで、向かう人生。
    とてもパーソナルな、それでいて普遍的な、傑作。

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    2011年05月28日
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語

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    これも瀧波ユカリのブックリストから選んで読んでみた一冊。『無痛恋愛』の中で「女性の言葉には命令形がない」という話が印象に残っていたんだけど、それを補足するような内容で、興味深く読んだ。

    まず、いわゆる「女ことば」が日本の伝統のように思われがちだけれど、実は明治時代に生まれたもので、さらに時代が下るにつれて「女性らしく美しいもの」として形づくられていった - という冒頭から一気に引き込まれる。著者は、外国人が日本語の女ことばに困惑する様子を例に挙げたり、西洋には「女ことば」は存在しないけれど、言い回しとして性別的な特徴が現れるという視点でも分析していて、とてもわかりやすい。

    また、日本語に含

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    2025年07月17日